新着情報

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 809
2013.11.24

国道299号線沿いの駐車場から徒歩で行くことができる白駒池の景観です。
車を預けた駐車場のおじさんに何分くらいで行けますかと聞いたところ、年格好や服装、足下を見て20分と的確なアドバイスを頂きました。
帰りしな4,5才の幼児が祖母と一緒に白駒池に向かうのに出会いましたから、この季節は防寒具を用意した健常者なら誰でも行かれる距離で600m15分だそうです。
往路前半、池畔への分岐点までは緩やかな上り坂が続き、その後は池に向かって短い下り坂の後、池畔の砂利を敷き詰めた小径が白駒山荘まで続きます。

池畔沿いには白駒荘の手前の眺めの良い場所に東屋もあり、今日のように暖かいと距離も時間も丁度手頃な散策路です。
シルバーのツードアセダンのイタリア車に乗り、車もポルシェ964カップカーを所有し鞄もカメラもそして仕事にもこだわり、レンズにこだわり所有するライカで写した右の写真と左を比較しました。
微細機器の設計から、設計のために加工までもこなす特殊分野の仕事をする技術者ですから、撮影は手動で構図にもこだわりシャッターを切っていました。
下の写真はほぼ同じポイントから写した写真です。

ツーリングツーリング



ここに掲載した右側縦の3枚はライカで写した写真です。
奥行きを実感する見事な写真ですから、どうしてこんなに素晴らしい写真が撮れるのか理由を聞いたところズームレンズのカメラはどうしても手ぶれが発生しピント合わせが難しいので単焦点レンズを使用し、被写体との距離は自分が移動しピントは手動で合わせ写すそうです。
手元で簡単に操作できるズームレンズで被写体の遠近からシャッタースピードも露出も自動でシャッターだけ押して写した写真とは、こだわりの違いがはっきりと写真に表現されています。

ツーリングツーリング




バカチョンカメラで 「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」 と云う安易な気持ちでは奥の深い写真など撮れるはずがありませんから、そう言うと「いやーレンズの設計から違いますから」 といなされました。
今、正に右の写真を写しているところです。

ツーリングツーリング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 808
2013.11.23

国道299号線メルヘン街道を南信諏訪地方の茅野市から東信佐久地方、佐久穂町との郡境の麦草峠に向けポルシェクラブ六本木の一団は上り続けます。
麦草峠は志賀高原の渋峠に次ぐ標高2、120mの国道で凍結期になると閉鎖、通行止めとなります。

関連し経験した者のみが知るにがい思いの話を掲載します。
今冬雪国に向かう人は呉々も事前に調べてからお出掛け下さい。
ナビに頼りきり中京から参加したボクスターのドライバーが諏訪インターチェンジから蓼科の別荘地帯を通り過ぎ麦草峠に向けて相当距離を走ったその先でこの国道299号線は行き止まり、閉鎖されたゲートの看板に冬期閉鎖と記されてあり、再び諏訪インターチェンジまで戻り小海を経由し深夜2時過ぎにホテルに辿り着きました。
10ヶ月前のことでメルヘンの名称とはほど遠い道のりだったようです。
ところで余談ですが現在最も進んだナビでも、このような冬期通行止めの注意を表記をするナビは現存しないそうです。

再びツーリングの話題に戻ります。
麦草峠の頂上付近は前後平坦に近い直線が続き道路が右に大きくカーブしたその先に白駒の池駐車場が現れました。
二日目の昼食時間は13時で予約していますから白駒池に立ち寄り時間調整をすることにしました。
11時40分を少し過ぎていますが、このままだと12時にはレストランに到着するので駐車料1台500円を支払い北八ヶ岳の鬱蒼とした森を散策することにしました。
暖房が良く利いた車内から標高2,000mを越した駐車場に降り立つと防寒コートを羽織らないと耐えられない寒さです。
駐車場から600m、徒歩で20分の行程を記念撮影のあと全員で出発です。

ツーリングツーリング


敷石を並べ整備された観光用山道を登り白駒池の東池畔と南池畔への分岐からは南の道を取り池に向かって下ります。
風は無く登り坂で体は汗ばむほどになり羽織っていた防寒コートのチャックを外したり脱いで手にしています。

ところで先頭を歩くクラブの長老山田3兄弟?の長兄の足運びを左の写真と右の写真で比較しご覧下さい。
右の写真、右足は下り坂で踵から下ろしていますが、氷上歩行と同様につま先から下ろさないと滑って転倒する危険があります。
歩行時滑る危険がある所では、つま先から下ろすと滑っても即座に立て直しができます。氷はミューが低いので滑り、登山道では石車に足を取られ滑ります。右の写真のように体の重心が完全に後ろに偏っていると右足が石車に乗った時は転倒することがあります。
富士スピードウェイの第一コーナーでもブレーキを残したまま前めりにして進入することでグリップはより確実になるのと同じです。

