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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 689
2013.01.11

昨日は1月17日(木)から始まるポルシェウィンタートレーニングの最終打ち合わせのため開催会場の佐久穂町を訪ねました。
9時に東京を発ち一路上信越自動車道を北上し藤岡ジャンクションから軽井沢を経て佐久ジャンクションから佐久南インターまで透き通る冬空の下でドライブを楽しみました。
11時からの佐久穂町役場で打ち合わせを済ませた後、いつも氷上トレーニングでお世話になるフレンチレストランのハーモナイズでイベント中の昼食の打ち合わせを兼ね食事を済ませました。

国道299号線メルヘン街道は無雪で傾き掛けた冬の西日をフロントガラス越しに浴びながら八千穂レイクに向かって標高を次第に上げましたが、気温は見る間に降下し-4℃となりました。
国道を外れ通行止めの標識をよけ直登し、いま上ってきた国道を眺めた写真です。
アスファルトの道が左に折れ八千穂レイクの西湖畔を回り麦草峠へと続きます。
2年目を迎えたコンチネンタルのウィンタースポーツタイヤの性能を確認冷たいするためバリケードの隙間から雪道に進入しました。
暫く上り閉鎖された大型車輌の駐車場前に車を停め徒歩で八千穂レイクの突堤に上ってみました。

山毛欅や白樺の梢を渡る北からの冷たい風が口笛のように吹きすさぶ音を奏で人気のない湖面は尚更寒さを感じました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




湖面を亘る北風に煽られ氷上のパウダースノーはほとんどなくなりハイドバンで掻き寄せられた雪が氷上で今年の干支に因んだかのように蛇行していました。
湖面の遙か先、長野県と群馬県との県境に軍艦のような型をした日本二百名山のひとつ標高1,423mの荒船山が見えます。

信濃之國は十州に境、連なる國にして聳ゆる山はいや高く・・・
浅間はことに活火山と歌われた標高2,568mの二重火山で円錐型をなし今も白煙をたなびかせる浅間山を望みます。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




荒船山はここ八千穂レイクとほぼ同じ標高にあり、浅間山は約1,000m高いです。
本州で冬季氷上トレーニングを連泊し連日開催できる環境にある湖は、ここと女神湖以外にありません。
16時前、山裾に日が陰り初め夜を迎える静寂が辺りを覆い始めました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング


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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 688
2013.01.10

ニュルブルクリンクノルドシュライフェ 20.832kmのうちスタートから3.4km地点のクルデルバッハーホーへの陸橋までの約2kmがノルドシュライフェの中で最もS字カーブが多いセクションで走行ラインは短い直線で繋がっていますがコースそのものは、20ヶ所の下りカーブで構成されています。
富士や鈴鹿同様のグランプリコースから気持ちを切り替えず別称ニュルブルクリンクグリーンヘルの名称のノルドシュライフェにそのまま挑戦したなら待っていましたとばかりその餌食となります。

因みに日本からここニュルブルクリンクのヘルコースを訪れたポルシェクラブ六本木の仲間達は1991年から2001年までの10年間に僅か1kmのこのセクション ハッツェンバッハでポルシェ968クラブスポーツ、そして第28回ニュルブルクリンクリンク24時間耐久レースでポルシェ993CUP 更に3kmポストのホッホアイヒェンでポルシェ964RSの3台を生け贄で捧げています。

ドイツドイツ




そこでこのセクションは特に念入りに掲載しました。
ハッツェンバッハは2kmの表示板手前のハッツェンバッハ エントランスに始まり3kmの表示板までの約1kmです。
この1kmの間にほぼ等間隔にハッツェンバッハⅠ、ハッツェンバッハⅡ、ハッツェンバッハⅢがあります。
文章では表現しにくいのでポルシェクラブ六本木との共催で開催されるSCUDERIA HANNSEAT 北ドイツ自動車連盟が制作したコース図を承諾頂き掲載いたしました。

ニュルブルクリンクノルドシュライフェを走った経験のある方ならコース図とコースラインを思い描いて頂けると思います。

ニュル




次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 687
2013.01.09

あけましておめでとうございます。
今年も明日で10日目を迎えます。
平成25年 癸巳(みずのと み)巳は再生を意味するそうです。
2013年のスタートに因みニュルブルクリンクノルドシュライフェのスタートセクションからブログを再開いたします。

グランプリコースを出て3kmポストの先、クルデルバッハーホーへの陸橋までがニュルブルク週間第3日目第2セクションです。
2kmポストのハツェンバッハで一旦全員が集合しセクション インストラクターのユルゲン・バウムラーさんのブリーフィングを受講します。
日本人向けの補足はミハエル・クルムさんが質問に答える方式で進められました。

ドイツドイツ




グランプリコースからノルドシュライフェに入って2kmポスト右カーブは外側に傾いたポイント一杯まで外に寄せてからの右カーブとなりますから初めてこのコースを体験する参加者にとってスタートから肝試しのようなライン取りにまず驚かされます。

この2kmのポイントを教えられた通りに通過して右寄りのラインから再び左そして短い直線を奥まで詰めまた左のゼブラ一杯まで寄せるつづら折りのS字が連続します。
インストラクターの車が走行ラインのポイントに停止しています。
その先で更に右、左、右と短い直線で繋ぐS字が連続します。

ドイツドイツ




明日最終日の午後から始まるファイナルテストでノルドシュライフェ最初のチェックポイントとです。
このポイントを通過できるようスムーズに流れるような走行ラインで走ることを要求されます。
その走行ラインを示すためインストラクターのユルゲンさんのベンツがゼブラゾーンの上に置かれここを踏んで走るよう指示されます。

ドイツドイツ



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 686
2013.01.01

除夜の鐘と共に新たな芽吹きを感じる年 2013年を迎えした。
ムラタチューンをご愛顧下さいました皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

村田正明はじめ社員一同今年も更にお客様にご満足頂けるポルシェの整備にひたすら精進して参ります。
どうぞご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

スカイツリースカイツリー




ムラタチューンから18mの交差点歩道上に止まれと丸印でペイントされた位置から見上げた東京スカイツリーです。
旧業平橋駅、現在の東京スカイツリー駅まで丁度200mです。
ポルシェの無料点検にお越しになったお客様が待ち時間の暇つぶしに行くのに丁度良い距離です。
足元で仕事をしているといつでも行かれるとの思いから、まだ施設内に足を踏み入れたことがありません。

スカイツリースカイツリー



夕暮れになるとイメージカラーのスカイブルーか紫色の照明が点灯します。
年末の一時期、何回か燃えるような赤色と芽吹きの緑色に変わりましたから、新しい年を迎え情熱と若い息吹きをイメージしアップしました。
癸巳平成25年2013年は天を目指すスカイツリーのように燃えるようにやり遂げる新たな若い芽吹きで日本経済と東日本の被災地の復興が図れるよう祈念します。

スカイツリースカイツリー



ムラタチューンは年始も休まず仕事をしています。
緊急の場合は対応できます。

ブログは1月5日までお休みいたします。

次回に続く