新着情報

ポルシェ整備 964カレラ2 フロントロアアームの経年劣化 
2015.03.04


ポルシェ 964 カレラ2のフロントのロアアームをご紹介いたします。

ロアアームとはポルシェの車重を支え、タイヤからの力を受けるパーツです。空冷エンジンを搭載しているポルシェは写真と同様のロアアームが付いています。

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車体とロアアームを取り付ける個所はゴムブッシュというパーツで、長くポルシェを乗っていると亀裂が入るなど劣化していきます。

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ゴムブッシュが劣化したまま走行すると、ハンドルがガタガタと暴れたり、ハンドルを切っても曲がりにくいといった症状が出てきます。ゴムブッシュが劣化するとロアアームごと、アッセンブリー交換となります。

ポルシェ整備 多くの964に発生しているトラブル その2  
2015.03.03

昨日に引き続き、ポルシェ 964のホーンのクラックをご紹介します。
クラック(ひび割れ)が入ったホーンを新品に交換いたしますが、ポルシェ 964に最初から取り付けられているラッパ型ホーンではなく、ポルシェ 993から導入されたカタツムリ型のホーンの取り付けをオススメしております。

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ラッパ型ホーンより安価であること、またラッパ型に比べてトラブル発生率が少ないため、ムラタチューンではカタツムリ型ホーンの取り付けをオススメしております。

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ポルシェ整備 多くの964に発生しているトラブル その1  
2015.03.02

ポルシェ 964のホーンのクラックをご紹介します。

ホーンのトラブルにつきましては以前からなんどか整備ブログでご紹介しておりますが、多くのポルシェ 964で発生しているトラブルです。
ポルシェ 964が発売されたのは今から25年前の1990年。発売から約25年経過しておりますので、多くのポルシェ 964でホーンの寿命が来ているものと推測されます。

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トラブルが発生したホーンは写真のようにクラック(ひび割れ)が発生しております。

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実際に発生する症状としましては「音色が悪くなる」「音が小さくなる」などで、もっとも症状が酷いものでは、ホーンが鳴らなくなってしまいます。

ポルシェ 964にお乗りになられているお客様はぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。

明日に続きます。

ポルシェ整備 ガソリンの臭いと感じたら
2015.03.01


 どの車種のポルシェにも必ず取り付けられてる

ガソリンタンクの給油口キャップの劣化をご紹介いたします。

写真は車体から取り外して裏側を見た給油口キャップです。
黒い部分は密閉性を保つためのゴム製のOリングとなっています。

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Oリングをよく見るとひび割れが確認できます。給油の度に開閉され変形し、
また経年劣化によりゴムが硬化するとこのようにヒビ割れを起こします。

このヒビ割れ部分からガソリン漏れが発生しているポルシェをたまに見かけます。

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ガソリンを満タンにし、キャップを閉めて少し待ったあとまだガソリンのニオイが残っている場合、
ガソリンが漏れている可能性があります。もしガソリンのニオイがした場合は、一度点検されてみてはいかがでしょうか。

ポルシェ整備 993ターボ ドライブシャフトの破損修理 
2015.03.05


ポルシェ 993 ターボのドライブシャフト破損の修理を行います。ドライブシャフトはエンジン・トランスミッションからの動力をタイヤに伝える重要なパーツです。走行中は常に大きな力を受けているため、消耗品のひとつとなります。メンテナンスせず、使用し続けると最悪の場合、シャフトが折れ重大なトラブルにつながります。

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ドライブシャフトは、デフ側(写真左・トランスミッション側)は分解・交換することができますが、ハブ側(写真右・ホイール側)は分解することができないため、ドライブシャフトごとアッセンブリー交換となります。

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