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ポルシェ専門店.これが分ればポルシェパラノイア  1085
2017.08.10

2017年春期開催のスクーデリアハンセアートの最終日は朝から好天に恵まれ無事終了しました。柴田さんは初めての参加で5回目の加藤さんがファイナルテストで表彰台に登壇し参加に花を添えました。
ニュルブルクリンクノルドシュライフェ20,832kmの中間地点、アデナウ中心街の東、一般道を跨いで立体交差するコースを土手の上からフェンス越しに眺めました。
昨日まで一緒にこのコースを走ったお仲間の車の何台かが、朝からの好天に誘われ出てきたようでフロンガラスにゼッケンを付けたまま走っています。

柴田さんがセクションインストラクターのオリーバー・ペスケーさんにどこまで詰めたら良いのか、そのポイントまで同行し聞いた場所です。
下り直線から左カーブでハンドルを切るポイントはアウト側の白線?が2重線になったところです。
次々と駆け下りてくる、どの車もオリーバー・ペスケーさんが柴田さんに教えた場所より、幾分早目にハンドルを切っています。
指示されたポイントまで詰めるということは、充分に減速することで、その次に続くカーブからの脱出速度が速くなるからです。
スローインファストアウトを確実にするためニュルブルクリンクノルドシュライフェにおいてカーブは常に最も奥まで詰めてからハンドルを切って、立ち上がりの加速にスムーズにつなげるカリキュラムです。
しかし、この左カーブは下りでつぎの右カーブはアウト一杯まで寄せ再び左カーブですから、慎重なアクセル操作をしないと少しでもラフな加速をすると右のコンクリート壁か、コントロールが不可能な最悪の状態となります。

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ニュルブルクリンクサーキットの南側を東西に通る258号線を西に向った直ぐ先で南北に抜ける257号線と立体交差していますが257号線を南に向うミューレンバッハ手前の丘の上からの景観です。
今日はとびきり素晴らしい天候に恵まれ、アイフェルの美しい草原は牧草地が遙か先まで続いています。
いつも4日間のスクーデリアハンセアートが終わっての帰路は良くこの道を経由しアウトバーン28号線のウルメンから東部に移動します。

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ニュルブルクリンクに滞在したのは5月1日(月)から5日間で過去最も短い期間です。同日午前中に成田空港を発ちフランクフルト空港でレンタカーを調達し、3号線をコブレンツに向けひた走り、5人分のスーツケースと手荷物を詰め込んだワンボックスの後部座席の荷の間に身を委ね、食事と宿泊でお世話になるラ・ランテルナで訪独最初の食事は20時30分です。
夕食後そこから2km程、北のニュルブルクリンク寄りのミューレンバッハにある同名のホテルに辿り着いたのは2時間後でしたから、ニュルブルクリンクの滞在は実質4日と半日です。

今日、帰国すればゴールデンウィーク最終日の夕方には成田空港に到着でき、翌日から出社可能という加藤さんをフランクフルト空港に降ろすため一旦市内まで行き、日本食レストランで昼食を採ることにしました。
メニューは日本語が併記されていて、この時期1ユーロ126円でしたから日本で食べるより幾分高いのでしょうか?

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次回に続く

ポルシェ専門店.これが分ればポルシェパラノイア  1084
2017.08.03

素晴らしい笑顔のウォルフガング・カウフマンさんとホテルランテルナの前で、なぜか別れ際に再び話が盛り上がり、時間を忘れたように話し込んでしまいました。
一着120ユーロで次回会うとき迄に3着作って持って来てくれることになりジャンパーはカウフマンさんに返却されました。

6月になってカウフマンさんからメールが入りました。
こんにちは。ご無沙汰しております。お元気ですか?
来年2月にスエーデンで氷上トレーニングをポルシェクラブ六本木の皆さん向けに開催しようと考えたのですが、どう思われますか?
1.場所:スウエーデン(空港はArvudsjaur)
2.日本人のみのグループ 6~8名
3.車種:ポルシェ、基本的に2人で1台 /1人1台も可能だが、かなり走るので、2人で1台を推奨
4.  実施時期:2018年2月中旬
5.  日程:3日間で日曜日~火曜日ないし水曜日~金曜日
①1日目:午後到着、ウオームアップトレーニング
②2日目:終日トレーニング+ナイトトレーニング
③3日目:午前中トレーニング、午後はフリーで希望者はスノーモー(別料金)
④4日目:帰国
6.費用:3,400ユーロ程度(2人で1台の場合)
7. 上記費用に含まれるもの:参加費、ポルシェのレンタル、ガソリン、、Arvudsjaur空港から会場への送迎、ホテル個室、食事代
8.上記費用に含まれないもの:スエーデンへの渡航費、スケジュールに含まれないホテル代
9.Arvudsjaur空港への行き方:ストックホルムへ入国後、国内線
10.プログラムが金曜日に始まる場合の費用が4,500ユーロ程度になる。次回ドイツでこのことについて相談しませんか?
5月にニュルでお会いした際の日本で開催のイベントは、日程が決ったら教えて下さい。皆さんによろしくお伝え下さい。

スクーデリアハンセアート事務局常勤の功労者クリスティーヌ・クンヅさんです。我々が閉会式会場に到着したとき丁度、長年勤続され世界中の参加者の世話をされたことに対して、感謝を込めて表彰と花束の贈呈が行われました。穏やかな人柄は控えめで素敵なご婦人です。

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前夜祭はビュッフェでしたが、最終日のパーティーはいつものようにディナーです。9グループの席に着くと各々の参加者は希望する飲み物を注文し、まず着席者同士の会話が始まります。そうしている内に各テーブル毎に料理が運ばれてきまた。
カウフマンさんとの別れを惜しんでいる間に公式の挨拶は終わり、ステージに映し出されている画面が変わり、グループ順の表彰式が始まりました。グループインストラクターのDr.クラウス・ワイグナーさんとオリーバー・ボイケさんが登壇し,
司会の事務局マネージャーウィルフガング・ヅィンゲルさんがポルシェクラブ六本木の参加者mr.KATOHと名前を読み上げました。
ワァォーと9グループのテーブルから一斉に歓声が上がりました。
スクーデリアハンセアートに過去6回参加しついにその栄光を手にしました。ポルシェクラブ六本木の参加で5人目の栄冠です。

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ヤッター!
見事、素晴らしい。
左からグループインストラクターのオリーバー・ボイケさん、メインインストラクターのDr.クラウス・ワイグナー、ポルシェクラブ六本木会長加藤教幸さん、事務局マネージャーのウィルフガング・ヅィンゲルさんです。

ファイナルテストスタート直前に撮影した写真にも、やはり左親指を立てた加藤会長が写っていましたが、やはり目標はこれだったのですね。
最高のお土産ができました。

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次回に続く