ポルシェ無料診断

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 364
2011.02.27

戦後成長期に建てられたレトロなロッジは、壁際に畳敷きの上がりが設けられ更に良い雰囲気を醸し出しています。食堂はご覧の広さで土間にテーブルとダルマストーブ、お土産用ガラスケースの上にはレジ台が置かれています。屋外は日暮れと共に気温の低下が始まり、既に-10℃を下回っていることでしょう。天ぷら、うどん鍋にご飯を平らげ皆さん満足頂けたでしょうか。食事の前にまず、ビールで乾杯をしたいのですが、この後トレーニングが控えていますからビールを飲んでリラックスはできません。

調理場入口の扉に今回開催の「ポルシェウィンタートレーニング」のポスターが他のポスターに混じって貼られています。

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地元佐久出身の「ポルシェ乗り」で今朝上海から帰国、午後ホンダNSXでどんなことをするのか下見に来て、参加する羽目となりました。しかしその後が悪かったです。会場の一番遠いところでコースアウトし、パウダースノーに思い切りよく頭から突っ込み亀かオケラのようになってしまいました。それに気づいた4名が救出作業の犠牲となり、夕食の時間に大幅に遅れ18時半過ぎロッジに現れました。その中にウォルフガング・カウフマンさん、コース管理の市川さんもいました。
夕食時間に遅刻した5名が食事をとる間ダルマストーブに郷愁を感じ暖をとる3名です。左からムラタチューンのメカニック高野智亨、いつも「ポルシェクラブ六本木」が開催する「スポルトファーシューレ」の専属カメラマン菊池一仁さん、ルーフのチュナーで気遣い、ポルシェ遣いのボルクスアオストの吉田社長さんです。気遣いだけでなく明るさも一流です。

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十六夜の寒月が茫洋と山裾から昇り一段と寒くなりました。キャンドルトレーニングの開始時間です。フィンランドでは本物のキャンドルですが、ここ「八千穂レイク」は風が強く一瞬に吹き消されてしまうため、窮余の策として赤色灯を30本ほども買い集め代用として使用することとしました。
カウフマンさんのブリーフィングの後、2グループに分かれトレーニングの開始です。

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昼間の陽光の雰囲気は一変し厳冬の闇夜に変わりました。
寒さのためでしょうか。緊張しているからでしょうか。整列し神妙に聞き入る「ポルシェ乗り」達です。十六夜の月を背にカウフマンさんのブリーフィングが続きますが寒さなど感じないのか、この後キャンドルトレーニングが終了するまでの2時間余、氷上でレッスンの指導に没頭していました。

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しかし、整列している皆さんの本心は早く暖房の効いたポルシェに転げ入りたい心境ではないでしょうか。エンジンが始動し、もうもうと立ち昇る排気は見る者に一層寒さを感じさせます。1台また1台とコース内に移動を開始したポルシェです。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 363
2011.02.26

「ポルシェウィンタートレーニング」は今回で3回目を迎えましたが、初めての試みとして氷上レースが開催されました。見ていても素晴らしいレース展開でしたから、参加した「ポルシェ乗り」はさぞ楽しかったことでしょう。白熱したレースの終了後は、心のクールダウンのために再び1時間の走行を楽しみ氷上トレーニング2日目、昼間のカリキュラムを終了しました。北八ヶ岳の山裾に日が陰ると急激に気温の低下がはじまりました。辺りの景色は次第に墨色に変わりました。ブリーフィングに集まった「ポルシェ乗り」の背中が寒さを表現しています。

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氷上トレーニング中、一番辛いのは強風に身をさらすことで防寒具を突き通した寒風に体温を奪われることです。これは顔面にアッパーカットを受けたようなもので耐えることは難しいです。ボディーブローのように効いてくるのが、靴底からじわじわと這い上がってくる刺すような氷の冷たさです。長時間氷上に立ち続けるのなら完全な防寒靴は必需品です。