しかし、新雪の下り坂の歩行は逆に踵から下ろすことで滑り止めとなります。
2ヶ月後の氷上トレーニングの参考になればと記載しました。

ツーリングツーリング



北欧の湖畔の写真だと云っても通用しそうな風景の中に白駒池はひっそり佇んでいました。
晩秋11月第一週の連休と云うことと天候も良く、この時期この場所としては暖かでしたから観光登山者も多いです。
丁度昼時でしたからテーブルの青い服装の女性が食べますかと声を掛けてくれました。
青い服装の女性と同伴のもう一人の女性と3人でテーブルに付くはずでしたが「あぁ、困った箸が一膳しかないわ」と言い出しました。そうするとテーブルの右に座る筈の女性の箸も当然私の箸もないわけです。
白駒山荘で調達し提供しました。
写真右の同行者達が、にたにたしながら観察していましたから、そこまででその先の箸は進まず駐車場に向かいました。

ツーリングツーリング


次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 807
2013.11.22

週間天気予報では11月2日(土)は晴れ、3日(日)は曇りから雨となっていましたが、運良く天気予報は外れ見事な青空が蓼科高原一杯に広がっています。
昨日フォトハンティングラリーを終えホテルに到着した時、駐車場は一杯で全車屋上の露天に留めましたからそこから眺めたエンジン始動前の各参加車両です。
今回のツーリングは走行距離数が短く帰路の東京到着は16時を予定していましたからホテルのチェックアウトは10時にしました。
6時の営業開始と同時にのんびり朝露天風呂に全身浸かり、7時半の朝食を終え出掛けにもう一度入りましたから寝不足も解消、体は完全にリフレッシュし駐車場に並んだ参加車同様いつでもスタートできます。

ツーリングツーリング



ミットシップの赤い跳ね馬と白に黒の鞍を付けたイタリア産とドイツ産の2台、これぞ動く芸術品です。
スタート前の僅かな時間にルーフはオープンにハッチバックが開け放たれ、轟々と鳴り響くエンジン音が辺りを圧し、いやでも存在感の大きさを認めない訳にはいきません。

ツーリングツーリング



11時過ぎに駐車場をスタートし暖気運転のままでも、どんどん加速する下り坂を再びメルヘン街道、国道299号線に出て標高をどんどんと上げて行きます。
道路南斜面の唐松林の紅葉はまだ初まっていません。
カメラは今回のイベントで1台参加の赤いボディーカラーの車から前方を写しています。対向車もなく紅葉の季節なのかどうかも分かり難い今秋ですが、昨日の昼食会場だった女神湖のレストラン“たんぽぽ”のオーナー花岡さんが話されたように晩夏の異常低温と秋口の真夏日が、例年ならば燃えるような錦秋の彩りを妨げているようです。

連続した登り坂が続くメルヘン街道は進むにつれ標高が上がりポルシェクラブ六本木の一団は一路麦草峠に向かいます。

ツーリングツーリング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 806
2013.11.21

ポルシェクラブ六本木が秋のツーリングで開催するフォトハンティングラリーはクラブ創設以来今回で4回目です。
2泊3日の長距離ツーリングの場合は3日間で2,000km程走りフォトハンティングラリーは2日目に行われます。今回は近距離でしたから初日の中継地点、岡谷インターチェンジをスタートし諏訪大社下社と霧ヶ峰を中心に主要ステージを設定し迷題、難題をワンステージで何題か出題し消化するようにしました。

採点方法は設問に対し撮影の有無をチェックする減点方式とし参加者が撮影したデータはパソコン操作が得意な加藤さんが前座の飲み会の間に取り込み、懇親会会場で全員参加方式で評価、採点を行うこととしました。
しかし予期しなかった偶然の出会いと展開でフォトハンティングラリーの表彰式はお預けとなりました。
仕事の都合でラリーに参加できなかった人が3名いましたから、そんな事情も考慮し表彰式はクラブの年次総会の余興でと考えています。

さて、ツーリングの宴会会場の話題に戻します。
アンコールの木遣り唄が終わり参加者全員で記念撮影です。
菊池一仁カメラマンがシャッターを切り木遣りのかけ声同様に全員が大きい声を張り上げていますが、いつの間にか大切な御幣を手にする参加者がいます。

