ポルシェ整備 964 多く発生しているクラック 1/2 2013.06.03
ポルシェ 964のホーンのクラックをご紹介します。
ホーンのトラブルにつきましては以前からなんどか整備ブログでご紹介しておりますが、多くのポルシェ 964で発生しているトラブルです。
ポルシェ 964が発売されたのは今から21年前の1990年。発売から約21年経過しておりますので、多くのポルシェ 964でホーンの寿命が来ているものと推測されます。
トラブルが発生したホーンは写真のようにクラック(ひび割れ)が発生しております。
実際に発生する症状としましては「音色が悪くなる」「音が小さくなる」などで、もっとも症状が酷いものでは、ホーンが鳴らなくなってしまいます。
ポルシェ 964にお乗りになられているお客様はぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。
明日に続きます。
ポルシェ 964が発売されたのは今から21年前の1990年。発売から約21年経過しておりますので、多くのポルシェ 964でホーンの寿命が来ているものと推測されます。
トラブルが発生したホーンは写真のようにクラック(ひび割れ)が発生しております。
実際に発生する症状としましては「音色が悪くなる」「音が小さくなる」などで、もっとも症状が酷いものでは、ホーンが鳴らなくなってしまいます。
ポルシェ 964にお乗りになられているお客様はぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。
明日に続きます。
ポルシェ整備 964 クーリングファンカバーの破損 2013.06.02
ポルシェ整備 964 燃圧を一定に保つフューエルプレッシャーレギュレーター 2013.06.01
ポルシェ 964のフューエルプレッシャーレギュレーターのトラブルをご紹介します。
フューエルレギュレーターは、燃圧を一定に保つためのパーツで中にゴムの膜があり、そのゴムの下側に燃料、上側がインテーク側に繋がっており、互いの圧力で燃圧を制御しています。
お客様の持ち込まれたポルシェ 964は、温感始動時にエンジンがかかりにくい症状が発生しておりました。
フューエルレギュレーターを調べてみるとフューエルレギュレーターの中のゴムが破れていてることがわかりました。燃料側とインテーク側とを隔てるゴムが破れていたため、インテークマニホールド側に燃料に燃料が送られ、インテークを通じて余分な燃料がエンジンに送られていました。
それにより想定された量に比べて燃料が濃くなり、特に高温下でのエンジンがかかりにくい症状につながっておりました。