ポルシェ整備 928・GTS 冷却ファン~ヒューズのトラブル その1 2017.04.30
ポルシェ 928 GTSの冷却ファン~ヒューズのトラブルです。
ポルシェ整備 気づきにくいパーキングブレーキの摩耗 2017.04.29
本日はパーキングブレーキ(サイドブレーキ)の減りについてご紹介いたします。
特にポルシェ 964やポルシェ 993近頃、件数が多くなってきたトラブルのひとつです。
パーキングブレーキを引いた際に
■異音がする
■効きが悪い
■引き白が多い
といったような症状が出ている場合は、パーキングブレーキがすり減っていると考えられます。
パーキングブレーキの減りは外からはチェックすることができないため、どの程度減っているのかすぐに確認することができません。
上記の症状が出ているお客様は、一度点検に出されてはいかがでしょうか。
ムラタチューンでパーキングブレーキを交換されたお客様の写真をご紹介いたします。
パーキングブレーキのブレーキシューです。
このブレーキシューがブレーキローターの内側に接触することで、ブレーキがかかります。
写真をご覧いただくと表面が劣化し、ヒビ割れているのがお分かりいただけます。
次に左右のブレーキシューを並べた写真です。
先程のブレーキシューは劣化しているものの、まだシューが残っておりましたが、もう片方はシューが完全になくなってしまっております。
またブレーキシューが無くなっていた方のブレーキローターの写真です。
接触面が削れて傷があることがお分かりいただけます。
パーキングブレーキを引いた際に
■異音がする
■効きが悪い
■引き白が多い
といったような症状が出ている場合は、パーキングブレーキがすり減っていると考えられます。
パーキングブレーキの減りは外からはチェックすることができないため、どの程度減っているのかすぐに確認することができません。
上記の症状が出ているお客様は、一度点検に出されてはいかがでしょうか。
ムラタチューンでパーキングブレーキを交換されたお客様の写真をご紹介いたします。
パーキングブレーキのブレーキシューです。
このブレーキシューがブレーキローターの内側に接触することで、ブレーキがかかります。
写真をご覧いただくと表面が劣化し、ヒビ割れているのがお分かりいただけます。
次に左右のブレーキシューを並べた写真です。
先程のブレーキシューは劣化しているものの、まだシューが残っておりましたが、もう片方はシューが完全になくなってしまっております。
またブレーキシューが無くなっていた方のブレーキローターの写真です。
接触面が削れて傷があることがお分かりいただけます。
ポルシェ整備 996 カレラ フロントフードの開閉不具合 2017.04.28
本日は、ポルシェ 996 カレラのフロントフードが開かなくなるトラブルをご紹介いたします。
フロントフードは、運転席横にあるボタンを押すにモーターに信号が送られ、
モーターがワイヤーが引っ張りフードが開く仕組みとなっております。
今回お客様が持ち込まれたポルシェ 996 カレラはなんらかのトラブルで、
信号がモーターに送られず、フードが開かなくなっておりました。
ポルシェにはスイッチでフロントフードが開かなくなったとき、フロントフードを開くため装置
「エマージェンシーワイヤー」が取り付けられています。
車種によってその場所は異なりますが、ポルシェ 996 カレラの場合は、
右フロントのライナーを取り外したところにあります。
エマージェンシーワイヤーを引っ張ることで、フロントフードが開きました。
ポルシェ整備 993 エンジンマウントの違いによるエンジンのフィーリング変化 その2 2017.04.27
昨日に引き続き、ポルシェ 993のエンジンマウントの違いをご紹介いたします。
「ポルシェ社純正のレーシングタイプのエンジンマウント」は、鋳物で作られており、レース用車両向けに設けられたパーツです。
またレーシングタイプのエンジンマウントについてはポルシェ純正品以外にも、アルミ製の社外品エンジンマウントなどが発売されております。
なぜ、ポルシェ純正品は鋳物なのか?ここにポルシェ社のこだわりがあります。
エンジンマウントについては・・・
クッション機構の少ないものに変えることによってエンジンの軽快さや加速感は増加します。
しかしながら、クッション機構がないことによってエンジンの振動や音が直接車体に伝わってしまうため、
その分、乗り心地は悪くなります。
好みに合わせたエンジンマウントをお選びいただき、より快適にポルシェをお楽しみください。
ポルシェ整備 993 エンジンマウントの違いによるエンジンのフィーリング変化 その1 2017.04.26
ポルシェ 993のエンジンマウントの違いをご紹介いたします。
以前に「ポルシェ 968のエンジンマウント 」のブログでもご紹介いたしましたが、エンジンマウントを変えることで、エンジンの軽快さや加速感などまるでエンジンチューニングをしたかのようにフィーリングが変わります。
写真はポルシェ 993 カレラのエンジンマウントです。
シルバーの盛り上がった部分にはショックを吸収するクッション機構となっております。
続いてポルシェ 993 RSのエンジンマウントです。
ショックを吸収するクッション機構が小さなっています。
最後に、ポルシェ社純正のレーシングタイプのエンジンマウントです。
これはリジットマウントと呼ばれ、クッション機構がまったくなく直接車体に取り付けられる形となっております。
明日に続きます。