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ポルシェ整備 964カレラ 2 ブローバイホースの劣化
2013.11.19

 ポルシェ 964 カレラ 2 ブローバイホースの劣化の修理を行います。

ブローバイホースは以前にご紹介したブローバイガスの圧力を一定に保つためのパーツ「ブローバイバルブ」から右リアタイヤ前にあるオイルタンクまでを繋ぐホースです。

ポルシェ 整備


ブローバイホースはゴム製のパーツのため、経年劣化によって亀裂が入り、オイル漏れ等が起こりやすい場所です。
劣化したブローバイホースは新品に交換いたします。

ポルシェ整備 964カレラ2 ブレーキホースの理想的な交換サイクル時期は?
2013.11.18


ポルシェ 964 カレラ2のブレーキホースの劣化をご紹介します。

お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2は、発売から今年で約21年が経過しておりますが、
一度もブレーキホースが交換されておりませんでした。

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ポルシェ 964 カレラ2から取り外したブレーキホースを見てみると取り付け部分の金属がサビており、
また黒いゴム部分も劣化しているのが写真からもお分かり頂けるかと思います。

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ブレーキホースは、ブレーキペダルを踏んだ時にブレーキパッドに力を伝える保安部品です。
走行中、ブレーキホースにトラブルが発生すると重大な事故につながるため、とても厳しい安全基準が設けられております。従いまして安全基準のブレーキ性能を維持するためには、ブレーキホース交換を定期的に行わなければなりません。


では、理想的なブレーキホースの交換サイクルはどのぐらいなのでしょうか。

ムラタチューンでは、車検2回に付き、1回のブレーキホースの交換。
つまり4年に1回のペースでブレーキホース交換をおすすめしております。

4年以上ブレーキホースを交換されていないポルシェユーザーの皆様は、
一度点検に出されるのをお勧めいたします。

ポルシェ整備 964 クランクケースの加工の際の注意
2013.11.16

加工が終了したポルシェ 964のクランクケースです。アルミ本来の光沢感が出ています。写真を見て頂くとアルミテープと養生テープが貼ってあることが確認いただけます。これは加工時に出るアルミの削りカスがオイルラインに入るのを防ぐためです。



加工後はクランクケース全体を専用の洗い油で洗浄するため、この過程でほとんどの異物を除去することができますが、少しでもオイルラインに異物が入らないように加工前からテープでオイルラインを塞いでいます。

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ポルシェ整備 993 耐久性を考えたブレーキホースの交換
2013.11.15

 ポルシェ993のブレーキホースの交換を行います。

 

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通常はゴムのブレーキホースが取り付けられていますが、ステンメッシュのホースに交換します。ステンメッシュのブレーキホースの利点は、ゴム製のブレーキホースに比べ耐久性が高いことがあげられます。

 

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また性能面からも、ゴム製のブレーキホースですとブレーキを踏んだ時にブレーキホース内に満たされたブレーキフルードに加わる圧力をブレーキホース自体が膨らんで、吸収してしまうため、ブレーキを踏んだ力がそのままブレーキに伝わるとは限りません。

 

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ステンメッシュホースですとブレーキホース自体が膨らむことがほとんどないので、よりダイレクトなブレーキフィーリングを得られます。

ポルシェ整備 986ボクスター キーセグメントの不良
2013.11.14


ポルシェ 986 ボクスターのキーセグメントの不良の修理を行ないます。キーセグメントはキーシリンダーの奥に取り付けられており、キーをまわすことでイグニッションセグメントやハンドルロックの解除等を行なうパーツです。



キーセグメントがトラブルを起こすとキーが抜けなくなったり、オーディオやエアコン等が動き続けたままになるなどの症状が発生します。ポルシェ 986 ボクスターに多いトラブルのひとつで、キーセグメントごとアッセンブリー交換となります。

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キーシリンダーが装着される箇所

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この部分が上下することでハンドルロックが解除されます

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トラブルが起こりやすいイグニッションセグメント部分