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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 201
2010.06.26

2010年、第38回「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の予選後、日本から「マンタイレーシング」のレース車輌のフォローに「ムラタチューン」の社長村田正明が訪独しました。フランクフルト空港から20時少し過ぎにイタリアンレストラン La Lanterna に到着しました。「マンタイモータースジャパン」の大鹿社長も同行しましたから、これで「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」のメカニックと観戦メンバーは全員揃いました。日本から先発した2名のメカニックは、明日のレースに向け、まだ「ニュルブルクリンク」のピットに残り、ウーヴェ・フルーク監督と整備作業をしています。

観戦組の私達が、1階のいつものテーブルで食事をしているのを2階で食事をしていたウォルフガングガング・カウフマンさんが見つけ挨拶に来てくれました。今日の予選の結果はどうだったか。ダッチバイパーの調子は?などの質問が矢継ぎ早に飛び交いました。少しして今度は、こちらがカウフマンさんのテーブルのお仲間のところへ挨拶に行きました。

マンタイモータースマンタイモータース





カウフマンさん専属のカメラマンと先日の後輩ドライバー、3名が2階に上がった階段正面のテーブルで食事中でした。挨拶を交わしているところに、このレストランのオーナーが現れ、イタリアから手伝いに来ているオーナーのお身内も加わって、ひとしきり賑やかさを増しました。他のお客様は、さぞ唖然とされたでしょう。左下、写真のような大世帯での記念撮影になりました。

2階への階段を上がり切った右のテーブルには、トヨタ 「ガズウレーシング」の皆さんが食事中でしたが、カウフマンさんのテーブルとは正反対で背を向けていたので全く気付きませんでした。

マンタイモータースマンタイモータース



上、左の写真を撮り終え、振り返ると「ガズウ レーシング」の皆さんが会食中で、1週間前にこのレストランで成瀬さんを囲んで会食されていた皆さんとは、メンバーも入れ替わっていましたが、その中に長浜さんが加わっていましたから、ここに居合わせた3チームの明日からのレースの健闘を称え合いました。

マンタイモータースマンタイモータース





男世帯のレーシングチームが多い中、「ガズウ レーシング」の粋な計らい、紅一点?素敵な女性が入っていましたので、写真を撮らせて頂きました。
チームに女性が居ると、こうも雰囲気が柔らかくなるものなんですね。

成瀬さんとは先週5月6日(木)に、このイタリアンレストラン La Lanterna でお目にかかったのが最後となりました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 200
2010.06.25

第38回「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」を1週間後に控えた5月6日(木)日本はゴールデンウィークが終ったばかりです。
21時過ぎ、夕食にいつも利用するイタリアンレストラン La Lanterna に出かけました。
明日、7時にホテルをスタートですから、普段より早めに夕食をすませ、支払いをお願いしました。オーナーのネストラ・マウリジオさんが勘定書を持って来たのでいつも通りサインをすませました。滞在中このイタリアンレストランの飲食代は、帰国前日に一括して支払いをしています。挨拶をして帰り際、2階に成瀬さんがメカニックの皆さんと来ているのを知りましたから、挨拶に伺いました。

皆さんと一緒に夕食のテーブルを囲んで歓談中でした。
昨年の丁度同じ頃、始めてこのレストランでお目にかかり、メニューに載っていない「チャーハン」と「焼きそば」を頼むと作ってくれることを教えて頂き、我々のテーブルに、その二品をふた皿ずつ成瀬さんが差し入れてくれました。
その後、ニュルブルクリンクを訪ねる度に良くお目にかかりました。

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今年は、この日初めてお会いしましたが、来週開催される第38回「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」までに既に「ニュルブルクリンク耐久レース」VLNは3月27日(土)、4月10日(土)、24日(土)と3回開催されています。成瀬さんには、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」迄に、またお目にかかるでしょうが、お互い健闘しましょうと挨拶を交わし、メカニックの皆さんと一緒の撮影をしました。

マンタイモータースマンタイモータース






昨日、10時30分頃、驚きと悲しみの訃報にふれました。
日本のモータースポーツ界は、大変惜しい方を不慮の事故で亡くしました。
成瀬様のご冥福とご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。

マンタイモータースマンタイモータース
2009年10月20日(火) 「日本経済新聞」 朝刊4面全紙広告から転写しました。
マンタイモータース




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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 199
2010.06.24

WIGE MEDIA AG は「ニュルブルルクリンク24時間耐久レース」のオルガナイザーも務めモータースポーツメディアの業務全般を手がけています。
レース中メディア以外立ち入りできない場所でのレースの撮影許可証を含む、VIP用パスの発給を依頼し入手することができました。

レース開催期間中の駐車場は、ニュルブルクリンクのレース場内へ通じる最短の場所が確保されていましたから、レース場から出ての移動は大変便利でした。駐車場入口には駐車券をチェックする担当者が常駐していますから、指定の駐車場以外入場できません。霧雨、昼間気温7℃厳しい天候ですから、夜間は大変な仕事です。この人たちの協力で「ニュルブルルクリンク24時間耐久レース」が支えられていることを感謝せずにはいられません。

マンタイモータースマンタイモータース





駐車場すぐ脇の歩道橋を渡り、駐車場反対に昨年新設されたイベントホール内に入りました。いつもは閑散としている巨大なホールは、今日はとばかりに華やかに飾り立てられています。その中メイン通路に面したポルシェのブースが唯一まだ間に合わぬ飾り付けの最中でした。メイン通路に面した入口近くに大型トレーラーを改装したポルシェショップが店開きを終えたばかりで、ニューモデルのケイマン、997GT3RSが展示され中央に997GT3Rハイブリット、更にパナメーラ、ニューモデルのカイエンと5台並べてありました。997GT3RSはカッティングシートを貼る最後の作業が行われていて、ご覧の通りの散らかりようです。

