981 ボクスターの水漏れ 2019.02.12
無料点検で入庫した981ボクスターに水漏れが発見されました。
本来なら弊社が修理を行うのですが、1ヶ月前に他の修理工場で12ヶ月点検を受けていました。
既にその箇所から滲んでいたのかもしれません。点検をした工場に連絡をして、再入庫して頂くことになりました。
このように、発見し難い故障箇所が存在します。一概に修理工場が悪いというわけではありませんが、人が点検するため見落としたのかもしれません。
愛車の不具合を早急に気づくには複数の修理工場で点検を行い、一番多く不具合箇所を発見することのできた修理工場に整備を任せることをお勧めします。
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”弊社のおすすめするチューニング-2” 2019.02.05
過去に投降した記事の再掲です。
現在オーバーホールを進めているナローポルシェのエンジンもこの記事に書いた通り、軸受部品の加工を行い組付けの準備を進めています。バリ取りや各種部品の測定などどれも基本的なことですが、時間と根気を要する作業です.ぜひご覧ください.
997 ドライブシャフトオーバーホール 2019.02.03
997の下回りを点検したところ、ドライブシャフトブーツに劣化による亀裂が確認されました。
ブーツの蛇腹を広げてみると、谷の部分に劣化による小さなひび割れが多数見受けられます。走行時にはタイヤで巻き上げられた泥水が常にかかり、見た目は綺麗でも、よく見るとこのように劣化をしています。
ドライブシャフトを分解をしている画像です。デフ側のカバーを外すと充填されているグリスがゆっくりと垂れてきました。このグリスは、高速で曲げられるボールジョイントを保護するために充填されています。
ブーツが破れると当然グリスが下回りに撒き散らされ付着します。破れたまま放置するとドライブシャフトが焼きつき最悪の場合、折損する恐れがあります。
グリスを全て拭い、取り外して洗浄した部品です。
組み立ててグリスを充填し、シーリングをして完成です。シーリングが不十分だとグリス漏れを引き起こすため確実な作業が求められます。
この997も初年度登録から11年が経過しています。
ご自分の愛車は問題ないと考えている方は、是非点検をお勧めします。
部品の劣化は意外と進んでいることが見落とされがちです。壊れる前に劣化した部品を交換することで、特にサーキット走行をされる方はもちろん、一般道を走られる方も思わぬトラブルに見舞われないために、一年に一回は点検することをお勧めします。
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