ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1029 2015.07.20
スパイダーの後継車として購入しましたが、ウォルフガング・カウフマンさんとはスパイダーに乗っていた当時のポスター用写真撮影以来の再会です。今年は氷上トレーニングも、前回4月11日(土)に開催されたスポルトファーシューレ1の時も、まだ納車されていなかったため参加できませんでした。
2回不参加でしたから自分が納得いくまで走り込み、そしてカウフマンさんにも同乗してもらい、乗せてもらいマンツーマンのドライビングを心ゆくまで楽しんでいます。
来年4月と5月に開催される諏訪大社御柱祭の木遣り保存会の皆さんとお知り合いになったのは、一昨年11月です。
そのとき開催されたフォトハンティングラリーの懇親会からポルシェクラブ六本木のイベントに参加しています。
昨年同じショートコースとP2で開催されたスポルトファーシューレ2は、診療の都合がつかず不参加でしたが、今回は午後から参加しています。
サーキット走行は既に3回参加していますが、ショートコースは初めて走るので黄色のストライブをリアウィンドに貼っています。
997ターボに乗る今回唯一の女性参加者の紹介者で、ビジターとして参加しましたがサーキット走行は初めてです。
基礎からポルシェの運転を習いたいと思っていたところ紹介され良い体験ができたと心から喜んで頂きました。次回10月に開催されるスポルトファーシューレ3 も参加されポルシェの素晴らしさを体感し、カリキュラムとクラブの雰囲気を理解してから、入会されると良いと思います。
レーシングコースで開催されるカリキュラムでは、いつも993か964で参加していますが、初めてのショートコースは、こんな車種で参加しました。
回頭性も良く、乗っていてとても楽しそうです。
3回目の参加ですが、やはりショートコースは初めてで、津々見校長先生直弟子?として指導を受けています。
親切で丁寧なアドバイスでめきめきと腕を上げています。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1028 2015.07.19
子鹿捕物帖?今日の主役がハンドルを握る73カレラです。スポルトファーシューレは、ほぼ参加頂いていますが、今回は定期点検の入庫を延期し来てもらいました。
ウォルフガング・カウフマンさんのマンツーマンの指導が売りで、無理を承知で参加頂きましたが、どうなったでしょうか。
ストーリーは意外な方向に展開して行きました。
希少車種964CUPです。
リアウィンドーの斜めのストライブは、初参加者の目印ではありません。
念のため。
ポルシェクラブ六本木創設期のメンバーですが、一時期オートバイのレースに狂奔しましたが、職業柄あまりにもリスクが高く、RRのポルシェの面白さも忘れ難く再び還ってきたポルシェ乗りです。
本音/齢には勝てませんでした?
因みにポルシェクラブ六本木第5代目会長を務めています。
走るも、酒もめっぽう強く、今回は997ターボではなく空冷最後の993ターボで参加しました。やはり仕事柄、休診が難しく今回もぎりぎりまで参加の可否が決まりませんでしたが、前日午後参加が決定しました。
懇親会後の二次会、三次会、丑三つ時は早いうちで、若さや、並の酒好きではその酒豪ぶりに歯が立ちません。
今回993ターボが2台参加している旨を既に書きましたが、そのもう一方です。
昨年の同じ時期、ウォルフガング・カウフマンさんは招聘しませんでしたが、同じ内容で開催したスポルトーシューレ2の1週間ほど前に腕の骨にひびが入り、トレーニングには参加できず、奥さんと乳幼児の3人で昼食だけ参加しました。
前回の分を取り戻すべく?激走する997カレラです。
997GT3を駆って走り、既に5年が経つでしょうか。
ショックと車高調整は特注で装着し、夢のような走りを見せてくれます。ほぼ毎回欠かさず参加し、ポルシェで走る限界間際の微妙なコントロールを楽しんでいます。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1027 2015.07.19
ポルシェ乗りが加わったグリーンカント?での30分余に及ぶ子鹿保護の共同展開は、73カレラに乗る大久保さんの宣撫?が功を奏し無事に保護されました。俊足で駆け回ったため、さしもの子鹿は息遣いも荒く小さな舌を見せ抱かれた胸で喘いでいます。保護された子鹿のもとに真っ先に駆けつけた997ターボを愛車とする女性ポルシェ乗りがスマホを使って特ダネ写真の撮影をしています。
保護のため巻き狩りに参加したポルシェ乗りも加わり、保護された子鹿のあまりの、あどけなさに無粋な男達は、ついスキンシップをしたくなるのでしょうか。
子鹿の気持ちを配慮するに到らず、次々と抱きかかていますが、子鹿は息を弾ませているだけで、大人しくしています。
観念?したのでしょうか。
子鹿の愛らしさとは対照的な、異相!の男共に次々と抱き抱えられ廻りを囲んだ男達はスマホのシャッターを切り、その愛らしさと、観念しきった大人しさが故に、人間共をこのような行動にさせるのでしょうか。
ご安心下さい。
緊急車両は白地に十のマークではありませんが、ショートコース専用の赤いワンボックスで非常灯を装着した緊急車両に乗せられ、場外の山に還されることとなりました、
永年富士スピードウェイを使用して来ましたが、こんなハプニングは初めてのことで、保護された子鹿も生涯これ一度だけの経験となるでしょう。
安全な富士の裾野で達者に暮らせよ。
めでたし、めでたしの一幕でした。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1026 2015.07.18
ショートコースの最終コーナーから第一コーナーを抜けS字に到る土手を大の男に追い詰められるたびに奇麗にクリアーして走り去って行きます。男共3人はドタドタした感じで、子鹿の敏捷さとは対象に妙に鈍重に見えてします。
どんなもんだい!