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17時まで昼間の氷上トレーニングを消化し、長い影を落とす夕日から暮色に変わり始めた頃、会場から車で5分くらいの場所にある“ロッジ八ヶ嶺”に参加者が全員集合しました。ロンリュームの土間にテーブルを並べ40人程で一杯となる食堂です。「八千穂レイク」の会場から一番近い場所で移動時間が短縮できる好条件です。八千穂スキー場が開設されスキーブームが芽生えた頃、最初にこの地に建てられた食堂と宿泊施設を完備したロッジだそうです。何とも懐かしい雰囲気は高度成長期の古き良き時代を反映しています。

この時代を知らない「ポルシェ乗り」が今回開催の「ポルシェウィンタートレーニング」の参加者の中に少なからずいます。それは日本におけるポルシェの歴史語る一頁ともいえます。

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40坪程もあろうかと思われる食堂の暖房は、これまた時代を感じさせるダルマストーブ1台ですが、終日燃え続け暖をとっているため、とても暖かです。皆さん防寒具を脱ぎ歓談しながら食卓一杯に広がった料理に箸を運んでいます。
針千本、ハリネズミやスタットレスタイヤのユーノスロードスターに乗る「ポルシェ乗り」も、ドイツから遥々信州佐久穂町まで訪ねてくれたケルンのフォルム・バウムさんもすっかりうち解けとても楽しそうです。

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理論と実技から裏付けされた論文は自動車メーカーの新車開発資料にも使われた異色の医師、Dr.原中です。いつもは物静かですがドリフト走行の話題になると数値で語る理論派です。
山盛りにしたご飯茶碗を手にしていますが、医学生時代は大学の重量挙げのチャンピオンでもあった異色中の異色でまだその先がありますが、それはいつの日にか。

参加された「ポルシェ乗り」は日本で世界で今活躍している皆さんで、これから活躍を期す若い「ポルシェ乗り」もいます。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 362
2011.02.26

戦いすんで日が暮れて 1時間に及ぶ氷上の戦いは2台のユーノスロードスターに分乗したそれぞれのドライバーが善戦し、僅差で勝負は決着しました。歓声を挙げる両チームの「ポルシェ乗り」達です。各ドライバーが拳を振り上げ互いの健闘を称えています。ポルシェならぬユーノスロードスター2台はイコールコンディションで、1km弱のコースを2周するちっぽけなレースですが、内容は濃密で究極のドライビングスクールです。

アクセルとハンドルを連携し操作することで、タイヤからハンドルとシートに伝達される接地面からの回答をハンドルとシートに触れる身体で感知し、挙動をコントロールしながら運転する面白さを知って頂くことです。足と手でコントロールしながら車の挙動を利用し右、左カーブへの進入、脱出を体験するのが「ポルシェ ウィンター トレーニング」究極のカリキュラムです。

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この挙動を覚えたなら、一般道や高速道路の走行は勿論、サーキットの高速走行においても、ブレーキポイントは、どの辺りからなどと心配することなく楽しく走れます。「ポルシェウィンタートレーニング」に参加しアクセルとブレーキの操作を体験から覚えたなら、ポルシェの素晴らしさを実感しあなたは正真正銘の「ポルシェ遣い」となるでしょう。

ニュルブルクリンクの使者ウォルフガング・カウフマンさんから講評と順位発表が行われました。見ていても興奮を覚える面白さでしたから参加した「ポルシェ乗り」の皆さんは充分に楽しんで頂けました。

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今年で3回目を迎えた「ポルシェウィンタートレーニング」で、初の試みの氷上競技は2グループで競うレースですから、当然勝つか負けるかのどちらかしかありません。単純で分かりやすいのですが、それは経験の過多もさることながら、2日間のカリキュラムで覚えた体感を実戦に甦らせ着実に行えるかどうかです。引き離そう、追いつこうとの思いだけが先行し、ラフな操作になりがちな、はやる気持ちをコントロールすることが最も大切で自分との戦いでしょう。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 361
2011.02.20

八千穂レイク「ポルシェウィンタートレーニング」会場のスターティンググリットにはポルシェならぬイコールコンディションのユーノスロードスターが2台並びスタートを待っています。ドライバーズシートにはファーストドライバーがシートポジションを決め待機しウォルフガング・カウフマンさんがストッポッチを手にいよいよ秒読みが開始されました。ドライバーはスタートの合図をフロントガラス越しに見つめています。

