ポルシェ整備 997 GT2 ブレーキ交換から構造の紹介 その1 2013.09.18
本日よりポルシェ 997 GT2 RSのブレーキローター交換を通じて、
997 GT2 RSに装着されている特殊なブレーキローターの構造をご紹介致します。
写真が、ポルシェ 997 GT2 RSに装着されているブレーキローターです。
ブレーキローター内側のベル部分をご覧ください。
ベルの内側で色が変わり、2層構造になっていることがお分かり頂けます。
外側の銀色の部分は一般的なスチール製ですが、内側の黒い部分はカーボンセラミックでできています。
これは「ポルシェ セラミック コンポジット ブレーキ」(略してPCCB)と呼ばれる特殊なブレーキシステムのパーツです。
100%スチールで作られているブレーキに比べて、このPCCBは非常に軽量で、耐久性に優れ、レスポンス性も優れています。F1などレースの世界では一般に使用されているカーボンブレーキを、市販車に利用できるようポルシェが開発した画期的なブレーキシステムです。
写真が、ポルシェ 997 GT2 RSに装着されているブレーキローターです。
ブレーキローター内側のベル部分をご覧ください。
ベルの内側で色が変わり、2層構造になっていることがお分かり頂けます。
外側の銀色の部分は一般的なスチール製ですが、内側の黒い部分はカーボンセラミックでできています。
これは「ポルシェ セラミック コンポジット ブレーキ」(略してPCCB)と呼ばれる特殊なブレーキシステムのパーツです。
100%スチールで作られているブレーキに比べて、このPCCBは非常に軽量で、耐久性に優れ、レスポンス性も優れています。F1などレースの世界では一般に使用されているカーボンブレーキを、市販車に利用できるようポルシェが開発した画期的なブレーキシステムです。
ポルシェ整備 964カレラ オーバーホールで一番時間を割く作業 2013.09.17
本日は、ポルシェ 964 カレラの3.6リッターのエンジンのカーボン落としをご紹介いたします。
ポルシェ整備 964 ウインドウウォッシャー液の噴出不具合 2013.09.16
ポルシェ 964 カレラ2 ウインドウウォッシャーのチェックバルブのトラブルをご紹介します。
ウインドウウォッシャーのチェックバルブとは、フロントウインドウやリアウインドウへウォッシャー液を
供給・噴出するバルブのことです。写真はフロントフード側から見たチェックバルブの取り付け箇所です。
お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2はウインドウウォッシャー液が一部噴出されていないバルブがありました。ウインドウウォッシャーのチェックバルブは、複数の形状がございます。
写真のチェックバルブは、ウインドウォッシャータンクに近い側にあるチェックバルブのためT字型の形状をしており、ここでウインドウに噴出されるウォッシャー液と残りのバルブへ流れるウォッシャー液に分岐されます。
ウインドウに噴出される側には逆流を防止する装置が付いており、流れが逆流することを防止しています。
この装置になんらかの不具合が発生し、流れをせき止めてしまったため、ウインドウウォッシャー液が噴出されないトラブルが発生しておりました。
ウインドウウォッシャーのチェックバルブとは、フロントウインドウやリアウインドウへウォッシャー液を
供給・噴出するバルブのことです。写真はフロントフード側から見たチェックバルブの取り付け箇所です。
お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2はウインドウウォッシャー液が一部噴出されていないバルブがありました。ウインドウウォッシャーのチェックバルブは、複数の形状がございます。
写真のチェックバルブは、ウインドウォッシャータンクに近い側にあるチェックバルブのためT字型の形状をしており、ここでウインドウに噴出されるウォッシャー液と残りのバルブへ流れるウォッシャー液に分岐されます。
ウインドウに噴出される側には逆流を防止する装置が付いており、流れが逆流することを防止しています。
この装置になんらかの不具合が発生し、流れをせき止めてしまったため、ウインドウウォッシャー液が噴出されないトラブルが発生しておりました。
ポルシェ整備 996ターボ トラブルが発生しやすい箇所 2013.09.15
ポルシェ 996 ターボのエンジンのトラブルが発生しやすいソレノイドバルブをご紹介いたします。
ソレノイドバルブはターボチャージャーとアクチュエーターを繋ぐパーツです。
写真を見て頂くと接合部に向けて曲っている/変形していることがおわかりいただけます。
この部分に長期的に負荷ががかかることによって、ソレノイドバルブが切れてしまう症状が
出ているポルシェ 996ターボをよく見かけます。
ポルシェ996ターボのトラブルが発生しやすい箇所のひとつです。
ポルシェ整備 993 エンジンの診断〜修理まで その5 2013.09.14
ポルシェ 993のエンジンの診断・修理を行っていきます。ロッカーシャフトとロッカーアームを取り外してカムシャフトを見ると表面に大きな傷があることが確認できました。
これは「虫食い」と呼ばれるトラブルで、エンジンを十分に動かしていなかったために、カムシャフトの表面からオイルコーティングが取れ、表面が腐食してしまいます。
カムシャフトは磨くことができませんので、新品に交換します。