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ポルシェ整備 ポルシェ964〜ポルシェ993 エンジン進化 3/3
2011.07.06

引き続き、ポルシェ964とポルシェ993のエンジンの違いからエンジンの進化をご紹介します。ポルシェ964とポルシェ993のエンジンでは、ロッカーシャフトのカムハウジングへの固定方法も異なります。

ポルシェ 整備


ポルシェ964はシャフトの両端をボルトで締めることで、シャフト両端の太さが増してカムハウジングとの隙間を埋め、固定されます。

一方のポルシェ993はボルト2本でカムシャフトに直接固定されます。

ポルシェ 整備


このようにカムハウジングからロッカーシャフト、ロッカーアームの小さな部分を比較しても964から993へより効率的になるようエンジンが進化しているのがお分かり頂けたかと思います。

ポルシェ整備 ポルシェ964〜ポルシェ993 エンジン進化 2/3
2011.07.05

昨日に引き続き、ポルシェ964とポルシェ993のエンジンの違いからエンジンの進化をご紹介します。ポルシェ964とポルシェ993のエンジンでは、カムシャフトから押されるロッカーアームの先に付いたタベットの取り付け方法が異なります。

ポルシェ 整備


ポルシェ964は調整式となっており、エンジンを組む際に定められた位置で締めて固定します。一方のポルシェ993はバルブとのクリアランスを最適に保つよう油圧式となっています。

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仮にカムシャフトが何らかの原因で減って、ロッカーアームのタベット部分を押す力が減っても993の油圧式ですとクリアランスをある程度一定に保つことができます。

明日に続きます。

ポルシェ整備 ポルシェ964〜ポルシェ993 エンジン進化 1/3
2011.07.04

ポルシェ964とポルシェ993のエンジンのカムハウジング違いからエンジン技術の進化をご紹介します。ポルシェ964とポルシェ993のエンジンでは、ロッカーアームとロッカーシャフトにエンジンオイルを供給する方法が異なっています。


ポルシェ964はロッカーアームにエンジンオイルが吹き付けられ、ロッカーアームのオイル穴に溜まったエンジンオイルがロッカーシャフトに供給されます。

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一方、ポルシェ993はカムハウジングからロッカーシャフトに直接オイルラインが通っており、ロッカーシャフトからロッカーアームへとエンジンオイルが伝わります。

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ロッカーシャフトの表面に常にエンジンオイルが付着している必要があるので、993ではロッカーシャフトに直接エンジンオイルが供給されるように964からの改良が施されています。

明日に続きます。

ポルシェ整備 ポルシェ996 GT3エンジンのエアマスセンサー修理
2011.07.03

ポルシェ996 GT3エンジンのエアマスセンサーの故障の修理を行います。エアマスセンサーというのはエンジンへ吸入される空気の量を測るセンサーです。

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エアマスセンサーが何らかの原因で故障してしまうとコンピュータに正しい吸入空気の量が伝わらず、エンジンが正常に働かなくなります。今回のポルシェ996 GT3につきましても2000〜3000回転で加速が鈍くなり、4000〜5000回転に達するとリミッターが効いたようにエンジンが息継ぎをしてしまう症状が発生しておりました。

エアマスセンサーを新品に交換した後、コンピュータにパソコンを繋ぎ、エアマスセンサーとエンジンが正常な動作を行っているかを確認します。

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ポルシェ整備 キャタライザー遮熱版の腐食箇所の修理
2011.07.02

ポルシェ 993エンジンのキャタライザーの遮熱版に付いた錆を落とします。シルバーのキャタライザー遮熱版表面の薄ら黒ずんでいる部分が腐食箇所となります。

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チェーンハウジングと同様に遮熱版の表面を磨いて錆を落とし、錆止めを塗ってから塗装を行います。修理と同時に、錆の侵攻を防いで今後もキレイに乗っていただけるよう丁寧に作業を行います。

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