ポルシェ整備 993ターボ ミッションの修理 その1
2014.09.30
本日より「ポルシェ 993ターボ ミッションの修理」を数回に分けてご紹介していきます。
お客様が持ち込まれたポルシェ 993ターボのマニュアルトランスミッションを車体から取り外したところです。
トランスミッション先端のフロントケース側から写真を撮りました。
フロントケース下側が黒く汚れているのがご確認いただけます。典型的なオイル漏れの症状です。
フロントケースを取り外しました。するとフロントケースのメインケースとの接合面が変色し、オイルが滴っているのがご確認いただけます。この部分からオイル漏れを起こしていたことが確認できました。
明日に続きます。
ポルシェ整備 996カレラ 足回りの修理-スタビリンクの交換
2014.09.29
ポルシェ 996 カレラの足回りの修理を行っていきます。アップライトとショックアブソーバーを固定する「スタビリンク」の交換を行います。
スタビリンクは、サスペンションとショックアブソーバーを繋ぐ棒状のパーツです。スムーズに動く様、上下の取り付け部分はボールジョイントになっております。
ボールジョイント部分はゴムブーツでシールされておりますが、経年劣化でブーツが破れる等してボールジョイントが正常に働かなくなり、トラブルが発生しやすい箇所のひとつです。
ボールジョイント部にトラブルが起こると走行時にガタガタという振動や異音が発生します。
トラブルが起こったスタビリンクは新品に交換いたします。
ポルシェ整備 964エンジン バルブリテーナーのクラックチェック
2014.09.28
ポルシェ 964 3.8リッターエンジンのバルブリテーナーのクラック(亀裂)チェックを行っています。
赤色の浸透液をバルブリテーナー表面に塗布し、しばらく時間をおいて表面に浸透させます。その後、余分な浸透液を除去して、白色の現像液を表面に塗布します。バルブリテーナーに亀裂が入っているとその部分に浸透液が残り、亀裂を発見することができます。
亀裂が入ったバルブリテーナーは新品に交換します。
ポルシェ整備 993 GT3 RS用パーツを用いた予防整備
2014.09.27
ポルシェ 997 GT3のクランクプーリーを固定するボルトをご紹介します。
クランクプーリーはオルタネーターやクーリングファンを回すためのパーツで、以前、ご紹介させて頂いたように
クランクシャフト末端にボルトで取り付けられています。
今回お客様が持ち込まれたポルシェ 997 GT3は、オーバーレブによってボルトにゆるみが発生しておりました。
そこでムラタチューンでは、少しでもゆるみを防止するためにポルシェ 997 GT3 RS用の長いボルトの取り付けをオススメいたしました。写真の左側がポルシェ 997 GT3用のボルト、右側がポルシェ 997 GT3 RS用のボルトです。
ボルトが長い分、ゆるみづらくなります。予防整備のひとつです。
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2014.09.27
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