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バルブタイミング調整
2020.06.03

オーバーホールしたエンジンのバルブタイミング調整を行いました。

今回は使用した機器の一部を紹介します。

このエンジンには吸気側のカムにバリオカムと呼ばれる可変バルブタイミング機構が設けられているため、

画像左に見えるスプロケットを固定する棒状のホルダーを用いて調整作業を行います。

中央に見える針のついた計器はダイヤルゲージと呼ばれる測定器で、ピストンが上がりきる位置(上死点)を測定しています。

また設置する位置を変更するとバルブの開閉量/リフト量の測定も行うことができます。

概要は、この二つを使いバルブタイミングの調整を行います。

この作業のポイントはダイヤルゲージを見ながら規定値に収めることですが、豊富な経験を必要とします。

不慣れな場合は、大いなる努力と根気を必要とします。

規定値に収めて終了しました。