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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 206
2010.07.01

2010年第38回「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の練習走行の開始後、間もなく「マンタイレーシング」の参戦車輌は試走を終了しピットへ戻ってきました。コンディションの良くないウェットの路面での危険を回避して、早々にピットインです。「HARIBO」の「ポルシェ997GT3R」と「ポルシェ997CUP」の25番ピット、駐車場側シャッター前には「HARIBO」の2mほどあるマスコットが置かれました。予選が始まる明日からは、人出も多くなり目標の目印として便利でしょう。ニュルブルクリンクのレースでは、右写真のような2層の大型トレーラーが所狭しと駐車します。モータースポーツの関心度が規模の大きさと比例しています。

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練習走行中のサーキット内の駐車場のスナップです。大型トレーラーがピットに向け縦に2列に並び、その北側は左下写真のように人と物流の通路となり、このような通路が3本、400メートルほど東から西に向け突き抜けています。練習走行を終了せざるを得なかった?レース車輌のオイル漏れの痕跡がメインストリートを延々と東から西?に向け続き草レースの象徴のようです。

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ダンロップタイヤに続きドイツ国旗のカラーでイエローが鮮やかなピレリーのタイヤショップです。日本車をカラーリングし展示しています。スズキのSUVがひと際人目を引きます。メインストリートですから通行人の切れることがありません。車とテントを撮りたかったので、一瞬のチャンスを狙いました。こんな演出が日本のレース場でもあると、いいなと思いながらシャッターを切りました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 205
2010.06.30

練習走行がスタートしました。ウェットのノルドシュライフェに向け、次々とコースインして行きます。「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」では、今や常連となったファルケンカラーのニッサンフェアレディーは、以前スカイラインGTRで長い間参戦していて、このレースのスポンサーもしています。フェアレディーのすぐ後にトヨタの成瀬さんが開発されたLF-Aが、排気音を響かせて走り去りました。

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「ポルシェクラブ六本木」の「氷上トレーニング」の顧問、ウォルフガング・カウフマンさんが乗るゼッケン22番、グリーンのダッチバイパーが大排気量独特の排気音を響かせスターをして行きます。明日予選の後、いよいよレースは本番に向けスタートしますが、5月とは思えぬ低温と雨の中、これだけ多くのギャラリーが「ニュルブルクリンク」に練習走行の様子を見に来るのですから、モータースポーツに対する文化と底辺の大きさは日本で想像する規模をはるかに超えていることが肌で感じられます。このような自動車文化の中から、すぐれた車が誕生することも納得できます。

マルセル・ティーマンさんは、今日の練習走行には顔を出しただけで、走ることはなくピットの中で「マンタイレーシング」の仲間と、にこやかに会話と雰囲気を楽しんでいるようです。

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今年、1月以来の再会で「八千穂レイク氷上トレーニング」時のお礼と簡単なインタビューをしました。車は完璧で全く心配はない。5連覇について聞いたところ体調も良く十分自信はある。こればかりは神のみぞ知る。とのコメントでした。

25番ピットでマルセルさんと話を終え出てくるとバッタリ、昨年9月の「スクーデリアハンセアート」のインストラクター、ミシェル・ルザーさんと出会いました。彼もレースに参戦しているそうで、昨年は多忙を極めたが、今年はレース活動もできるまでに余裕もできたそうです。お互いの健闘を称えました。

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ルザーさんと別れた後にモータースポーツ記者の貝島さんが、26番ピットを訪ねてきました。
日本を発つ前の4月、富士スピードウェイで開催した「ポルシェクラブ六本木」主催の「スポルトファーシューレ 1」の会場に見え、5月の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で会いましょうとの約束を果たすため、訪ねてくれました。「マンタイレーシング」のメカニックの皆さんとエンジン担当のヨルク・フレッフェンさん、ウーヴェ・フルーク監督を紹介しました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 204
2010.06.29

篠つく雨と霧を切り裂くような排気音があちこちで響き渡り、いよいよ練習走行のスタートです。ウーヴェ・フルーク監督は最後まで車輌のチェックをしています。
手塩に掛けて製作した愛車の一台が「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の本番に向けスタートを切ろうとしています。この天候ですから無事にピットに戻ってほしいと思う親心と同じ心境でしょう。

