カイエン ヘッドライトの再シール
2019.12.16
ヘッドライトレンズ内部に水滴が溜まった車を見かけたことはありますか?
ヘッドライトの本体とレンズは樹脂製のシールで密閉されていますが、経年劣化により密閉性が悪化することで水分がヘッドライト内部に入り込むことで生じます。
このように結露すると、ヘッドライトの光が拡散して、夜間の走行において視界が悪化し、大変危険ですし、見てくれも良くありません。
ヘッドライトレンズを外して内側を拭ければ良いのですが、assyですからそのようなことはできません。
そのため本来は交換となります。
対策としてはヘッドライトassyを取り外し、結露を自然乾燥させた後、劣化したシールをコーキングして再び水分が入らない処置をしてから取り付けました。
ナロー エンジン積み込み-1
2019.12.14
ナローのボディとエンジンが仕上がったので、先日は車体にエンジンを搭載しました。
写真は、車体に搭載する直前のエンジンです。
事前にトランスミッションや給排気部品、補機類を取り付けてあります。
ナローはリアエンジンですので、エンジンを単体で搭載したあとに、補機類を取り付けると非常に効率が悪いため、このような方法をとっています。
オーバーホールする前は随所に腐食が見受けられていましたが、ムラタチューンで全ての腐食を取り除き、錆止め処理を施しました。
さらに、内部のバリ取りやピストン等の往復運動をする部品の重量合わせも行いシルクのようなフィーリングのエンジンに仕上がっています。
911をはじめ、ボクスターやケイマンには、リアフェンダーの前方に、透明なフィルムが貼ってあ...
2019.12.13
スピードスター ヘリテージパッケージ 入荷
2019.12.13
991の最終モデルでポルシェ社の70周年記念車両として発売された"Speedster"は、1948年のモデルイヤーにちなんで1948台生産されたそうです。
限定車ですから希少性も手伝いプレミア価格がついたことは記憶に新しいです。
その"Speedster"が11月中旬、横浜港に到着しました。
991GT3がベースで510馬力、最高速度310km、軽量化されたコンバーチブルトップが装備され、さらに軽量化を図るためエアコンもオプションでした。
ご覧のような魅力的デザインで、風を感じてGT3を操ることができる特別なモデルのヘリティジは、ごく少数生産され購入希望者が殺到したのは当然かもしれません。
限定モデルのヘリティジは、通常モデルと異なり写真で見る通り特徴的なカラーリングが施されています。
直感的に欲しいと思った限定車はいち早く購入することをお勧めします。
因みに今月中旬にゼッケン70で、もう1台入荷します。
冬に心がけること-2
2019.12.11
ポルシェはリアエンジンリアドライブの駆動方式ですので、トラクション性能に優れています。
そのため、雪道での走行も安心でしょう。
とは言っても、好んで雪道を走る人も少ないと思います。
今回は、万が一大雪が降った場合の対策を紹介します。
大雪が降った場合に気をつけなければいけないことは、まずは路面の凍結と深雪の対策です。
あまりにも雪が深いとスタッドレスタイヤでも歯が立ちません。万が一を考えてチェーンを購入した方が良いです。
次に注意すべき点は、部品の脱落です。
豪雪地帯出身の方によると、道端にインナーフェンダーやバンパーがよく落ちているそうです。
しっかり取り付けされていないと、脱落する恐れがあります。
ポルシェの場合は、アンダーカバーの取り付けが不十分なケースが多々見受けられます。
点検を行うことで発見できます。
さらに用心するようでしたら、解氷スプレーをカバンに入れることをお勧めします。
ドアが凍結して開かなくなる事が稀にあります。
繰り返しになりますが、
寒い時期の車のトラブルは悲惨です。
車に乗っているのに寒い思いをする事は出来る限り避けたいでしょう。
トラブルを回避するためには、こまめな点検が欠かせません。ムラタチューンでは無料で行なっていますので、本格的な冬が訪れる前に点検することをお勧めします。