追いつけるなら追いついてみなと言わんばかり、タックルをクリアーし走り去って行きます。
スラリとした脚の子鹿の愛らしさに比べ、つなぎを着用し足の上に胴が載ったような中年男と比べたなら、内心子鹿に応援してしまうのが人情でしょうか。
最終コーナーから第一コーナーの先までの広範囲に男3人では子鹿のスピードに歯が立ちません。
ピットロードのガードレールに並んで子鹿と男3人の追いかけっこを皆で、ただ眺めていても当分決着は付きそうにありません。
この様子を見てメルヘンチックな世界から現実に戻らざるをえません。
小鹿さん、スミマセン!
皆さん参加費を収めていますが・・・
男3人が子鹿に翻弄される追いかけっこに終止符を打つため、ポルシェ乗り全員が参加しての保護に掛かりました。
大鹿さんが土手を下りて行くとすれ違う格好で更に下に向かう子鹿です。
何とかなるのかと付いに下って行くと肩すかしのような形で、いきなり包囲網を突破し土手の上に駆け上り、子鹿に弄ばれるポルシェ乗りの集団です。
5往復もした子鹿は20名ほどのポルシェ乗りの巻き狩りあい、所詮多勢に無勢、白いつなぎに黒のTシャツを着た水色の73カレラに乗るポルシェ乗りが、お出でお出でと声を掛けての手招きに誘われるように、荒い呼吸をしながらよろよろと歩み寄っていきます。
全力で駆け回り精も根も尽き果てた子鹿は観念したのでしょう。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1025 2015.07.17
ニュルブルクリンクで開催されているロングディスタンスに挑戦し、資格を取得して後、24時間耐久レースに参戦を目指す86とその仲間です。資格取得までは同モデルで、本戦は新しい86で5年以内の挑戦がスタートしました。
昨年開催されたポルシェウィンタートレーニングのポスターとなったポルシェ乗りが最終コーナーを美しいラインで立ち上がってきます。
今年のウィンタートレーニングは新車の納車が間に合わず、残念ながら参加を見合わせましたが、その分の埋め合わせ?で今回開催の八千穂レイク夏バージョンの年1回開催されるショートコースとP2に参加され、目一杯走りを楽しんで頂きました。
スポルトファーシューレ2が開始し1時間ほどしてレッドフラッグが出されました。
コース内に怪しげな男性が進入しました。
今まで走行をしていたポルシェ乗りは全員ピットに車を納めピットロードのガードレールに沿って男性の行動を見守っています。
叢(くさむら)で、のんびりと初夏の日を浴び子鹿が寛いでいます。
若草を腹一杯食(は)み、食後のんびりしているところへ、何やらタイヤをきしませてと思ったかどうか。
それとも車好きで単に見学に来たのか?
突然現れた男に気づき起き上がるなり俊敏に逃げてしまいました。
その敏捷性と跳力、ハンドリングと同様の回頭性は人工の及ぶところではありません。
軽自動車で“水鹿”なる名称のワンボックスカーがありましたが、ここに登場した日本鹿は大の男が3人掛かりでも、子鹿の俊敏な回頭とカントの付いた土手を走り回る早さには遙かに及びません。
次回に続く