新着情報

ポルシェ整備 964カレラRS より耐久性の高いパーツへの交換・加工 
2015.01.21

本日は、ポルシェ964 カレラRSのオイルタンクから右フロントのオイルクーラーまでを繋ぐオイルホース・オイルパイプの交換をご紹介いたします。


ポルシェ964のオイルホースはゴム製、オイルパイプは金属でできており、一体成型のパーツとなります。
通常の交換ですとオイルホース・オイルパイプすべて(右リアタイヤ前のオイルタンクから右フロントタイヤ前のオイルクーラーまで)を交換しなければいけません。

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しかしながらオイルホース・オイルパイプが一体成型のためパーツ自体が高価なこと、またゴム製のオイルホースが劣化していてもオイルパイプはそのまま使用できる場合があるので、ムラタチューンではオイルホースのみを耐久性の高いステンメッシュホースに交換することをオススメしています。

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ただ交換作業は通常のパーツと同じようにはいきません。
元々一体成型のパーツのため、オイルホースのみを交換・加工するには熟練された技術が必要となります。

ポルシェ整備 996カレラ バンプラバー(足回り)の経年劣化 
2015.01.20

ポルシェ 996 カレラの足回り・パンプラバーの交換をご紹介いたします。


バンプラバーは、路面の凹凸によってショックアブソーバーが跳ね上げられたとき、
車体に底付するのを防止するパーツで、ショックアブソーバーと車体の間に取りつけられています。

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パンプラバーはゴムでできているため、経年劣化によって硬化・劣化し衝撃を吸収する機能がなくなってきます。
写真の左が交換前、右が新品です。交換前のバンプラバーは黒く変色し、ゴムが劣化しているのがお分かりいただけます。

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劣化したパンプラバーは新品に交換します。

ポルシェ整備 964カレラ2 ブレーキフルードのエア抜きバルブの錆 
2015.01.19


ポルシェ 964 カレラ2 ブレーキフルードのエア抜きバルブをご紹介します。
ブレーキフルードのエア抜きバルブは、ブレーキフルードの中に入った空気を抜くためのバルブです。
写真のようにブレーキキャリパーに取り付けられています。

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お客様のポルシェ 964 カレラ2から、ブレーキフルードのエア抜きバルブを取り外しました。
写真を見て頂くとバルブの中央部分がサビていることがお分かり頂けるかと思います。

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この状態のまま放置しておくとサビが進行していきくと、エア抜きバルブが折れてしまう可能性があり、
ブレーキキャリパーから取り外すことができなくなります。

ブレーキフルードのエア抜きバルブは、ブレーキフルードを交換するときに外す必要がありますので、
折れてしまうとブレーキフルードの交換そのものができなくなってしまいます。

ブレーキフルードは2年に1度の車検の際には、必ず交換しなければいけませんので、
その際にブレーキフルードのエア抜きバルブにサビがあれば早めに新品に交換して頂くことをオススメします。

ポルシェ 整備 993 インタークラーのプレッシャーホースの予防整備  
2015.01.18

ポルシェ 993 ターボのプレッシャーホースの予防整備を行います。

プレッシャーホースはインタークラーからタービンまでを繋ぐターボ搭載車には欠かすことのできないホースで、
走行中、常時高い圧力がかかるパーツです。

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ゴム製のプレッシャーホースは、経年劣化や熱による疲労によってひび割れや切れてしまうことがあり
特にインタークーラーとタービンとの接続部分に発生しやすいトラブルです。ひび割れや切れが発生するとその部分から圧力が抜けてしまい、パワーが出なくなります。

ムラタチューンでは、プレッシャーホースの接続部分の上に熱に強いオレンジ用のホースを巻き付けています。
また固定するためのホースバンドを幅9mmから幅12mmに変更して接地面の面積を増やし力を分散させるようにしております。トラブルを未然に防ぐ、予防整備となります。

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ポルシェ整備 993 ポルシェ純正スポーツタイプへの交換とチューニング  
2015.01.17

ポルシェ 993の足回りのショックアブソーバーの交換をご紹介します。


このショックアブソーバーは、「オプションコード M-030」と呼ばれるスペシャルシャーシに
搭載されるもので、ポルシェ純正スポーツタイプとなります。

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写真はノーマルと並べたところです。性能・目的別に色で区別されていて、
一目でどのショックアブソーバーなのか区別がつくようになっております。

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またショックアブソーバーに取り付けられるコイルスプリングは車高落とすために上部が細く、
下部が太くなっています。

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これはコイルスプリングの遊びを減らすために長さを保ちつつも、車高を落とすためのポルシェ社の工夫です。