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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 226
2010.07.21

2010年5月15日(土)週末の14時20分を少し周りました。2010年「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」スタートの時間が迫ってきました。上位4位までをアウディーR8LMSに明け渡したポルシェは、4位に「HARIBO」ゼッケン8 の「ポルシェ997GT3R」がトップのアウディーに遅れること 04:768 の 8:29.521 で、5番グリットを確保しました。
6位はマルセル・ティーマンさんが最も好敵手として警戒する「マメローレーシング」ゼッケン12の「ポルシェ997GT3R」です。

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「ムラタチューン」から参戦したメカニックの最年少21才の佐藤健太です。自動車専門大学校に通学しながら、2年間「ムラタチューン」で学んだ技術は、レース開始までの期間「マンタイレーシング」の監督でメカニックの大先輩、ウーヴェ・フルークさんの下で、更なる応用を仕込まれ確実な成長を遂げることができました。この貴重な体験は今後、ポルシェのメカニックとして自分の技術に取り入れ成長して行くでしょう。

ゴールデンベアーの「HARIBO」に続く「マンタイレーシング」2番手は、7番グリットのゼッケン 1 「ポルシェ997GT3R」です。予選タイムはコースが空いたところを見計らい計測し、それが公式タイムとなりました。

トルクレンチが用意され、そろそろタイヤ交換の時間です。

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ゼッケン8の「HARIBO」の「ポルシェ997GT3R」にエアージャッキが接続され、いつでもタイヤ交換に移れる体勢が整っています。ギャラリーは全て退場しましたが、まだレース車輌関係者、メディア関係者が相当人数コース上に残っています。ギャラリーの退場前は、コース内を移動するのに人を掻き分けるような状態でしたから、ギャラリーは、おそらく今の4倍近くいたでしょう。その数の多さは驚くばかりです。

レース場内の中継画像の撮影を終えたカメラマンと解説者がクリスチャン・メンツェルとランス・デビット・アーノルド両氏と談笑しています。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 225
2010.07.20

「レースクラブ}での美味しい昼食の後、2010年第38回「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」先頭集団の1番グリットを目指し、人垣を掻き分け来た甲斐がありました。美しい女性が笑顔で迎えてくれたからです。美味しい酒と食事の後は、美しい女性に会い好天の下でアウディーとポルシェが世界で最も難しいサーキットで繰り広げる白熱の24時間レースを観戦できるなどは、ポルシェ好きにとって最良の週末です。

スポンサーのファルケンタイアのプラカードを手にコスチューム姿の女性に誰しもが注目し心楽しくし、和ませてくれます。

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予選の結果、先頭集団はアウディーの勢ぞろいで、ペースカーまでアウディーで揃えています。昨年から新たに設けられた「SP9」のレギュレーションへの苦い思いがよみがえります。
予選は昨日、霧雨の中でスタートし前半は走行台数も多く「ノルドシュライフェ」はウェットで全車予想したタイムが出ず後半の天候回復を待ちドライに変ってからのタイムに期待しました。「マンタイレーシング」ゼッケン1 「ポルシェ997GT3R」は初回の計測で8:30.323のタイムを出し、その後は接触事故のリスクを避け走行をしませんでした。
上位のグリットを押さえたチームは、少なくとも5ラップから8ラップの走行をしました。
「HARIBO」ゼッケン8「ポルシェ997GT3R」も3ラップしています。

その結果ゼッケン1位から4位までアウディーR8LMSが独占しました。
1位ゼッケン100 アブトスポーツライン、2位ゼッケン98 フェニックレーシング、3位はゼッケン2 アブトスポーツライン、4位99フェニックスレーシングでした。

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フォーメーションラップの先導車輌は、先に述べた通りアウディーです。
1番から4番のグリットを確保したアウディーは、万全の必勝体勢でアブトとフィニックス両レーシングチームがトップ集団を固めています。
アウディー優位のなか、昨年に続くポルシェとの24時間に亘る生き残りを掛けた一騎打ちが始まろうとしています。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 224
2010.07.19

「マンタイレーシング」ゼッケン1「ポルシェ997GT3R」のドライバー4名がスタート前の30分にミーティングを始めました。ルーフにはスタートドライバーのマルセル・ティーマンさんのヘルメットが載せてあります。マルセル・ティーマン、ロマイン・ディマ、マリク・リーブ、ティモ・ベルンハルトの4氏です。天気も回復し今後24時間の予報は晴れ、絶好のレース日和となりスタート前の感想をインタビューしました。リラックスして休めたから今日はとても体調も良い。スターティンググリットについては全く問題ない。幸運が味方してくれれば優勝できるが、こればかりは誰にも分からない。

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ゼッケン8「HARIBO」「ポルシェ997GT3R」のウーヴェ・フルーク監督とスタートドライバーのランス・デビット・アーノルドさんです。24才、少しシューマッハに似ていませんか。ポルシェスーパーカップに参戦していて、堂々とした貫禄に年齢を感じさせません。

