新着情報

ポルシェ整備 996カレラ ミッションマウントの経年劣化 
2016.01.31

ポルシェ 996 カレラのミッションマウントの交換をご紹介します。


ポルシェ 整備


ミッションマウントはトランスミッションを車体に固定するためのパーツで、
振動を緩和させるために内側がゴムで囲われた「ゴムブッシュ」となっております。

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ゴムブッシュのため、経年劣化によりひび割れたり、切れて破損することが多いパーツです。

ミッションマウントのゴムブッシュが切れてしまうと、トランスミッション自体が振動することとなり、
最悪の場合、トランスミッション内のギアの破損してしまう可能性があります

ポルシェ整備 73S-964 チェーン・スプロケット固定方法の違い 
2016.01.30

本日は、ポルシェ 911 73S~964のエンジンのカムシャフトの
チェーンスプロケットの固定方法の違いをご紹介します。

ポルシェ 911 73Sのチェーンスプロケットの写真です。

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大きなナットで固定されているのがお分かりいただけます。


一方ポルシェ 964のチェーンスプロケットは以下のようになっています。

ポルシェ 整備


ナットよりも効率的でより強固に固定されるボルトで固定されています。

ポルシェ整備 993カレラ 洗浄中に見つかった空気漏れ    
2016.01.29

本日は、ホイールからの空気漏れをご紹介いたします。

お客様がタイヤ交換のために持ち込まれたポルシェ 993 カレラ。
まずは交換前に各タイヤ毎の空気圧を測定を行ないました。

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すると左フロントタイヤを除いたタイヤは2.2kg/mm2であったにも関わらず、
左フロントタイヤだけが1.7kg/mm2と少ない値が測定されました。


この時点で、空気圧がなぜ少ないのか原因はわかりませんでしたが、
空気圧の測定に続いてホイールを洗浄を行っていると、左フロントホィールのリム周辺に
気泡ができていることが確認できました。


ポルシェ 整備


気泡ができているということは、その部分から空気が漏れているということです。
さらに詳しく調べた結果リムのゴムパッキンが劣化してタイヤ内の空気が漏れ、空気圧が減少していることがわかりました。

ポルシェ整備 996GT3 コンピュータ使った動作確認
2016.01.28

ポルシェ996 GT3エンジンのエアマスセンサーの故障の修理をご紹介いたします。
エアマスセンサーはエンジンへ吸入される空気の量を測るためのセンサーです。

ポルシェ 整備


エアマスセンサーが何らかの原因で故障してしまうとコンピュータに正しい吸入空気の量が伝わらず、
エンジンが正常に働かなくなります。

今回のお客様が持ち込まれたポルシェ996 GT3は

2000~3000回転で加速が鈍くなり、
4000~5000回転に達するとリミッターが効いたようにエンジンが息継ぎをしてしまう

症状が発生しておりました。

エアマスセンサーを新品に交換した後、コンピュータにパソコンを繋ぎ、
エアマスセンサーとエンジンが正常な動作を行っているかを確認します。

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ポルシェ整備 964カレラ2 ブローバイホースの経年劣化  
2016.01.27

ルシェ 964 カレラ 2 ブローバイホースの劣化の修理をご紹介いたします。
ブローバイホースとは以前にご紹介したブローバイガスの圧力を一定に保つための「ブローバイバルブ」 から右リアタイヤ前にあるオイルタンクまでを繋いでいるホースのことです。

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ブローバイホースはゴム製のパーツのため、経年劣化によって亀裂が入り、オイル漏れ等が起こりやすい場所です。
劣化したブローバイホースは新品に交換いたします。