新着情報

ポルシェ整備 996 カレラ(右ハンドル) ガソリン漏れの原因:ガスケットの修理・交換   
2016.10.31

ポルシェ 996 カレラ(右ハンドル)のガスケットのトラブル確認を行います。

ガスケットは燃料タンクの入口に取り付けられていおり、気密性を保つために用いられる固定用シール材です。

ポルシェ 996 カレラ(右ハンドル)の燃料タンクの入口は、右フロントタイヤハウス内にあり、給油口からタンクまではアルミパイプで結ばれています。
 
 


写真はアルミパイプを取り外した状態です。燃料タンク入口のガスケットが一部剥がてしまっているのが、確認いただけます。これはガスケット外側にある鉄のスリーブがサビてしまったためです。ガスケットが剥がれてしまった部分からはガソリン漏れが発生しておりました。
 
 


この部分だけを修理することはできませんので、燃料タンクごとアッセンブリー交換となります。

ポルシェ整備 993カレラ センターガーニッシュの不具合   
2016.10.30

ポルシェ 993 カレラ センターガーニッシュの不具合確認を行います。

センターガーニッシュはリアの左右のライトにある赤いパーツで、バンパーに固定されており、センターガーニッシュが動いてしまうことはありません。
 
 


今回のポルシェ 993 カレラはセンターガーニッシュにガタ出ており、手で押すだけで動いてしまう状態でした。
原因を探るとガーニッシュを固定するステーとバンパーとを繋ぐ複数のリベットが抜けかかっていたり、無くなったりしていました。
 
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本来はしっかりと固定され、動かない部分なので、手で力を入れて動いてしまうようだとこの不具合である可能性があります。

ポルシェ整備 993 予防整備を兼ねた性能/耐久性の高いブレーキホースへの交換    
2016.10.29

ポルシェ 993のブレーキホースの交換をご紹介いたします。

ポルシェ 993はじめ、ポルシェの車には通常はゴムのブレーキホースが取り付けられていますが、ムラタチューンでは、ステンメッシュのホースに交換をオススメしております。
 
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ステンメッシュのブレーキホースの利点は、ゴム製のブレーキホースに比べ耐久性が高いことがあげられます。

また性能面からも、ゴム製のブレーキホースですとブレーキを踏んだ時にブレーキホース内に満たされたブレーキフルードに加わる圧力をブレーキホース自体が膨らんで、吸収してしまうため、ブレーキを踏んだ力がそのままブレーキに伝わるとは限りません。
 
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ステンメッシュホースですとブレーキホース自体が膨らむことがほとんどないので、よりダイレクトなブレーキフィーリングを得られます。

ポルシェ整備 964 カレラ2 クーリングファンカバーの破損修理   
2016.10.28

ポルシェ964 カレラ2 エンジンのクーリングファンのカバーの破損の修理をご紹介します。

クーリングファンカバーはクーリングファンで集めた空気を滞りなくエンジン表面に供給するために取り付けられています。
 
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クーリングファンカバーはゴムと樹脂でできており、エンジンに近く熱の影響を受けやすいため、特にゴム部分が経年劣化により破損し、穴が開いてしまうことがあります。
 
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空冷エンジンの肝であるクーリングファンのカバーが破損してしまうとエンジンの冷却性能が落ちてしまい、エンジン本体のトラブルを引き起こしてしまう可能性が高くなります。空冷エンジンにとってとても重要なパーツです。

ポルシェ整備 996 GT3 複数箇所のオイル漏れ修理 その2 
2016.10.27

引き続き、ポルシェ 996 GT3のオイル漏れの修理を行います。
ポルシェ 996 GT3から取り外したトランスミッションのクラッチ側を見ると黒く汚れていることが確認できます。
これはトランスミッション内部のギアオイルが、インプットシャフトシール劣化のため、クラッチ側に漏れていることが原因です。
 



インプットシャフトシールからのオイル漏れは外側からは確認しにくいため、車体からトランスミッションを外した際に点検・修理を行います。
 

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