新着情報

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 894
2014.04.25

氷上リンク上の舞踏会は皆さん優雅なワルツを楽しんで頂いています。
ニコ・カストラップさんもジグフリード・シャラーさんと談笑しながら袋に手を差し入れ一段落したひとときを寛いでいます。

皆さん、充分に氷上舞踏会を堪能した後は、4日間の総仕上げのスケジュールが予定されていますが、間もなく開始の午後3時です。
江原志鋼さんとニコさん、ティモ・カストラップさんの3人がミーティングを始めました。

ウィンタートレーニング  ウィンタートレーニング




今度は参加者全員が2グループに分かれてミーティングを開始しました。
右列朱色のダウンジャケットを着た向こう隣の参加者の足下をご覧下さい。
西に傾き始めた日陰が長い尾を引き、気温は-10°を下回り始めたこの時間に何故か裸足でミーティングに参加しています。

ポルシェウィンタートレーニング4日目の最終セクションを迎え、閉校まで後2時間までがんばって頂きましたが、ご主人が深夜勤務のための帰京に伴い明朝から勤務のご婦人もお世話になったニコさん、ティモさんと握手を交わし帰途につきました。
今夜は宴会の主役が居なくなるのが残念ですが、仕事あってのポルシェです。
道中気をつけてお帰り下さい。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




氷上参加者の集合写真です。
澄み切った冬晴れの下、この先2グループに分かれて全コースを使ってのタイムトライアルです。
例年開催されるこのレースはイコールコンディションの2台がスタート時間の間隔を空け、同一地点をスタートし一周走った後、ドライバーが入れ替わり全員が走り終えた時点で勝敗を決定します。
慌てたり、急いで真綿の壁に行く手を阻まれるようなことがあると、半周の時間差はたちまちにして詰められこととなり、急がず、慌てず、確実なグリップ走行が勝利への道ですからトレーニング矛盾していると思われる人が多いと思います。
しかしレースとなると少しでもタイムを詰めようとする心理が働きますから、一定の速度を出して走ります。
その時に落とし穴が待ちかまえています。
氷面やコースの進入の仕方で一瞬にしてあらぬ方向に滑ったとき、4日間とトレーニングで体感したカウンターが瞬間に危険を回避してくれるのです。

スタート時間が迫りました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング


次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 893
2014.04.24

上垣内寿光さん大変お待たせいたしました。
待機頂いている車溜まりに参加車両の中でただ1台の黄色の987が運転手付でお迎えに上がりました。
氷上のタクシードライバーはインストラクターのニコ・カストラップさんです。
橋本眞介さんが4輪バギーに乗り全身を寒ざらしで走り込んだ後、上垣内が乗る987はオープンにしていますが、寒風を肌で体感頂くためでしょうか。

ウィンタートレーニング
 ウィンタートレーニング




演奏家のお二人はドイツに留学をしていましたから当然ドイツ語は堪能で、通訳を必要としません。
会話に不自由しなければ、楽しさは無限に拡がって行きます。
昨夜は深夜まで及ぶ懇親会を兼ねた夕食で大いに盛り上がり、今日は987のシートで二人は満面の笑みを浮かべ、もろ手を掲げVサインを送ってスタートして行きました。

ウィンタートレーニング
ウィンタートレーニング




黄色のドレスの987は後方のコンチネンタルタイヤの幟を右に左に翻すように美しい曲線を描いてカメラに向かって来ます。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




右カーブから短い直線をドリフトのまま、今度は左カーブに目がけ進入してきます。
初めて体験するドリフト走行で、フェイントをかけその反動を利用して短い直線をかなりの速度で横向きに走るハンドル操作は、昨夜のクラシックギターの演奏に相通ずるものを感じましたが、今回のウィンタートレーニングと「和と洋の伝統に親しむ夕べ」に参加された皆さん、超絶技巧のお二人の技についての感想はいかがでしょうか。

上垣内さんポルシェのパッセンジャーシートでお楽しみ頂けましたでしょうか。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く 

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 892
2014.04.23

この走りの結果はご覧の通りです。
4日間のアグレッシブな走りで、ついに捉えられました。
停まっている車ではなくハンドルを握っていたドライバーの服装が白に黒のポルシェ乗りの天敵、いや失礼、あの車によく似たカラーリングです。
早速、検証?のための写真撮影が行われていますが、高速隊の警察官ではなくポルシェ仲間ですから、ご安心下さい。

安心するのは行政処分のことではありません。
これだけ激しく接触しても、頬ずりしたくなるような大切なポルシェは無傷と云うことです。
能登原人のご当人が「弘法も筆の誤り」と言ったとか、言わぬとか。
いや、いや、「猿も木から落ちる」と当人でなく、口さがないポルシェ乗りが、言わぬとか、言ったとか。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




黄色に虎模様でなく、豪華版白いレッカー車?が事故現場に到着し、早速撤去作業が始まりました。
牽引フックにロープを架けていますが、本来なら右前輪はロアアームとフロントフェンダーに大きな損傷を受けている事故の筈です。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング


