ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア ３３３ 2011.01.13
ポルシェＡＧ主催の「ポルシェ スポーツ ドライビング スクール」初日のカリキュラムは後、３０分を残すまでとなりました。この時間になり「ニュルブルクリンク グランプリコース」の広大な駐車場もようやくドライとなりました。北西の空も明るさを増しましたが、明日の天候が気掛かりです。
駐車場のグループ表示板の後にはインストラクターが使用した「ポルシェ９９７」が並んでいますが、車種は多様で空冷時代では考えられなかった多さです。
リアウィングからの写真です。被写体の車は「ポルシェ９９７ＧＴ３ＲＳ」でリアウィングはカーボン製です。ご存じのように日本には正規輸入されていませんが、ニュルブルクリンクで開催されるドライビングスクールのたぐいには常に７、８台は参加しています。前期の同一車種に比較するとサーキットでの走行は極端に優れています。ドイツのポルシェ関係者の評価では、「ポルシェ９９７ＧＴ３ＲＳ」後期のこの車が１００とすると前期は７０位だそうです。「マンタイレーシング」のオラフ・マンタイさんが、一昨年８月に開発途上のこの車について、「マンタイレーシング」で手を加えるところは全くない。そして以下のコメントをしています。このままで「ニュルブルクリンク２４時間耐久レース」に参戦できると断言しました。参戦した結果は、ご存じの通りです。
新車同然の「ポルシェ９９７ターボＳ」のメーターパネルです。初日のドライビング スクール 終了間際、走り終えて駐車場に戻った直後なのでしょう。１３時少し前、参加者全員がグループ毎に縦列駐車し、グランプリコースを隔てたピット反対のドリントホテルで昼食をとっている時間帯の撮影です。ほとんどのポルシェはＲＲで、しかも９９７です。グループ１の後方に見える赤いテントは、イベント時のみオープンするレストランで、その手前の白い壁の建物はレース開催時の車検場の遠景です。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア ３３２ 2011.01.12
「ニュルブルクリンク グランプリ コース」メディアセンター階下の参加者受付と控え室が設けられたピット内です。入口右、ピットロード寄りに真っ赤なポルシェ９９７ＧＴ３が展示されています。ピット内はレース時のイメージと大きな隔たりを見せています。ドリントホテルのテーブルセッティングと充実したケータリングによる演出でピットはレース時の雰囲気と大きく違います。屋外の気温は７℃位ですが、ここは別天地のような快適さです。
写真は、上とは逆の方向ピットロード側を見たピット内です。左の壁際に飲み物、ケーキ、果物等が豊富に並べられています。白いテーブルクロスにはレース場内のドリントホテルで使われているチェッカーフラックの模様をあしらったテーブルクロスが掛けられ更に良い雰囲気を演出しています。
壁際ケータリングのテーブルと休憩用テーブルの間には高出力の大型オイルヒーターが設置されていますから参加者控え室に使用されているピット内は、とても快適な空間となっています。朝まで降った雨は、受付開始時間の７時半には上がったのですが、天候が好転することはなく午後１時半を過ぎても曇り空のままで低温のため、ピット北側の広大な駐車場はまだ水溜まりが、ここかしこに残ったままです。右写真中央の一段と高いガラス張りの屋上からグランプリコース全体が一望できます。ここから撮影した「ニュルブルクリンク グランプリコース」の写真をこの後、掲載して参ります。お楽しみ下さい。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア ３３１ 2011.01.10
２０１１年、辛卯、今年も既に１０日を経過しました。１０日後の１月２０日は暦の大寒に当たります。今年のヨーロッパは１２月に入り１日から北西部は大雪に見舞われていますが、約１ヶ月前のニュルブルクリンクグランプリコースの駐車場からピットを望みました。２階ガラスサッシュのプレスセンター階下が今回開催されたポルシェＡＧの受付及び参加者の控え室です。右の写真をご覧頂くとお分かりのように広い駐車場には手前１グループから９グループまで順にインストラクターの先導者が並んでいます。駐車場の舗装は今朝まで降り続いた雨で完全なウェットです。８時からドリントホテルでブリーフィングした後、グループごとに分けられた標識に沿って約１０台が縦列駐車をし「ポルシェ スポーツ ドライビングスクール」が始まるまで待機しています。
