ポルシェ整備 996ターボ トラブルが発生しやすい箇所 2013.09.15
ポルシェ 996 ターボのエンジンのトラブルが発生しやすいソレノイドバルブをご紹介いたします。
ソレノイドバルブはターボチャージャーとアクチュエーターを繋ぐパーツです。
写真を見て頂くと接合部に向けて曲っている/変形していることがおわかりいただけます。
この部分に長期的に負荷ががかかることによって、ソレノイドバルブが切れてしまう症状が
出ているポルシェ 996ターボをよく見かけます。
ポルシェ996ターボのトラブルが発生しやすい箇所のひとつです。
ポルシェ整備 993 エンジンの診断〜修理まで その5 2013.09.14
ポルシェ 993のエンジンの診断・修理を行っていきます。ロッカーシャフトとロッカーアームを取り外してカムシャフトを見ると表面に大きな傷があることが確認できました。
これは「虫食い」と呼ばれるトラブルで、エンジンを十分に動かしていなかったために、カムシャフトの表面からオイルコーティングが取れ、表面が腐食してしまいます。
カムシャフトは磨くことができませんので、新品に交換します。
ポルシェ整備 993 エンジンの診断〜修理まで その4 2013.09.13
引き続き、ポルシェ 993のエンジンのインテークの診断・修理を行っていきます。
インテークは、シリンダーヘッドに取り付けられたままでは見えない下部の部分にヒビが入るトラブルが頻繁に発生します。
まずは点検鏡を使用して、取り付けた状態で上部からは見えないインテーク下部のチェックを行っていきます。何らかの異常が見受けられるとインテークをシリンダーヘッドから外して実際に確認を行います。
今回のポルシェ 993のエンジンにはヒビは発生しておりませんでしたが、ヒビが発生したインテークは写真のようになります。
明日に続きます。
ポルシェ整備 993 エンジンの診断〜修理まで その3 2013.09.12
引き続き、ポルシェ 993のエンジンの診断・修理を行います。ブーツから取り外したインテークをチェックすると上部が変形していることが確認できました。
ポルシェ整備 993 エンジンの診断〜修理まで その2 2013.09.11
引き続き、ポルシェ 993に搭載された最後の空冷エンジンの診断・修理をご紹介いたします。