Aグループのユーノスロードスター向かって右側、インコース側が先にスタートし30秒後にBグループアウトコース側のユーノスロードスターがスタートします。
こんなこぢんまりしたちっぽけなレースでも「ポルシェ乗り」のプライドを掛け、先行スタートのドライバーは後続車を少しでも引き離そうとし、30秒後にスタートしたドライバーはセカンドドライバーに引き継ぎ時、1秒でも短縮すべく、腕と足の微妙な操作を競うのが「ポルシェウィンタートレーニング」の氷上レースです。
カウフマンさんのスタートの合図を見つめるドライバーの眼差しは真剣です。30年ポルシェを乗り継ぎ、乗り続け「スポルトファーシューレ」に参加し、ポルシェで永年走り続けたプライドとプライドの競い合いですから、たかがちっぽけなレースと笑わないで下さい。

何故ならこの氷上レースは「ポルシェ乗り」のプライドと意地を賭けた究極のドライビングテクニックの競い合いだからです。
このレースを完璧に走れたならサーキットの高速走行時、ポルシェの挙動を関知する体内センサーは、ことのほか磨がかれウェット走行でも完璧にコントロール可能となるでしょう。

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5,4,3,2,1 スタートで初めに氷上コースイン側のユーノスロードスターがスタートしました。ぐんぐん加速し第一コーナーをカウンターを当て突き進んで行きます。自分の順番でシートに座ると「ポルシェ乗り」の誰もが、人が変わったように変貌するのは見事なばかりです。セカンドドライバーへの交代は当初の規定では、交代ドライバー以外はグリットに入ってはならないこととなっていましたから、走り終えたドライバーが降りるまで脇で待つ次のドライバーです。

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追う者、追われる者、どちらもミスをしたら車はあらぬ方向に急激な挙動を示し慌てれば、更にラフな操作となり、万一コースの堤防役を果たすパウダースノーのグラベルに突っ込んだらば一人での脱出はまず不可能です。

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オーバースピードで曲がりきらないと判断したらば即座に思い切り良くアクセルを吹かしカウンターを当て立ち上ることでパウダースノーのグラベルに捕まらず逃げ切ことも可能です。

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2グループ各8人のドライバーが16周のレースの終盤を迎えました。
先行スタートしたAグループとそれを追うBグループは最終コーナーを僅差で通過していきます。追う者と追われる者の心理的な差が写真でご覧頂く通り表現されているのがいかにも面白いです。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 360
2011.02.19

八千穂レイクの外周コース上にイコールコンディションの車2台が並列に駐車しています。コース内側、Aグループの車輌のフロントガラスにウォルフガング・カウフマンさんがコンチネンタルタイヤのシールを貼っています。カウフマンさんは滞在中の9日間にこんな茶目っ気を随所で発揮してくれました。
15時過ぎにこれから始まるカリキュラムのブリーフィングが始めりましたが、冬の午後の日は影を長く投影しています。2グループに分かれた各8名のドライバーの氷上コースでの戦いが始まろうとしています。

ウィンタートレーニング
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外周を2周して、スタートポイントに戻りファイブタッチ後、次のドライバーがまた2周するタイムトライアルです。 
カウフマンさんの説明に2日間のトレーニングを重ねた「ポルシェ乗り」達は耳を傾けていますが、秘めたる闘志は皆さんどなたもドライバーズシートに着いて走り出したところから一変しました。氷上レーススタート前の各チームのドライバーの表情は、この時点ではどなたもにこやかでが。


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両チームの戦いは既に開始しています。写真を見ての感想は如何でしょうか。両チーム共、皆さん自信に満ちた笑顔です。しかし、スタートしてからが問題で、そのことは皆さん心に秘め分かっている筈です。2日間習ったアクセルとハンドリングの連携操作を今まで同様、沈着冷静にできるかが、勝利の鍵であるということを。コースを2周する間のミスを如何に少なくするかで、ミスを犯すと動揺し、冷静さを取り戻すことが難しくなります。それがレースで競争心理が先行し焦れば更に結果が出せなくなります。その差が経験の差ではないでしょうか。突き詰めれば何事も自分との戦いです。こんな小さなレースでも、氷上を一人で走るのとは比較できない無言の圧力が加わるのが不思議です。

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次回に続く

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