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993 ガソリンタンクに発生した錆-2
2019.03.07

先日の投稿の続きです。(URL)

ガソリンタンクの中を洗浄し、フューエルフィルターとタンクゲージ(燃料の量を測る部品)を取り外しました。
この画像はフューエルフィルターに詰まった錆です。ご覧のように、拡大して撮影しないと見えないほどの細かい錆が付着しています。この小さな錆でさえ、燃料系統の部品に入り込むと故障の原因になります。


また、画像のタンクゲージの左は新品ですが、右は円筒の内部に、燃料が酸化して発生したワニスと錆が詰まっています。タンクゲージの中には、液位によって上下に動作する部品が入っています。その部品の周りに錆などの異物が入り込むと動きが鈍くなり、正確に燃料の測定ができなくなります。


このように燃料系の部品は、長期に渡り車に乗らず放置しておくことで、平易に言うとガソリンが腐ります。タンク内の錆は結露によって発生するため、仕方ない場合も多いですが、定期的に車を動かすことで、機関を美しく保つことができます。
動体保管を心がけると良いですね。










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