新着情報

ポルシェ整備 964カレラRS エンジンルーム内へ冷却 
2015.07.31

ポルシェ 964 カレラRSのエンジンルーム内への空気の流れをご紹介します。

エンジンルーム内への空気は車体後部のスポイラーから取り入れられます。
取り入れられた空気は、エンジンの燃焼と冷却に使われます。

ポルシェ 整備


エンジンの燃焼に使われる空気はエアインテークを通してエンジン内部に送られます。

ポルシェ 整備


冷却用の空気はクーリングファンを通じてエンジンルーム内を循環し、エンジンの冷却に使われます。

ポルシェ 整備


またエンジン下部を流れる空気はとても高温のため、エンジンの燃焼と冷却に使用することはできません。そのため、エンジン上部と下部は遮熱板によって区切られ、高温の空気がエンジンルーム内に入らない対策が施されています。

ポルシェ整備 996カレラ ミッションマウントの交換  
2015.07.30


ポルシェ 996 カレラのミッションマウントの交換を行います。ミッションマウントはトランスミッションを車体に固定するためのパーツで、振動を緩和させるためにゴムブッシュとなっております。
ポルシェ 整備
ミッションマウントはゴムを使用しているため、経年劣化によりひび割れたり、切れて破損することが多いパーツです。ミッションマウントのゴムブッシュが切れてしまうと、トランスミッション自体が振動することとなり、最悪の場合、トランスミッション内のギアの破損してしまう可能性があります。
ポルシェ 整備
破損したミッションマウントは新品に交換いたします。

ポルシェ整備 ボクスター ミッドシップエンジンの衝突安全装置 
2015.07.29

ポルシェの車体についている衝突安全装置をご紹介します。


本日ご紹介するのはポルシェの衝突安全装置のひとつで、
車体下部に取り付けられ、後部から衝突された際に衝突の衝撃でエンジンが
座席部分にまで押し出されるのを防止します。

乗員保護を目的としたパーツです。

ミッドシップエンジンのポルシェ ボクスターは
車体のクロスメンバー部分から出たワイヤーが衝突安全装置となります。

ポルシェ 整備

後部からの衝突時、このワイヤーがエンジンを引っ張ることで、
エンジンが座席部分にまで押し出されるのを防ぎます。

またリアエンジンのポルシェ 911はトランスミッションの上に
取り付けられたシルバーのパーツが衝突安全装置の役割を果たします。

ポルシェ 整備


後部からの衝突時に車体側に引っかかることで
エンジンが座席部分にまで押し出されるのを防ぎます。

ポルシェ整備 993ターボ 特徴的なリアサスペンションマウント 
2015.07.28

ポルシェ 993 ターボ サスペンションの交換を行います。ポルシェ 993 ターボの特徴として、リアのサスペンションを車体に固定するマウント部がエンジンルーム内にあることです。

ポルシェ 整備


そのため、リアのサスペンションを交換するためにはエンジンのインタークーラーやエアクリーナーを取り外す必要があります。

ポルシェ 整備

ポルシェ整備 993 エンジンの遮熱版の錆止め加工 
2015.07.27

ポルシェ 993のエンジンのキャタライザーをカバーする遮熱版です。

表面に付いた錆を落としていきます。シルバーのキャタライザー遮熱版表面の薄ら黒ずんでいる部分が腐食箇所となります。

ポルシェ 整備


チェーンハウジングと同様に遮熱版の表面を磨いて錆を落とし、錆止めを塗ってから塗装を行います。修理と同時に、錆の侵攻を防いで今後もキレイに乗っていただけるよう丁寧に作業を行います。

ポルシェ 整備