マンタイモータース マンタイモータース






ひと際目を引く若く美しい女性達が笑顔で迎えてくれました。これもポルシェのブースです。ここも準備に忙しくポルシェの旗やピンバッチ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースのタイムスケジュールが付いたポルシェのロゴ入りネックストラップ等をダンボール箱入りで大量に用意し、観戦者に無料で配布する豪華さには驚きました。

3人の若い女性にカメラを向けると準備に忙しいにも関わらず、愛らしい笑顔で応えてくれました。

マンタイモータースマンタイモータース

マンタイモータースマンタイモータース




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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 198
2010.06.23

1963年の第1回日本GPでデビュー
ニッサン、トヨタ、いすゞの各ワークスに所属
1966年、69年の鈴鹿1000㎞で優勝
2002年まで現役ドライバーとして活躍、理論派のドライバーとしてまた自動車評論家として現在も活躍中です。
1973年GC黄金期、最もダンディーな津々見友彦校長を迎え「ポルシェクラブ六本木」の「スポルトファーシューレ」は、ほぼ毎月開催されています。

P2に設営したオーバルコースの奥にショートコースがあり、双方至近距離ですから移動も容易で梅雨どきの開催イベントでしたから、運営がスムーズに行え時間のロスもなく好評でした。

濃霧の中、トレーニング開始前にグループごとのミーティングが行われました。津々見校長の説明に聞き入る参加者です。参加車輌はカイエン、ケイマンまで多種に亘り、964CUPが2台参加しました。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ






午前中は生憎の空模様、濃霧による視界不良でしたからコース上でも各コーナーごとに充分時間をとって、丁寧な説明と丁寧な運転に重点をおきました。濃霧よる視界不良を活かし、RRのポルシェを路面の状況の良くない今日のようなコンディションの下で、どのようにコントロールするか。極端にミューの低い「ポルシェ ウィンタートレーニング」を開催したことで、既に十分な経験を積んだ参加者が、やはりその成果を発揮し際立っていたことは評価すべき事象でした。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ






昼近くに雲の切れ間から初夏の太陽が出てからは、午前中のウェットでの丁寧なブレーキとアクセルワークの経験が生かされたことは大きな成果です。同じ911系でも特に964カレラやRS、CUPで参加したドライバーの丁寧なドライビングによる、美しい走行ラインに感銘しました。

「ポルシェクラブ六本木」が開催する次回の「スポルトファーシューレ 3」は来月7月31日(土)富士スピードウェイ本コースにおいて、11時から14時まで中間に1時間のインターバルを挟み開催されます。ぜひ参加頂きポルシェを本気で乗りこなせる「ポルシェ乗り」をめざして下さい。

その後、9月15日(水)から4日間「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」で開催される「北ドイツ自動車連盟」と「ポルシェクラブ六本木」共催の「スポルトファーシューレ 海外版」に参加されモータースポーツの本場で開催される本物の「ドライビングスクール」を堪能して下さい。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ





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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 197
2010.06.22

6月18日(金)曇天、明日の予報は雨です。
覚悟を決め富士スピードウェイに向いました。
明日、19日(土)は「ポルシェクラブ六本木」の「スポルトファーシューレ2」がショートコースとP2を併用し、終日開催されます。
今までもショートコースとP7を使用し、定常円を主体としたカリキュラムで開催してきましたが、今回は久々にP2に移り、広さを利用し特大のオーバルコースを設け「ブレーキとアクセル」の微妙な操作でRRのポルシェをコントロールすることで、奥の深い運転技量を要求されるポルシェの素晴らしさを体感するものです。

霧雨の中、コース幅12mのオーバルコースを2ヶ所に作る作業をしました。Rは20mでホワイトチョークを使い目印を付けるのですが、一本のビニール紐を20mの内径と12mの外周で同時に実線を引きパイロンを設置する作業です。
濡れネズミになり、11名が3時間費し17時頃作業を終了しました。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ





「スポルトファーシューレ2」開催日、19日(土)5時30分ホテルを発ち、昨夜の強風で倒木が道路の半分を塞ぐ、三国峠、別称明神峠を経由し、富士スピードウェイに到着、昨夕苦労し設置したP2のパイロンは、強風で全て土手際の草むらに吹き寄せられていました。朝になり風は収まりましたが、霧雨と濃霧で会場のP2はご覧のように視界は良くありません。
6時から特大のオーバルコースを再現し、受付開始時間の7時までに何とか間に合わせることができました。

参加者を技量に応じ3グループに分け、ブリーフィングの後、トレーニングの開始です。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ





好天であれば4台を同時にオーバルコースに入れる予定でしたが、濃霧で視界が悪いため1台1分で開始しました。待ち時間が多く練習効率が上がりません。霧は相変わらず濃淡の違いがあっても晴れることはありません。少しの晴れ間を利用して、2台を入れての練習を臨機応変に取り入れ、ウェットの路面での練習に専念しました。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ






昼少し前に雲の切れ間が生じ、見る見る初夏の空が現れました。今までP7を使用しての定常円でのトレーニングは、散水車を使用しウェット路面での練習していたのですが、今回の「スポルトファーシューレ2」は、天候が味方してくれたかのように、午後の高速走行の練習では路面は瞬く間にドライに変りました。午前中のウェットの練習成果を発揮し、コーナー入口をドリフト状態で進入する「ポルシェ997GT3RS」をご覧下さい。

これが「ポルシェクラブ六本木」が、ほぼ毎月開催する「スポルトファーシューレ」の「ポルシェ乗り」の楽しみ方です。

スポルトファーシューレ






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