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スタート前45分、グランプリコース幅一杯の長さのロープを持った係員がギャラリーの退場を呼びかけながらトップのグリットからジリジリと押し寄せコース内、一杯の観戦者を場外に退避させたので参戦車輌のメカニック、報道、レース関係者のみとなり、見通しも良くなりました。周囲のレース車輌も見渡せ今までの喧騒が潮が引いたように静かになりました。

その時を待ち構えたかのように報道関係のインタビューがオラフ・マンタイさんに集中しました。何台ものカメラが回りインタビューにはいつも通り淡々と答えています。黒い毛糸の帽子のクリスチャン・メンツェルとランス・デビット・アーノルド両氏もインタビューを受けています。このレースの後に彼等は「マンタイレーシング」でマルセル・ティーマンさん欠場後の大きな仕事をすることとなります。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 223
2010.07.18

「ムラタチューン」からメカニックとして3名が「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」最強のチームにスタッフとして参戦しました。理由は張り詰めた緊張の中の忍耐力と冷静な判断の涵養です。発生した問題の原因を素早く予見、究明し、即応できる経験を積むことが、メカニックとしての高度な技術の習得となるからです。それは「マンタイレーシング」連勝の記録を紐解くことで実証されています。

上位4位をアウディーR8LMSが席巻しフォーメーションラップで「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」1㎞ポルトを通過するトップ集団です。写真中央の山頂にニュルブルク城が霞んで見えます。

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自社の車輌開発に世界中のメーカーが「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」をホームグランドに選ぶのはなぜでしょうか。安全性、耐久性、安定性を追求するからです。「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」は、カーブの先の見通しが利かない上に、三次元の路面からの微妙な変化、そしてジャンピングまでを体現できる世界に類なきサーキットだからです。
「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」における安定した高速走行性能、それは特にレースのような、極限の状況でドライバーのストレスを軽減します。ここで培われた足廻りの技術が市販車にフィートバックされます。最近のポルシェでは今回の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にナンバー付の市販車で「マンタイレーシング」から参戦し32位で完走した「997GT3SR」です。日本には少量輸入されました。その他今年10月から500台限定生産される「997GT2RS」は「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」で培われた技術が、ほぼ完全な形として活かされています。その足廻りの調律師、ウーヴェ・フルークさんです。17㎞ポストフランッガルテンのジャンピングスポーツトを安定した姿勢で通過する「HARIBO」ゼッケン8「ポルシェ997GT3R」です。走行速度は215㎞前後に及び着地後、すぐ右にカーブをします。

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ニッサンGTRが、ポルシェターボを上回る数値を目標に世界中のサーキットのなかから「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」を選び、最速タイムに挑んだのは世界一難関、過酷なサーキットで安全性、耐久性、安定性を追求のためでしょう。

そのサーキットで5連勝を掛けた24時間のレースを制するは、更に困難です。
「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」の最終コーナをトップで通過する「マンタイレーシング」ゼッケン1と「HARIBO」ゼッケン8「ポルシェ997TG3R」です。

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24時を経過した時点のピット作業に励む「ムラタチューン」のメカニックです。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 222
2010.07.17

左から、ランス・デビット・アーノルドさん「HARIBO」ゼッケン8「ポルシェ997GT3R」のドライバー、オラフ・マンタイさん「マンタイレーシング」と「ポルシェワークス」の総監督、マルセル・ティーマンさん「マンタイレーシング」ゼッケン1 「ポルシェ997GT3R」のドライバーで「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」コースレコード保持者、4連覇、5勝の最多優勝者、ウーヴェ・フルークさん「マンタイレーシング」足廻りの調律師で 「HARIBO」ゼッケン8「ポルシェ997GT3R」の監督、4名がスタート前のミーティングをしています。ランス・デビット・アーノルドさんとマルセル・ティーマンさんがスタートドライバーです。両監督がいなくなった後も暫らく2名はミーティングを続けていました。

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ウーヴェさんの後ろ、身長198cm背の高い男性は、ウーヴェ監督自慢の兄貴思いの弟さんです。今日のレースを奥さんと二人で観戦に来ました。ウーヴェさんの左側、白いコートの方が奥さんです。

「ニュルブルクリンク耐久レース」VLNのスタッフです。ゼッケン8の「HARIBO」「ポルシェ997GT3R」をバックにカメラに収まりました。「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」以外の耐久レース、VLNはこの3名で戦っていますが、他のチームでは考えられない少人数です。

昨日の予選結果は、上位4位までをアウディR8LMSが独占しました。

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レースの主役?、ビバンダム氏を囲んで今回の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」のグランプリコースで「ムラタチューン」から参戦した3名のメカニックの集合写真を初めて撮影しました。「マンタイレーシング」で最もビバンダム氏と親交の深いアンドレス・ステファンさんにも加わってもらいました。

3月以来の再会を喜び会う「マンタイモータースジャパン」の大鹿社長とウーヴェさんです。レース中でしたから話は、今後に持ち越されました。
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