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ポルシェ専門店.これが分ればポルシェパラノイア  1062
2017.05.21

ニュルブルクリンクに到着し二日目の朝を迎えました。
朝食のメニューはいつも同じですから一寸紹介しましょう。
パンは4種類にフレーク4種類、ハムは生ハム、ソーセージを含む10種類とバター、チーズが数種類で蜂蜜と数種類のジャム、ゆで卵、生野菜、コーヒー、紅茶、ミルクとフルーツ、10種類ほどのヨーグルトが並び毎朝の食事が楽しみです。

今回初めてのスクーデリアハンセアート参加者はドリントホテルでブリーフィングを9時から受講後、11時から定常円、障害物回避、スリップ時のハンドル操作の実技を場内のトレーニングセンターで受けます。
そのため7時に朝食を採り、8時45分迄にレントレースカーで明日から始まるレーシングコースでのトレーニング用の車を借りる手続きを済ませる必要があります。

朝食後の時間を活用し、今日の予定とタイムスケジュールを打ち合わせをすませました。

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8時半ホテル出発に際し、4日間の無事を祈念して気合いを入れるポルシェクラブ六本木の皆さんです。
レントレースカーでオーナーの奥さんのクリスティン・シュレンカーさんと挨拶をすませた後、お借りする車種と保険関連、そして金額の確認をしました。

初めてスクーデリアハンセアートに参加する柴田さんはシロッコを明日から3日間レンタルしますが、1日899ユーロで2,697ユーロになります。為替レート125円で換算すると337,125円で一日当り112,375円です。
掛け捨ての保険が299ユーロですから37,375円です。

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加藤会長がスクーデリアハンセアートに参加して、今回で5回目を迎えましたが、ニュルブルクリンクノルドシュライフェを初めて走った車がルノーメガーヌで、それ以降すっかりこの車の足回りに魅せられ借続けて来ましたが、今回は既に貸し出されていて都合が付かずポルシェケイマンSで参加することになりました。
1日2,449ユーロですからシロッコの約3倍のレンタル料金です。

シロッコはノルドシュライフェを走るのに最適な足廻りセッティングされていて、FF車であることを感じさせない快適な走りを実感させてくれます。前回装着されていたタイヤはハンコックでしたが、今回はヨコハマアドバンで新品同様でしたから、なおさら車本来の良さに加え初めてウェットのノルドシュライフェを走る初参加者には最適な選択でした。

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次回に続く

ポルシェ専門店.これが分ればポルシェパラノイア  1061
2017.05.20

京成上野駅5時58分発のスカイライナー始発に乗るため5時半にスーツケース2個を持ち家を出ました。こんな時に限ってタクシーが来ないんです。5月初日とはいえ、ひんやりとした明け方ガラガラとキャスターの音を通りに響かせ歩くしかありません。半袖シャツに上着を羽織って1kmに満たない距離でしたが、駅に着く頃には額に玉の汗です。
「えぇ、5時に着いたのぅ」同行者がまだタクシーに乗っている頃だろうから、少し回り道をして同乗させてもらおうと思ったのですが、予測は見事に外れ既に出札口で待っていました。

家を出てから約16時間後にニュルブルクリンクの南7kmにある今日の宿泊先ラ・ランテルナに到着しました。
車から降りた手前の同行者が今朝始発電車の1時間から京成上野駅で待機していた山真さんで、安木節もどきの踊り?を見つめるポルシェクラブ六本木の会員と加藤会長です。

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オーナーがわざわざレストランの玄関まで出てきて、出迎えてくれました。いつものように日本語で「いらっしゃい」と優しい声をかけ握手を交わす皆さんです。
日本からのお土産はドイツで人気の日本の煙草です。喫煙しないので味は分りませんがドイツではドイツの煙草が日本円で1箱約1,000円するそうで、現在海外からドイツ国内への持ち込みは一人1カートンのようですが、5年ほど前は確か3カートンで可能でした。

無事ニュルブルクリンクまで辿り着いた祝いの乾杯酒はスパークワインで、バイゼンビアーを楽しみながら海鮮サラダ、ピザ、スパゲティーを平らげご満悦です。

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昨夕、今日から初参加者が基礎トレーニングで使用するニュルブルクリンク専用車を調達していましたから、サーキット内のホテルで明日からノルドシュライフェで始まる本カリキュラムの受付を済ませました。長年お付き合い頂いたクンツさんに挨拶をすませ全ての手続きを完了しました。

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次回に続く

ポルシェ専門店・これが分かればポルシェパラノイア 1060
2017.05.15

丁度1年前の昨年5月15日(日)信州諏訪地方の下社は御柱祭里曳き2日目を迎えました。朝から二日続きの好天に恵まれ、前夜診療を終え19時半2台の車に分乗し東京を発ち、諏訪大社秋宮に近い老舗の温泉宿鉄鋼泉に後発の6人が到着したのは22時を大分過ぎていました。朝から強い日射しに晒され曳行に参加し、12時に下諏訪町木遣り保存会事務局の小口さんのお宅にお招きに与りました。御神酒を頂き、ご家族総出で作って頂いた手料理に舌鼓しました。
日頃、厳しい診療は週末まで続き、旅の開放感で昨夜は深夜に就寝、5時から朝湯に浸かり6時に朝食を済ませました。

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早朝から日射しに晒され昼は、冷たいビールにワインと日本酒が入ったなら満腹し満足仕切った皆さんあちこちでご覧の通りです。
午後の御柱街道、氏子の皆さん思い思い型にとらわれず曳行を楽しんでいますが、頭のてっぺんに抜けるような木遣り唄の声が辺りに響き渡ると一斉に引き綱を手に掛け「ヨイショ、ヨイショ」と声を合わせ10トンに及ぶ御柱がゆるゆると動き出します。

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御柱街道に向け開け放たれた二階の窓から「ヨイショ、ヨイショ」と曳行に合わせ大きな声を張り上げると曳行の皆さんが見上げ、手を振って頂ける一体感が何とも素晴らしいではありませんか。

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ひと柱に千人を超える氏子が綱に付き一体となり、声と力を合わせ心がひとつにならないと御柱はぴくりとも動かすことはできません。この一体感が御柱祭を盛り立てる原動力で有り醍醐味です。リズミカルな躍動感は曳行に参加して初めて知るお祭りの面白さで妙味です。

7年前の御柱祭の模様はニュルブルクリンクの宿、ラ・ランテルナのテレビで放映されているのを偶然見ることができました。
そして1年後の今日、小口さんのお嬢さんが偶然歯科治療に見えました。何かの縁なんでしょうか。
その節は本当にお世話になり、ありがとうございました。

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次回に続く