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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 680
2012.12.26

午後最初のセクションは18kmポストからコカルーセルを通り20kmポスト手前までの約2kmのセクショントーニングでした。
セクション毎に区切ってニュルブルクリンクノルドシュライフェを走る場合と今日の昼食時のフリー走行で連続して走るのでは当然連続して走る時の方が速度も速く慣れないとセクション毎の繋ぎ目が覚え切れません。
そう云う意味で午前中走った2セクションがノルドシュライフェのどの辺の位置なのか知る上で昼食を取る時間を短縮してでも走っておくのはとても良いことです。

午後の第2セクションはグランプリコースの西側に位置するミューレンバッハです。
ダンロップカーブをスタートしアウディSコーナーでショートカットしフォードカーブを経て戻る高速走行とアクセル操作を重視したハンドリングが最も要求されるセクションです。

マンタイモータースマンタイモータース



写真でご覧のようにフォードカーブからダンロップカーブまでアクセルとハンドリング操作を重点的に体感するセクションが設けられています。
パイロンに接触しても飛ばないようにタイヤの中にパイロンを入れていますから風では飛ばされませんが車輌がタイヤに接触したなら間違いなく何らかのダメージは覚悟しなければなりません。

マンタイモータースマンタイモータース



第9軍団で最軽量の2車種を取り上げました。
ブラックのスズキスイフトです。
ムラタチューンの村田正明が乗り、左ゼブラ一杯まで寄せ右カーブギリギリまで直線を維持し突っ込んでいきます。
そしてゼッケン210番のゴルフは左アウトから右カーブに入って走行ラインは徐々にセンターに寄せ曲がり切って右ゼブラからアウトの左ゼブラに流れるような走行ラインを取るように指導されます。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 679
2012.12.25

12月17日(月)以降1週間ニュルブルク週間のブログ掲載を休み富士スピードウェイのレーシングコースで開催された スポルトファーシューレ9 とクリスマスに関連したブログを載せていたつもりですが、今朝ムラタチューンのホームページを見て18日(火)以降のブログが全くアップされていないことを知りました。
原因は不明です。
問題が解決したなら、まとめてアップされることとなるでしょう。
少し旬を外れましたがクリスマスイブの記事をお読み下さい。

スクデリアハンセアートのカリキュラム初日、第2セクションのフランツガルテン17kmポスト手前のジャンピングスポットは着地後左ゼブラが切れるまで踏ん張って直線で走り右カーブはゼブラ一杯まで寄せるのがドライの時の走行ラインです。最終回の走行に備え待機する第9軍団です。
9時45分から11時15分までの第2セクションのカリキュラムが終わり先行グループの最終回の走行に被さるような状態で待機することとなりました。
ご覧のように参加車輌はポルシェが70%近くを占めニュルブルクリンクノルドシュライフェでのポルシェの人気の強さを如実に現しています。

マンタイモータースマンタイモータース



グリーンヘルの別称で敬われるノルドシュライフェの走りは究極のブレーキとアクセルの使い分けで踏みすぎたら走りは不安定になり、不足したなら回頭しないのでその微妙なコントロールはポルシェでなければ味わうことができません。
そして何らかの原因で限界を超えたとき大きなダメージを強いられることとなります。
その境界ぎりぎりのところでポルシェを走らせることの快感を味わったならあなたはポルシェの素晴らしさとニュルブルクリンクノルドシュライフェ別称グリーンヘルの虜となるでしょう。

11時30分少し早めの昼食の時間です。
ホテルでの朝食が早朝6時でしたから丁度良い時間です。
グランプリコースに面したピット2階ADACのVIPルームが昼食会場に向けられスープ、パン、ボイルしたソーセージやヨーグルト、ケーキ、果物が用意され各自めいめいが空いた席で歓談しながら昼食をとります。

マンタイモータースマンタイモータース



昼食時間は11時30分から14時まで2時間30分と余裕をもって取っているのは、この時間に全コースグランプリ、ノルドシュライフェを使用しての占有走行が設けられているので、食事もそこそこに飛び出して行く参加者もいます。
同乗走行も自由ですから互いにハンドルを交代し切磋琢磨する日本のポルシェ乗りたちです。

午後のセクションに向けスタート前に簡単な打ち合わせが行われグランプリコースとノルドシュライフェをほぼ一周し18kmポストに到着しました。
早速午後最初のセクションでのブリーフィングが始まりました。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 678
2012.12.24

昨夕、久々に地下鉄六本木駅で下車し東京ミッドタウン内で開催された会議に出席しました。
“久々に地下鉄六本木駅で下車" と書いたのは ミツワ自動車販売㈱の六本木営業所が飯倉交差点にあり “ポルシェクラブ六本木" の事務局が長い間間借りをさせて頂いていました。設立当初1987年の名称はポルシェオーナーズクラブでしたがその後現在の名称となりました。

東京はポルシェクラブ東、西、南と3クラブからなり、それぞれクラブの特徴を発揮し活発な活動を展開していました。
1980年初期ポルシェAGがドイツ各地のサーキットでスポルトファーシューレの名称でクラウス・デトリング校長の下、ドライビングスクールを開催していましたが、ポルシェクラブ東東京は1991年8月にホッケンハイムで開催されたスポルトファーシューレに初めて参加したことが縁で現在もほぼ毎年有志が参加をしています。
参加すると決まってドイツのポルシェ乗りに東京のどこにあるクラブか聞かれ当時日出ずる国を象徴するかのようにバブル崩壊の兆候も知らず六本木の地名は世界に知れ渡っていました。そこで “ポルシェクラブ東東京” と云う抽象的名称を廃し “ポルシェクラブ六本木" と世界の誰にでも分かる名称に変更しました。
クラブ創設時からミツワ自動車販売㈱六本木営業所で現在と同様に毎月理事会が開催され終わった後の食事を楽しみにしていましたし当然アルコールが入るので地下鉄六本木駅を利用していました。

