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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1038
2015.10.12

訪独翌日の8月29日(土)午前9時半から始まったWEC公式練習観戦の合間を利用して、ニュルブルクリンクノルドシュライフェの10kmポストにある街、アデナウのいつも行くスーパーマーケットに滞在中のビールのツマミ、サラミソーセージと果物の買い出しに向かいました。
マーケットの入口で偶然新旧の珍しいポルシェと出会いました。
季節は既に過ぎましたが、春の樹木の新芽のようなボディーカラーをしたケイマンが道路脇に駐車しているところへ、黒い968が現れ、更に対向車線からは、これから迎える季節に合わせるような黄色のボディーカラーのケイマンGT4が現れ3車が一点で交叉しました。

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心地よい排気音を響かせスーパーの駐車場に入る986は生産から既に22年経過していますが現役でニュルブルクリンクノルドシュライフェを走り回っているのでしょう。
排気量は2990ccのフロントエンジンで、最高速度は252km、生産台数は1,538台、当時はユーロではなく77,500DMで販売され、924の後継車種として人気を博しました。
因みに当時のDMに対する円のレートは73円位ですから、ポルシェとしては手頃な価格だったとおもいます。

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今夜からの酒の肴、ソーセージやチーズを買い揃え、ツーリスト走行ゲートへ向かう細いつずらおりの道を上りきるとニュルブルクリンクノルドシュライフェの直線コース“ドッティンガーホーヘ"の直ぐ脇に出ます。そのままコースに沿って右に折れるとデビルディナーです。
グランプリコースではWECの公式練習が行われていますが、週末の好天に恵まれたノルドシュライフェは、ひきりなしに次々とあらゆる車種の車がゲートインして行きます。
1周27ユーロ、4周100ユーロ、9周209ユーロ、25周518ユーロ、因みにワンシーズン1,650ユーロと表示された看板が掲げられています。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1037
2015.10.11

この時期の日本は鬼怒川氾濫の引き金となった台風18号に繋がる長雨が続いていたようですが、アイフェル高原は天候も安定し、写真でご覧のように空一杯の青空です。

入場券を購入してから入場ゲートに辿り着くまで階段の上り、下りとその中間の長いアプローチを移動してピット到達するのは、どこのサーキットも同じです。
しかしニュルブルクリンクの場合、長いアプローチの両サイドは車関連の店舗がありレースゲーム機や小物グッツ、写真、ポスターなどを並べた屋台の様な出店が軒を並べ、あちらこちらを覗き見しながら移動することで結構楽しむことができます。
入場券は今までの“もぎり"や鋏から携帯スキャナーに代わり、人の流れも以前に比べ大分スムーズになりました。

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ポルシェのピットを訪ねると入口でマンタイレーシングのオラフ・マンタイさんにお会いしました。
いつもながらレースの備えは万全の態勢で余裕の笑顔で迎えくれました。結果は既に発表されている通りで、LMGET proクラスではF485や他のライバルを周回遅れで押さえ1年半前の第6戦上海で開催されたWEC以来、今シーズン初のワン・ツーフィニッシュを達成しました。
その結果ポルシェはLMP1クラスと共にワン・ツーフィニッシュでチェッカを受けました。

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ポルシェの好敵手赤い跳ね馬のサポートカー赤いコンボイ群です。
そしてもう一方のブルーボディーのコンボイはミシュランタイヤのサポートカーです。参戦車両の一部を除く、ほとんどにドライとウェットコンディションに対応したグリップ性能の違うタイヤを供給するための輸送軍団の見事な車列です。こんな眺めは日本ではなかなかお目にかかれないのでカメラに収めました。

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次回に続く