新着情報

ポルシェ整備 964・足回り リアテンションプレート修理を通じた足回りの整備   
2018.05.03

ポルシェのアライメント調整を行うテンションプレートをご紹介します。

ポルシェ 964のテンションプレートはリアタイヤの内側、アップライトと車体を繋ぐように取り付けられています。アライメント調整できるようにボルト穴が複数空いているのがご確認いただけます。
 
ポルシェ 整備  ポルシェ 整備


お客様が持ち込まれたポルシェ 964から取り外したテンションプレートです。
 
ポルシェ 整備


車体側に固定するピローボール部分をご覧ください。ゴム製のダストブーツが劣化してひび割れ、塵が点いていることがお分かり頂けるかと思います。トラブルが発生する可能性が非常に高いのは明らかです。
 
ポルシェ 整備  ポルシェ 整備

テンションプレートは、ピローボール部分だけを交換することはできませんので、テンションプレートごとのアッセンプリー交換となります。しかしながら、テ ンションプレートは非常に高価なパーツのため、交換が必要な場合はお客様に詳細をご説明を行った上で、テンションプレートの交換を行います。

ポルシェ整備 996 GT3・エンジン エア・マスセンサーのコンピュータチェック〜修理   
2018.05.02

ポルシェ996 GT3エンジンのエアマスセンサーの故障の修理を行います。エアマスセンサーというのはエンジンへ吸入される空気の量を測るセンサーです。
 
ポルシェ 整備


エアマスセンサーが何らかの原因で故障してしまうとコンピュータに正しい吸入空気の量が伝わらず、エンジンが正常に働かなくなります。今回のポルシェ 996 GT3につきましても2000~3000回転で加速が鈍くなり、4000~5000回転に達するとリミッターが効いたようにエンジンが息継ぎをしてしまう 症状が発生しておりました。

エアマスセンサーを新品に交換した後、コンピュータにパソコンを繋ぎ、エアマスセンサーとエンジンが正常な動作を行っているかを確認します。
 
ポルシェ 整備

ポルシェ整備 993・ステアリングラック スラントゴムとラックブーツの経年劣化〜交換   
2018.05.01

ポルシェ993のステアリングラックです。スラントゴムとラックブーツの交換を行います。

 

ポルシェ 整備
 

スラントゴムは、ステアリングを切るとゴム自体が寄れてステアリングを支える支点になる非常に重要なパーツです。スラントゴムが劣化してしまうと異音やステアリングを切った際にハンドルが切りにくくなるなどの症状が発生します。

 

 

一方ラックブーツは、オイルで満たされたステアリングラックの中に塵が侵入するのを防止するパーツです。

車体下のこの部分は非常に塵が入りやすく、ラックブーツが劣化してしまうと大量の塵がステアリングラックの中に入り、ステアリングラックを痛めてしまいます。

 

 

ステアリングラックは非常に高価なパーツのため、壊れてしまうと修理費が高額になってしまいます。「予防整備」という観点からも早めの交換をおすすめしています。