事故渋滞の早期解消と早く走れる状態にするため皆さん、ともかく協力的です。ここまで真綿のガードレールに捉えられると引き離すのに苦戦します。
白のレッカー車の牽引だけでは、どうにしても脱出できず早く事故現場に到着した二人が押していますが、ビクとも動きません。

ウィンタートレーニング
ウィンタートレーニング



引き離し作業を見守っていたポルシェ乗りが更に一人、二人と車に取っつき引き離し作業を手伝い始めました。
こうした協力で自然と声を掛け合い「ヨイショ」「ヨイショ」の御柱の木遣りが生まれたのでしょう。
午後2時5分現在の交通情報をお知らせします。
八千穂レイク左回りの車線は事故による交通渋滞が発生しています。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング


次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 891
2014.04.22

多忙の中、4日間参加するのは不可能に近い状況で、あえて参加頂きました。
パソコンと資料を持参し、氷上トレーニングの空き時間は執筆に専念する4日間のスケジュールでの参加です。
そこまで思いやっての参加に主催者冥利に尽き、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

同行参加者の初日午後、日差しは西に傾きレッスン中の997の陰が長く伸びるなか、微妙にしてソフトなアクセルとハンドル操作に没頭しています。
氷上リンクで舞踏会の参加資格を取得するためドリフトの切っ掛けを掴む感覚を探っている状態です。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




ウィンタートレーニング最終日13時頃の舞踏会参加資格の試験?風景です。
パッセンジャーシートには若く優しく教え上手なニコ・カストラップさんが座り、「ガス、ガス」、「逆ハンドル」と叫んでいるのが聞こえてきそうです。
ブログをご覧頂いた皆さん如何ですか。
4日間の成果のは。

ウィンタートレーニングの開催期間が連続で4日間行われる大きな理由は、このためです。
この難関を4日間で乗りきった合格者?はサーキットイベントの高速レーシングコースでも常に安定した走りを体現しています。
切っ掛けを掴み切れないまま4日間の氷上トレーニングが終ってしまう参加者が他の車種に比較して多いのは964のドライバーです。
やはり964のコントロールは他のポルシェに比べ難しいです。
ニュルブルクリンク24時間のレースで史上初の5勝を果たしたマルセル・ティーマンさんがノルドシュライフェで964CUPを走らせたとき言っていました。
乗りこなすまで大変だが手なずけたなら面白いと。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



4日間の成果をご覧下さい。
美しいドリフト走行は優雅にして華麗なワルツを踊っているようです。

クラシックギターの上垣内寿光さんとクライネットの橋本眞介さんお二人が乗る車が来るのを待っています。
先ほど4輪バギーを楽しんだ後ですから、瀬戸内海に面した暖かな冬と違い-10°の八千穂レイクはさすが寒かったでしょう。
完全防寒態勢で次に乗る車が来るまで待機しています。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング


次回に続く



 

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 890
2014.04.21

ウィンタートレーニングニング最終日の激走シーン2題をまずご覧下さい。
北陸の雄、そして能登原人のブログでお馴染みのポルシェ乗り、その躍動感溢れる激走ぶりをプロカメラマン菊池一仁さんが八千穂レイクの堰堤の上から撮影しました。
もう一方はボルクスアオトスの吉田さんと二人で参加した息子さんが、煙幕を張ったような直線ドリフトの激走を披露してくれました。
不思議なことに直ぐ近くには小海町とか、海瀬、海尻、海ノ口云う地名や駅名、そして小海線がありますが、ご存じのように長野県は海なし県です。
日本海に面した羽咋からと大海原の太平洋に面した浜松から中間地点の佐久穂町八千穂レイクで、この二人はエネルギッシュな走りを披露してくれました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



ボルクスアオトスの吉田さんとポルシェAGのインストラクターニコ・カストラップさんが4輪バギーで一騎打ち? 日独タイムトライアル?
走行形態はニュルブルクリンクノルドシュライフェ同様で車種は問わずのツーリスト走行と同じです。
2秒遅れでスタートした二人の距離は開かず縮まらず前車がドリフト体勢に入ると吉田さんも同様にドリフトで双方互角の激走ぶりは勝負にはならず。
等間隔、同一体勢でリズミカルな氷上舞踏会は見ていても華麗で楽しいです。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



最高速でグリップの限界に挑むニコさんのドリフト走行です。
ニュルブルクリンクノルドシュライフェのカルセールの上部の平面を4輪ドリフトのまま走るドライバーですから、全身に寒風を受け、身をさらしたままのドリフト走行は更に楽しいのでしょう。
思い切り楽しんでいます。

愛車はハーレーダビットソンです。
やはり身をさらしたままの本来の走行を楽しむのが好きなライダーでクライネット奏者、橋本眞介さんの氷上での戯れです。
ブログにはクライネット演奏会とオートバイの記事が良く掲載されていています。
機会があったら、ぜひご覧になったら如何でしょうか。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く