新着情報

ポルシェ整備 928エンジン アイドリング状態が維持できないエンジントラブル 3
2013.12.26

本日も引き続き、ポルシェ 928 エンジン不調のトラブルをご紹介します。
今回、問題があった「スロットルセンサー」を分解しました。

ポルシェ 整備


アクセルを踏んだ時、その開度に合わせてスロットルセンサーの中央が回転仕組みとなっており、
全閉時にはマイクロスイッチを。全開時には、接点同士が触れ合う仕組みになっております。
左が全閉時、右が全開時の写真となります。

ポルシェ 整備 ポルシェ 整備


分解してみると全閉時のマイクロスイッチが正常に働いていないことがわかり、
トラブルの原因がはっきりとわかりました。

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ポルシェ整備 928エンジン アイドリング状態が維持できないエンジントラブル 2
2013.12.25

本日も引き続き、ポルシェ 928 エンジン不調のトラブルをご紹介します。
ポルシェ 928のエンジンルームです。今回、問題があった「スロットルセンサー」は写真のインテークマニホールドの下にあります。したがいましてスロットルセンサーを取り外すためにはインテークマニホールドを取り外す必要があります。

ポルシェ 整備


インテークマニホールドやスロットルセンサーなどを取り外した状態の写真です。


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ムラタチューンではトラブルに直接関係ない箇所であっても、
一旦車体から取り外したパーツは必ず分解・洗浄を行っております。


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明日に続きます。

ポルシェ整備 928エンジン アイドリング状態が維持できないエンジントラブル 1
2013.12.24


ポルシェ 928 エンジン不調のトラブルをご紹介します。

お客様が持ち込まれたポルシェ 928は走行時は問題ないものの、
停車時などでアイドリング状態が維持できず、エンジンが止まってしまう症状が発生しておりました。


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調べてみるとアクセルがどれだけ開いているかをコンピューターに送る
「スロットルセンサー」に問題があることがわかりました。

ポルシェ 928のスロットルセンサーはアクセルが全開か全閉の2つの状況で、
コンピューターに信号を送る仕組みになっています。

ですが、今回のスロットルセンサーは全閉時にコンピューターに送るべき信号を出しておらず、
その結果エンジンが止まってしまう症状が発生しておりました。

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明日に続きます。

ポルシェ整備 996GT2 ブレーキ・キャリパーのオーバーホール
2013.12.23


本日は、ポルシェ 996 GT2のブレーキキャリパーのオーバーホールをご紹介します。

レーシングタイプのポルシェ 996 GT2 ブレーキキャリパーはキャリパーピストンが6個付いた6ポッドのブレーキとなっております。

ポルシェ 整備 ポルシェ 整備


キャリパーピストンを一つずつ取り外し、新品のキャリパーピストンに交換します。

ポルシェ 整備 ポルシェ 整備
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ブレーキキャリパーの交換は通常はキャリパーごとの、アッセンブリー交換となりますが、
ムラタチューンではこのようにオーバーホールを行っております。

ポルシェ整備 エンジンルーム外のバッテリー 928
2013.12.22


昨日のポルシェ カイエンに続きましてポルシェ 928のバッテリー搭載位置をご紹介します。


ポルシェ 928もポルシェ カイエンと同じようにバッテリーはエンジンルームの中に収められておりません。
ポルシェ 928のバッテリー搭載位置は後部の車体下に取り付けられています。写真は車体下部から見たバッテリーケースです。

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ジャンピングやバッテリーに充電が必要になった場合の端子は、エンジンルームの中にあります。
写真赤丸部分がプラス端子です。マイナスは端子は設置されておらず、ボディ自体がマイナス端子の役割を果たします。

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