964 コンロッドの重量合わせ 2019.09.09
964 インテークマニホールドの研磨 2019.09.05
エンジンオーバーホールで入庫した964のインテークマニホールドを研磨しました。
前期モデルのためアルミで鋳造されていますが、表面に鋳造特有の細かな凹凸が無数に存在します。
これは鋳肌と呼ばれています。
鋳肌は鋳型が当たる全面にわたり見受けられ、さらにバリは製品によって発生する場所が異なり、バリを除去する全自動化が困難であるためコスト管理の問題から、未処理で出荷されています。
インテークマニホールド内部に凹凸があると、凹凸により設計時に意図されなかった渦が発生し、吸気効率が悪化します。
ムラタチューンでは鋳肌の研磨やバリの除去を行い、吸気経路を滑らかに磨き上げることにより、車両が設計された時、本来の吸気効率を実現しています。
写真はムラタチューンで研磨したインテークマニホールド内部の写真です。
このように、製造の都合で発生した障害物を取り除くことで設計者の意図する本来のフィーリングを味わうことができます。
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