ダミア・ケリクさんと共にスタートの順番を待っています。先にピットロードに出た車輌がスタートをするのを待つ間も霧雨が止むことはありません。

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26番ピットから「マンタイレーシング」と「ポルシェワークス」の会心作「ポルシェ997GT3Rハイブリット」が「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に新たなページを開くスタートを始めました。昨年このレースが終了直後にポルシェAGが来年ハイブリット仕様のレース車輌で参戦するということを聞いていましたが、現実に実車を目の前にして、ポルシェAGの開発力と「マンタイレーシング」のオラフ・マンタイさんに対しては特に敬意の念で一杯です。今回のレースが終った二日目の朝「マンタイレーシング」にオラ・マンタイさんを訪ねインタビューをしましたが、ハイブリットの997の車輌開発に全力を投入した。少し休養をとりたいと言っていました。新たな車輌開発の難しさ、それがレース車輌で且つ24時間全力走行に耐え得る車輌開発ですから、困難の連続であったと想像できます。

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27番ピットから往年の優勝車輌、ダッチバイパー、ゼッケン22番がスタートします。2001年、2002年に連覇した名車ですが、このところ精彩を欠いています。今年の「ニュルブルク24時間耐久レース」は、どうでしょうか。ボディーカラーはイエローからレッド、そして今のカラーへと変わってきました。今年は何としても好成績を残してほしいです。

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ドライバーズシートには「ポルシェクラブ六本木」の顧問をお願いしているニュルブルクリンクの人気者ウォルフガング・カウフマンさんがいます。フェイスマスクでも笑顔がはっきりとわかります。今回の訪独で2回に亘り食事を一緒にし、来年の「氷上トレーニング」もお願いしています。何とか好成績を残して頂きたいです。人なつっこい独特の笑顔は一度覚えたら忘れない笑顔です。続々と練習走行にスタートして行きます。ゼッケン1「マンタイレーシング」の「ポルシェ997GT3R」もスタートしました。明日の予選に向け最後の調整に乾いた排気音を残して。

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ポルシェ専門店,東京スカイツリー建設進捗状況12
2010.06.28

M-TUNE」から歩いて5分の「東京スカイツリー」建設現場の進捗状況報告第12版を掲載いたします。第11版同様去年の同時期の比較を交えて掲載いたします。

東京スカイツリー東京スカイツリー

東京スカイタワーの西、約800mの隅田川と合流する北十間川を隔てて眺めました。
先月の5月17日(月)は368mで、先週の6月21日(月)は398mです。
本日、6月28日(月)も398mです。

東京スカイツリー東京スカイツリー

先週と高さが変わらないのは、第一展望台が完成するまでは高くしないからだそうです。

東京スカイツリー東京スカイツリー


展望台が完成するのが待ち遠しいですね。

東京スカイツリー

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 203
2010.06.28

5月13日(木)「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」予選前日練習走行が始まりました。路面は完全なウェットでコースを外れたらそのままガードレールが待っている天候でスタートです。メカニックも観戦者も防寒衣を着用し、東京の冬の服装です。開け放たれたピットの中は、当然のことながらファクトリーと同様の機材が配置され、レース中、走行するレース車輌の位置はもちろん車輌の状況が分かるよう電子機器で管理されています。

2000年当初の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」参戦時、日本にはこのとてつもなく広いサーキットで使用できる無線機器はなく苦労しましたが、現在ナビゲーションシステム等、電子機器の発達は隔世の違いで目を見張ります。

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「マンタイレーシング」と「ポルシェワークス」が占有する26番ピットも走行準備が整い、ピットロードに引き出せばスタートをするばかりです。ナンバー付きの「ポルシェ997GT3RS」がピット正面に、、その左に「ポルシェ997GT3Rハイブリット」と後方に「ポルシェ997GT3R」が2台控えています。「マンタイレーシング」のオラフ・マンタイさんが総監督で「マンタイレーシング」から参戦する「ポルシェ」は、この3車種ほかに「ポルシェ997GT3CUP」を加え4車種6台が、2010年第38回「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に参戦し、必勝体勢の下で5連覇に挑みます。

ゼッケン8「HARIBO」「ポルシェ997GT3R」が給油を開始しました。

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取材のカメラマンが途切れることなく訪れます。ドライバーは既に乗り込み、ウーヴェ監督とスタート前の打ち合わせに余念ありません。何を話しているのでしょうか。いつも陽気な給油担当のヨルグ・ベルガーさんは、スタッフの緊張を和らげてくれます。

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スタートは各チームの車輌がほぼ同じ頃あいを見計らって、一斉にスタートします。スタートポイントのピットロードまで、メカニックが押しての移動ですから、ウーヴェ監督からGOが出ればいつでも押せるよう準備をして、スタートの合図が、今か今かと待機する「ムラタチューン」の2名のメカニックです。

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