ポルシェ整備 986・ボクスター オイルフィーラーネックからのオイル漏れ修理 2016.05.26
ポルシェ 986 ボクスターのオイルフィラーネックからのオイル漏れ修理です。ポルシェ 986 ボクスターはエンジンが車体の真ん中にあるミッドシップレイアウトのポルシェです。
ポルシェ 986 ボクスターのエンジンオイルの給油口がリアのトランクの中にあり、給油口からエンジンまでは
長い管で結ばれています。この長い管がオイルフィーラーネックです。
オイルフィーラーネックのつなぎ目部分からオイル漏れを起こすことが非常に多いパーツです。
またエンジン上部をオイルフィラーネックが通っている(写真参照)ため、漏れたエンジンオイルがエンジンルーム内に溜ってしまい、オイル漏れが発見しにくい箇所です。
ポルシェ整備 964 リアサスペンション・アッパーマウントの経年劣化 2016.05.25
ポルシェ 964のリアサスペンションを取り付けるアッパーマウントの経年劣化です。
リアのアッパーマウントは、フロントのアッパーマウントに比べるとステアリングを切ることがないため、負担が小さいパーツです。
ですが、ポルシェ964は最初のモデルが発売開始されてから約22年経過しているため、
経年劣化によってアッパーマウントが切れる症状が多く発生しています。
またポルシェ964の次のモデルであるポルシェ993にも同様の症状が見られます。
ムラタチューンでは点検の際、必ずこの部分の確認を行っており、
症状が見つかれば交換をお勧めしております。
ポルシェ整備 986・ボクスター 冷却水漏れの修理 2016.05.24
ポルシェ 986 ボクスターの冷却水漏れです。
リヤトランクフードを開けるとフードの裏に水滴がびっしりと付着していました。
エンジンの冷却水漏れもしくは雨漏れなど何らかのトラブルが発生している可能性があります。
水滴が付着した場所とトランク内部との位置関係からすると冷却水リザーバータンクからの水漏れが推測出来ます。画像の大きく黄色いキャップはエンジンオイル注入口、黄色で小さくみえるのはオイルレベルゲージ、青いキャップがリザーバータンクキャップ(いわゆるラジエターキャップ)です。キャップはとてもきれいですし、単体チェックをしても作動は良好でしたので、水滴の原因では無いと判断出来ます。
年式の新しい車両は、オイル注入口のキャップが黒い物に変わります。各キャップの下にプラスチックのプレートでカバーされた部分が有り、プレートを外してみますとこのようになります。今まで隠れていたところに見えていますのが、冷却水エア抜きバルブです。そして画像では確認できませんがバルブ横には万が一、キャップなどから冷却水が噴出した時の為に外部に通じるドレーン穴が空いています。
少し洗浄してしまった状態ではありますが、周りのボルトに錆が確認出来ます。そして白くなって見えているのが乾燥して粉状になった冷却水です。実際にはバルブ一周びっしりと粉を噴いているような状態でした。
漏れて蒸発した冷却水が水蒸気となり、フード裏に付着していた事例でした。トランクルームとリザーバータンクとはゴムのリップで仕切られていますのでフード裏の限られた部分だけに水滴が付いていましたが、リップにも不具合があった場合「トランク内部がカビだらけ」なんて事になりかねませんので、フード裏の水滴を見つけましたら即修理が不可欠です。
エンジンの冷却水漏れもしくは雨漏れなど何らかのトラブルが発生している可能性があります。
水滴が付着した場所とトランク内部との位置関係からすると冷却水リザーバータンクからの水漏れが推測出来ます。画像の大きく黄色いキャップはエンジンオイル注入口、黄色で小さくみえるのはオイルレベルゲージ、青いキャップがリザーバータンクキャップ(いわゆるラジエターキャップ)です。キャップはとてもきれいですし、単体チェックをしても作動は良好でしたので、水滴の原因では無いと判断出来ます。
年式の新しい車両は、オイル注入口のキャップが黒い物に変わります。各キャップの下にプラスチックのプレートでカバーされた部分が有り、プレートを外してみますとこのようになります。今まで隠れていたところに見えていますのが、冷却水エア抜きバルブです。そして画像では確認できませんがバルブ横には万が一、キャップなどから冷却水が噴出した時の為に外部に通じるドレーン穴が空いています。
少し洗浄してしまった状態ではありますが、周りのボルトに錆が確認出来ます。そして白くなって見えているのが乾燥して粉状になった冷却水です。実際にはバルブ一周びっしりと粉を噴いているような状態でした。
漏れて蒸発した冷却水が水蒸気となり、フード裏に付着していた事例でした。トランクルームとリザーバータンクとはゴムのリップで仕切られていますのでフード裏の限られた部分だけに水滴が付いていましたが、リップにも不具合があった場合「トランク内部がカビだらけ」なんて事になりかねませんので、フード裏の水滴を見つけましたら即修理が不可欠です。
ポルシェ整備 カイエン エンジンのミスファイア原因と対策 2016.05.23
本日は、ポルシェ カイエン イグニッションコイルのひび割れをご紹介いたします。
ポルシェ整備 多くのポルシェ ドアミラーの振動原因と対策 2016.05.22
ドアミラーの固定ボルトをご紹介いたします。