ミツワ自動車販売㈱がその後ポルシェの販売、修理から撤退しランボルギーニ、アウディーと変転することで “ポルシェクラブ六本木" の事務局を同所に間借りすることを遠慮し各所を転々としましたが、世界に通用する名称のみ現在も使われています。

昨日は3連休の天皇誕生で今日の振替休日の中日で久々に地下鉄六本木駅で下りたところ東京ミットタウンに続く長い地下のコンコースは人が溢れ歩行者の通行規制で歩くのも困難な状況に驚かされました。
やっとの思いで地上に出ると自家用車と地方ナンバーの観光バスでここも大混雑していました。


出掛けるときはいつもカメラを手にしているのですが、手荷物が多かったので押し寄せている観光客とイルミネーションを写すことができませんでした。

下記の写真を使わせて頂きました。

メリークリスマス

このページェントは明日25日まで見られるそうですが、因みに東京駅のライトアップは観光客が車道まで溢れ途中で中止されたと今日の朝刊で知りました。

イルミネーション



12月17日(月)から丁度1週間ニュルブルク週間のブログ掲載を休みました。
明日から再開させて頂きます。

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 677
2012.12.23

メリークリスマス
クリスマスイブを明日に控えケルンとシュツットガルトのクリスマスマーケットの夜景をアップしました。
威厳に満ちたケルンの大聖堂がバックに聳え立ち、地上の華やかさとは対照的です。
時々妖精のように雪が舞い落ちてきます。

クリスマスクリスマス



満天の星空のように頭上を覆うイルミネーションと机ほどの大きさのクリスマスプレゼントのオブジェが頭上5、6mほどの所に掲げられ鈴の音に合わせ僅かに回転しています。

クリスマスクリスマス



広場を見下ろす建物から眺めたクリスマスマーケットです。
狭い通路が縦横に通りクリスマスに因んだいろいろな品が並んでいます。
店の屋根はどこも童話の世界のように美しく飾り付けられスポットライトに照らし出されクリスマスの雰囲気を醸しだしています。

クリスマスクリスマス


通路に面しぎっしりと店が並んで居るだけでなくポンと思い出したようにこんな空間も設けられていますから、はぐれたらここで待ちましょうとでも言うようにこんな演出もされているのが心難いばかりです。

この店はムラタチューンで使うような工具やパーツをガラスで囲んだ店で販売しています。
さすがはポルシェ、ベンツ、ボッシュの故郷に相応しいものばかりです。

クリスマスクリスマス



最もクリスマスマーケットに相応しいと思われる店です。子供や特に若い女性には人気があるのではないでしょうか。通行人が気遣ってくれたお陰でシャッターが切れました。
一瞬人を避けて写すのは結構苦労します。

明日のクリスマスイブを前にドイツのクリスマスマーケットの夜景をアップしました。

クリスマスクリスマス



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 676
2012.12.22

今回もスポルトファーシューレ開始前に津々未校長が挨拶で述べた帰路につく時、車は来た時のままで終了したい旨の話がありました。天候は雨天でしたからコースコンディションは良くはありませんでしたが丁寧なドライビング操作を会得するには最良の条件であったことは言うまでもありません。
ヘアピンから1台ずつの走りをつぶさに見ることができましたが、速度を落とし沈むような丁寧なコーナーへの進入から曲がり切ってからの緩やかな舵角、そして直線になっての安定したポルシェならではの目を見張る加速は周回を重ねる毎にその走りに優美さが加わりました。

津々未校長の講評のあとお二人の講師と参加された皆様へのお礼の挨拶で無事締めくくることができました。

富士スピードウェイ富士スピードウェイ



恒例の集合写真の撮影です。
菊池カメラマンの構えるレンズに向かって綺麗に並んだ参加者全員に大声で雄叫びを上げてもらいました。
この元気さがポルシェクラブ六本木の本来の姿です。
すまし顔で斜に構えた写真はポルシェクラブ六本木には不似合いなのかもしれません。

富士スピードウェイ富士スピードウェイ



15時からホテルで冷えたビールと “甲州わいん” とひらがなで印刷された赤、白のワイン、昨日横浜の赤煉瓦街のドイツフェアーで買い求めたグリューワインも加わり盛大な酒盛りが夕食までの2時間続きました。
グリューワインは丁度この時期ドイツ各地のクリスマスマーケットで好んで飲まれシナモン、クローブなどの香辛料と砂糖やシロップを加え温めて飲むワインです。
毎年この時期にケルンを訪ね凍えるような夜、雪のちらつくなか夜空の大聖堂を眺めながらクリスマスマーケットで飲むグリューワインは冬のドイツになくてはならない飲み物で凍えた手をグラスで暖め、甘いシナモンの香りのワイングラスに息を吹きかけ飲み、凍えた体が温めるこの時期のドイツの風物詩です。

8時から朝食をとり、朝風呂に首まで浸かり10時過ぎチェックアウトをしました。
夕べは何時まで語り、飲んだのでしょう。
雲ひとつなく晴れ上がった冬空の下、大阪と東京それぞれ帰路に付く前に素晴らしい青空を撮影しました。

富士スピードウェイ富士スピードウェイ



次回に続く