新着情報

ポルシェ整備 964 経年劣化によるオイル漏れ修理 その2
2013.07.10

ポルシェ 964 カレラ 2 ブローバイホースの劣化の修理をご紹介します。

ブローバイホースは以前にご紹介したブローバイガスを右リアタイヤ前にある
オイルタンクまでを繋ぐホースです。

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ブローバイホースはゴム製のパーツのため、経年劣化によって亀裂が入り、オイル漏れ等が起こりやすい場所です。
劣化したブローバイホースは新品に交換いたします。

ポルシェ整備 964 経年劣化によるオイル漏れ修理 その1
2013.07.09


テーマ:ブログ
ポルシェ 964 カレラ2 パワーステアリングオイル漏れの修理をご紹介します。

写真をご覧くださいエンジンルーム内の黒いパーツが以前もご紹介したことのある
パワーステアリングオイルタンク、シルバーのパーツがパワーステアリングのオイルポンプです。

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オイルポンプから車体前部のステアリングラックにオイルを送るためのオイルラインからオイル漏れが
確認できました。写真を見ると一見オイル漏れが見られませんが、オイルラインを保護しているゴムチューブを切ってみるとオイルが黒く
滲み出していることがお分かりいただけます。

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オイルラインのもう一方を見てみるとこちら側は表面にオイルがしみだしているのが確認できます。
詳細なオイル漏れ箇所を確認するため、車体からパーツを車体から取り外しと洗浄を行います。

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ポルシェ 整備 964 空冷エンジンのオイルジェット不具合
2013.07.08

本日はポルシェ 964のエンジンのオイルジェット不具合をご紹介致します。

オイルジェットとは、オイルをシリンダー内のピストン裏側に噴霧状態にして噴射させる装置のことです。
写真の赤丸のパーツがオイルジェットです。

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正常であれば、下記写真のような形でオイルが噴射されるのですが、お客さまが持ち込まれた964のエンジンは、
2番ピストンに噴射するオイルジェットが不具合を起こしている状態でした。

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可能な限りの処置を施しましたが、噴霧状態が改選されなかったので、オイルジェットの交換を行いました。
下記が交換を行って取り外したオイルジェットの本体です。

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オイルを圧力でボールがバネを押すことによって、オイルが噴霧状態になりシリンダー内に噴射されるのですが、
内部で不具合が起こっており、オイルが正常に噴射されていませんでした。

ポルシェ整備 カイエン チェックエンジンランプの点灯原因
2013.07.07


本日は、ポルシェ カイエン ターボのオートマチックトランスミッションからのオイル漏れをご紹介致します。

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お客さまが持ち込まれたポルシェ カイエン ターボは、運転席にあるチェックエンジンランプが点灯している状態でした。チェックエンジンランプとは、エンジンに深刻なトラブルが起きた際、ドライバーに警告するためのランプです。

警告ランプが点いた原因を調査しますとオートマチックトランスミッションへ接続されている電気系パーツのコネクタ(カプラ)箇所からオイル漏れしていることがわかりました。


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オイル漏れの原因は隙間を密封するOリングの劣化です。

ポルシェ整備 993ターボ 深刻なトラブルに繋がるおそれのあるドライブシャフト破損
2013.07.06


本日は、ポルシェ 993 ターボのドライブシャフト破損の修理をご紹介いたします。

ドライブシャフトは、エンジン・トランスミッションからの動力をタイヤに伝える重要なパーツです。
走行中は常に大きな力を受けているため、消耗品のひとつとなります。

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メンテナンスせず、使用し続けると最悪の場合、シャフトが折れ重大なトラブルにつながります。

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ドライブシャフトは、デフ側(写真左・トランスミッション側)は分解・交換することができますが、ハブ側(写真右・ホイール側)は分解することができないため、ドライブシャフトごとアッセンブリー交換となります。