ポルシェ整備 964カレラ エンジンオーバーホール:シリンダーヘッドのカーボン落とし 2016.11.05
ポルシェ 964 カレラの3.6リッターのエンジンのカーボン落としです。
ポルシェ整備 964 カレラ2 チェーンカバー:マグネシウム独特のサビ 後編 2016.11.04
昨日に引き続き、ポルシェ 964 カレラ2のエンジンのチェーンカバーからのオイル漏れをご紹介します。
凹凸になった錆をすべて除去し、洗浄を行いました。
粉上になった錆や凹凸部分が無くなっていることがご確認いただけます。
このまま液体のパッキン交換をおこなって、チェーンカバーを取り付けますが、
ムラタチューンでは、再び錆が発生するのを予防するため、サビ止め塗装を行ってから、取り付けております。
ポルシェ整備 964 カレラ2 チェーンカバー:マグネシウム独特のサビ 前編 2016.11.03
ポルシェ 964 カレラ2のエンジンのチェーンカバーからのオイル漏れをご紹介します。
ポルシェ整備 996ターボ/993ターボ スパークプラグの経年劣化 その2 2016.11.02
昨日に引き続き、ポルシェ 996ターボと993ターボのスパークプラグのトラブル例を紹介します。
本日はポルシェ 993ターボをご紹介します。
お客様が持ち込まれたポルシェ 993ターボは、昨日のポルシェ 996 ターボと同じように
運転席にあるオレンジ色のエンジンチェックランプが点き、エンジンの吹け上がりが悪い状態でした。
エンジンを詳細に調査してみるとスパークプラグに異常を発見しましました。
写真がポルシェ 993ターボから取り外したスパークプラグです。
写真の左が今回のポルシェ 996ターボから外したスパークプラグ、右側が正常なスパークプラグです。
錆が発生しており、スパークプラグのスペックなどを識別するための刻印が見えない状態になっています。
昨日のポルシェ 996ターボのスパークプラグのトラブル(中心電極の減り)とは異なりますが、
ほぼどう様の症状が発生しておりました。
普段からきめ細やかな点検が必要になるターボエンジンにも関わらず、
スパークプラグが装着されている部分が点検しにくい場所にあるため、
ポルシェ 996ターボ/993ターボともトラブルが進行してしまっておりました。
ターボ搭載のポルシェをお乗りのお客様は、ぜひ一度点検に出されてみてはいかがでしょうか。
お客様が持ち込まれたポルシェ 993ターボは、昨日のポルシェ 996 ターボと同じように
運転席にあるオレンジ色のエンジンチェックランプが点き、エンジンの吹け上がりが悪い状態でした。
エンジンを詳細に調査してみるとスパークプラグに異常を発見しましました。
写真がポルシェ 993ターボから取り外したスパークプラグです。
写真の左が今回のポルシェ 996ターボから外したスパークプラグ、右側が正常なスパークプラグです。
錆が発生しており、スパークプラグのスペックなどを識別するための刻印が見えない状態になっています。
昨日のポルシェ 996ターボのスパークプラグのトラブル(中心電極の減り)とは異なりますが、
ほぼどう様の症状が発生しておりました。
普段からきめ細やかな点検が必要になるターボエンジンにも関わらず、
スパークプラグが装着されている部分が点検しにくい場所にあるため、
ポルシェ 996ターボ/993ターボともトラブルが進行してしまっておりました。
ターボ搭載のポルシェをお乗りのお客様は、ぜひ一度点検に出されてみてはいかがでしょうか。
ポルシェ整備 996ターボ/993ターボ スパークプラグの経年劣化 その1 2016.11.01
ポルシェ 996ターボと993ターボのスパークプラグのトラブル例を紹介します。
本日はポルシェ 996ターボをご紹介します。
お客様が持ち込まれたポルシェ 996ターボは、運転席にあるオレンジ色のエンジンチェックランプが点き、エンジンの吹け上がりが悪い状態でした。エンジンチェックが点いているということは、エンジンに何らかのトラブルが発生していることを示しています。
エンジンを詳細に調査してみるとスパークプラグの中心電極が減っているのが確認できました。
写真の左が今回のポルシェ 996ターボから外したスパークプラグ、右側が正常なスパークプラグです。
正常なプラグは真円に近い状態ですが、今回のポルシェ 996ターボのスパークプラグは楕円形状にまで減っています
このように減ったスパークプラグですと正常に火花を飛ばすことができませんので、
エンジンの吹け上がりが悪く、エンジンチェックランプが点いていた原因ではないかと考えられます。
明日に続きます。
お客様が持ち込まれたポルシェ 996ターボは、運転席にあるオレンジ色のエンジンチェックランプが点き、エンジンの吹け上がりが悪い状態でした。エンジンチェックが点いているということは、エンジンに何らかのトラブルが発生していることを示しています。
エンジンを詳細に調査してみるとスパークプラグの中心電極が減っているのが確認できました。
写真の左が今回のポルシェ 996ターボから外したスパークプラグ、右側が正常なスパークプラグです。
正常なプラグは真円に近い状態ですが、今回のポルシェ 996ターボのスパークプラグは楕円形状にまで減っています
このように減ったスパークプラグですと正常に火花を飛ばすことができませんので、
エンジンの吹け上がりが悪く、エンジンチェックランプが点いていた原因ではないかと考えられます。
明日に続きます。