集合写真では席を外していたため木遣り唄の長老古田さんと肩を寄せての記念撮影です。
入会前の体験参加をして約3時間経過後のスナップです。
   
ツーリングツーリング




懇親会の席が隣で入会体験参加と云うこともあり赤い跳ね馬の調教師、坂巻さんの話上手とエスコート上手で大いに盛り上がり、じゃじゃ馬ぶりを充分発揮していました。
しかしこの辺の時間になると、もうたじたじで疲れ気味の大先輩を両脇から支える?入会希望の二人です。
このタフさ、それはそうでしょう弥生町の大学病院の精神神経科の大学院生で若さと研究科目を聞けば最初から勝ち目の勝負ではなかったのです。

右の写真は大先輩の山田さんと左右も山田さんで今回のようにイベントが開催される場合以外、通常は毎月第1土曜日に開かれる理事会に3人とも出席しクラブ創設時からの大先輩の両脇を固めています。
モデルは山田3兄弟です。

ツーリングツーリング



3時間に及んだポルシェクラブ六本木第4回フォトハンティングラリーの懇親会は諏訪大社で7年に一度、寅と申年に開催される御柱祭の木遣り唄の名人お三方をお招きして盛会、大成功で幕を閉じました。
御幣を収め家路に付かれる小口典久さん、宮坂明宏さん、古田和人さんです。

来週出来上がる音楽会のポスターを持参しご挨拶にお伺い申し上げます。
突然の申し出を叶えて頂きました下諏訪町木遣り保存会の皆様に心から感謝を申し上げます。

誠にありがとうございました。

ツーリングツーリング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 805
2013.11.20

懇親会会場に移動し開宴の挨拶と全員で乾杯の後、入会希望の体験参加者が二人いましたからいつものように自己紹介を初めました。
先程までの前座の飲み会ではお持ち頂いた前回2010年に開催された諏訪大社下社式年造営御柱大祭のDVDを大型テレビで見ることができましたが、懇親会の会場に用意された更に大型のテレビはパソコンのコネクターが装備されていませんでした。
急遽プロジェクターが用意されましたがセッティングに手間取りの映像を写すことができず小林会長の開宴の挨拶に続き取りあえず自己紹介を初めました。
40分ほど苦闘の末セッティングが完了した。
下諏訪町木遣保存会の皆様に木遣り唄の後、ゆっくり食事を召し上がって頂くための準備は整いました。
午前中に偶然3人だけが聞いた木落坂上の感動をもう一度フォトハンティングラリー参加者全員が一緒に聞けるクライマックスの瞬間が訪れました。

最初に全国木遣りサミットの優勝者で偶然の出会いを作って頂いた小口 典久さんの木遣り唄で幕が開き御幣(オンベ)が上下に舞いました。
次に木落坂上部斜面の動画に登場されている宮坂宏明さんがやはり澄んだ声を披露されました。

ツーリング
ツーリング



最後に御柱祭木遣り唄の神髄に触れる節で古田 和人さんが「ヤアー レエー 奥山の大木 里に下りて 神となる ヨーイサ」 と唄われました。
ポルシェクラブ六本木のホームページ動画サイトに3名の方々が前回の御柱祭の木遣り唄で活躍されている映像がアップされていますので、ぜひご覧下さい。

ツーリングツーリング



登場頂いた三名の方々は2ヶ月後の2014年1月18日(土)佐久穂町の八千穂レイクで開催されるポルシェクラブ六本木主催のポルシェウィンタートレーニング3日目の夕刻18時から佐久穂町茂来館で同町観光課と共催で開催される「和と洋の伝統に親しむ夕べ」と題した音楽会で公演頂ける運びとなりました。
午前中の偶然の出会いは2ヶ月後に開催される音楽会の大型ポスターでも紹介され、その和は更に大きな広がりとなって行くことを今から楽しみにしています。

20時30分過ぎに最後の参加者が懇親会々場に旅行鞄のままで駆けつけてくれました。
診療を終え東京から到着したままの格好です。
会場に入るなり「あれ、どうしたの。この方達は、えぇ女房も諏訪の出身で・・・」となり、和は一段と大きくなりました。
もう少し早く到着すれば一緒に聞けたのにと、なるのは当然の成り行きです。

ここでアンコールの拍手が起きたのもまた当然です。
小口 典久さんが「ポルシェクラブ六本木の皆さんの益々のご活躍を祈念いたしまして」と口上を述べアンコールに応えてくれました。
盛大な拍手で諏訪大社下社式年造営御柱大祭の木遣り唄は幕を閉じました。

その模様はポルシェクラブ六本木の動画でご覧下さい。

ツーリングツーリング


次回に続く