ポルシェ整備 73S カムハウジングの研磨/肉盛り 2015.10.21
ポルシェ 911 S 1973 カムハウジングです。
ポルシェ整備 993 燃料タンクの中にあるフィルター 2015.10.20
ポルシェ 964、ポルシェ 993の燃料タンク内にあるもうひとつのフューエルフィルターをご紹介します。
フューエルフィルターというと通常は、エンジンルームの中にあるものを指します。写真中央、銀色のパーツがフューエルフィルターです。
ポルシェ 964、ポルシェ 993には、燃料タンクから燃料を外に出す穴の部分がフューエルフィルターの形状をしており、この部分である程度粒の大きい塵を除去します。
ポルシェ 964、ポルシェ 993の燃料タンクからエンジンまでの燃料の供給ルートをご説明しますと
【燃料タンク→燃料ポンプ→フューエルフィルター→エンジン】
という流れで、エンジンに燃料が送られます。
燃料タンクと燃料ポンプの間にはフューエルフィルターがないため、燃料ポンプに粒の大きい塵が入らないように考えられて設計されています。
ポルシェ 964、ポルシェ 993には、燃料タンクから燃料を外に出す穴の部分がフューエルフィルターの形状をしており、この部分である程度粒の大きい塵を除去します。
ポルシェ 964、ポルシェ 993の燃料タンクからエンジンまでの燃料の供給ルートをご説明しますと
【燃料タンク→燃料ポンプ→フューエルフィルター→エンジン】
という流れで、エンジンに燃料が送られます。
燃料タンクと燃料ポンプの間にはフューエルフィルターがないため、燃料ポンプに粒の大きい塵が入らないように考えられて設計されています。
ポルシェ整備 964カレラ2 ベルトからの異音原因 2015.10.19
本日は、ポルシェ 964 カレラ2 ベルトをご紹介します。
ポルシェ整備 964カレラ4 純正対策部品のひとつ スタッドボルト 2015.10.18
ポルシェ社純正の対策部品のひとつスタッドボルトをご紹介いたします。
スタッドボルトはクランクケースにシリンダーを取り付ける長いボルトのことです。
今回お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ4のエンジンを見てみるとスタッドボルトが折れておりました。
折れたボルトを含め、すべてのスタッドボルトを新品に交換いたします。
新品の新しいスタッドボルトを組み付けました。
交換前(左)と交換後(右)の写真をご覧ください。
交換前と交換後でスタッドボルトの形状が異なることがお分かり頂けます。
交換後のスタッドボルトは、交換前に比べてボルト全体に刻みがあり、太くなっています。
これはポルシェの対策部品のひとつで、ポルシェ993のエンジンからこの対策済みのスタッドボルトが使用されております。
今回お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ4のエンジンを見てみるとスタッドボルトが折れておりました。
折れたボルトを含め、すべてのスタッドボルトを新品に交換いたします。
新品の新しいスタッドボルトを組み付けました。
交換前(左)と交換後(右)の写真をご覧ください。
交換前と交換後でスタッドボルトの形状が異なることがお分かり頂けます。
交換後のスタッドボルトは、交換前に比べてボルト全体に刻みがあり、太くなっています。
これはポルシェの対策部品のひとつで、ポルシェ993のエンジンからこの対策済みのスタッドボルトが使用されております。
ポルシェ整備 964 純正のトラブル対策部品 2015.10.17
ポルシェ社純正のトラブル対策部品「マフラーステーの取り付け箇所のボルトを覆うスリーブ」をご紹介いたします。
マフラーステーは2か所をボルトで固定します。1か所はボルトの穴に対して直接ボルトを取り付けますが、もう一方はスリーブを咬ませて、長いボルトで固定する必要があります。
このスリーブと固定される部分の接地面積が少ないため、ボルトが折れてしまう等のトラブルが発生しておりました。そこでポルシェ社では、接地面積を増したスリーブを対策部品として販売しています。
写真左側が通常のスリーブ、右側が対策部品のスリーブとなります。
下から見ると設置面積が増していることがお分かり頂けます。
1992年度以降に販売されたポルシェ 964からはこのパーツが付いており、
それ以前のポルシェ 964に関しては症状を発見次第、交換を行っております。