各グループを担当するインストラクターは参加者を集め再度ビリーフィングを行っています。１グループから９グループまでのインストラクターの乗る車の紹介をいたします。ブログをご覧頂いている皆様は下記に掲載した９台のポルシェを言い当てることができますか。
８時からホテルで行われたブリーフィング後、この駐車場に車を移動し、待機する間にタイヤチェックなど参加者はそれぞれ車の点検を怠りません。
５グループのインストラクターの愛車は９９５ＧＴ３です。名前は既に紹介をすませたジョーン・ブラックさんです。
右の写真、赤のポルシェの先に「グランプリコース」から「ノルドシュライフェ」に入ってすぐ、きつい右カーブから２ｋｍポストの緩い右カーブに向けたコーナーが見えます。この先２０.８３２ｋｍは緊張の連続となります。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア ３３０ 2011.01.09
「ポルシェ スポーツ ドライビングスクール」が開催されている「ニュルブルクリンク グランプリコース」です。コントロールタワー寄り、プレスセンター階下のピットには、受付があり休憩時に気軽に利用できるよう飲み物、ケーキ、フルーツ等が用意されています。広い場内でも一目で入口が分るようにドアー脇にはご覧の看板が設置され、３０以上あるピットでも迷うことなく受付に行くことができます。
美しい曲線のポルシェをいろいろな角度から写し、見る楽しさを与えてくれる写真の数々をご覧下さい。
ひとつ、ひとつが直線に見えるラインでも、美しい弧を描き見慣れていてもハットするようなアングルとコントラストがとても美しいです。
他社の車ように直線と丸みがモデルチェンジごとに交互に繰り返されることはなく、いつも美しい曲線を大切に新鮮さの中に斬新さをとり入れたポルシェは、いつの時代のモデルも古さを感じさせることなく、見る者に常に新たな感動を甦らせてくれる車です。
「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」ツーリスト走行ゲート、正面のコース情報の電光掲示板です。
レストラン “デビルディナー” からも良く見える所に設置されているので、これから走ろうという時に心の準備もできて、とても便利です。
電光掲示板に表示されている時間のノルドシュライフェはウェットでした。コース図、右にスリップ注意の表示が出ています。ドライでもノルドシュライフェは路面変化が激しく良くスリップします。１６ｋｍから１７ｋｍ中間のコーナーはアイスカーブの名称が付けられているほど良く滑ります。電光掲示板に表示されているスリップの標識は、ウェットだから表示されているのでしょうか。それとも常に表示されているのでしょうか。どちらだと思いますか。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア ３２９ 2011.01.06
２０１１年、辛卯の新年を迎え昇りが得意の干支に因み、日本経済の回復を祈念いたします。
ムラタチューンは本日から通常の営業を開始いたしました。本年もポルシェに関するご用命は、いかようなことでもお気軽にご相談下さい。お客様のご希望にお応えいたすべく真摯に取り組んで参ります。
今月は中旬以降２ヶ月続いて「スポルトファーシューレ」が「ポルシェクラブ六本木」主催で開催されます。まず今月は２０日（木）から２３日（日）まで、４日間に亘り、八千穂レイクにおいて「ポルシェ ウィンター トレーニング」が開催されますが、ドイツから「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」のマイスターで市販のポルシェで「ノルドシュライフェ」のコースレコードを樹立したウォルフガング・カウフマンさんをお呼びし、微妙なアクセルワークでポルシェの挙動を体感できるまで、楽しみながら覚えて頂けます。
毎年５月と１０月の２回ニュルブルクリンクの全コースを使って開催される北ドイツモータースポーツ主催 「ポルシェクラブ六本木」共催の「スクーデリアハンセアート」に参加しませんか。世界で最も難しいサーキットを走るための基本が今回４回目を迎える「ポルシェ ウィンター トレーニング八千穂」に凝縮されています。
昨年１０月２７日（水）と２８日（木）二日間に亘り開催された「ポルシェ スポーツ ドライビング スクール」の写真をご覧頂きイメージトレーニングにお役立て下さい。
「ポルシェ スポーツ ドライビング スクール」は、数年前まではドイツ語で「スポルトファーシューレ」の名称で親しまれていましたが、世界各地で開催されるようになり、この名称はなくなりました。掲載した写真は「クリストフォーラス」同様の素晴らしいアングルで撮影されています。今後、数日間掲載いたしますのでご覧下さい。
次回に続く
