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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 804
2013.11.19

フォトハンティングラリーの最終ステージ北八ヶ岳ロープウェイを終了しホテルには16時に到着しました。
急がず、焦らず、体と知恵を駆使するラリーに参加いただきました皆様、大変お疲れさまでした。
夕食までの2時間は、前日東京で買い求め紫の964で持参頂いたビールやワインと大量のつまみを積み上げ何時のスポルトファーシューレの後のように早速パーティーが開かれました。
夕食を兼ねた懇親会は18時の開始ですが、その前々座の飲み会は飲むほどに、語るほどに皆さんの話題は豊富になり本番の懇親会前に既に大盛況で話題百出です。
勤務の調整が付かずホテルから参加の入会希望の若い男女二人も前座の飲み会に間に合い和/輪のスペースを広げ、椅子を分け合い更に盛り上がります。

ホテルに到着し、宿泊手続き中に3名で行きますと連絡が入りました。
そして再び18時前に今到着したと知らせが入りました。
ロビーから左右上下に変化する迷路のような廊下を訪ねてこられ程なく解錠のままのチャイムが鳴りました。

木落坂上で最後のラリー参加車を待っているとき御柱街道に現れ、何か楽しいことが起きそうだと直感したそのままの木遣装束で3名の皆さんが部屋に現れました。 
皆、拍手大喝采
偶然お会いした木落坂上で名刺交換をさせて頂いた下諏訪町木遣保存会の皆さんです。
偶然の出会いの場でフォトハンティングラリーの説明をして最後に到着した参加者以外は、この素晴らしい伝承文化の木遣り唄が聞けなかったので、もし可能であれば今夕ホテルにお越し頂きぜひお聞かせ願いたいと図々しくお願いを申し上げました。

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叶うことなら夕食会場で諏訪大社式年造営御柱大祭の木遣り唄をお聞き出来たならイベントは大成功で参加者にとって、この上ない最高の記念となるとの思いでお願いしたところ、夕方までに返事を頂けることとなりました。
そんな願いが今、実現したのです。

御柱のパンフレットと共にお持ち頂いた前回2010年庚寅で開催のDVDを全員で観賞し再び盛り上がっているところに 「会場の用意が出来ております」とインターホーンでつれない知らせが入りました。

ならば即、場を改めようと下諏訪町木遣保存会の方々と懇親会々場に移動しました。

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コマ地図で目的地に辿り着き撮影対象を探し当てると同様の努力で律儀で遠慮深いお三方に何とかお願いし席に付いて頂きました。
参加者は全員前座の飲み会で暖気運転は完了していますから、小林会長の開会の挨拶に続きポルシェならぬ赤い跳ね馬のハンドルを握る坂巻さんの音頭で木遣保存会のお三方をお迎えし声高らかに乾杯です。
だみ声で木遣り唄のような澄んだ声ではありませんでしたがボリュウームだけなら木遣り唄のかけ声に劣らず元気いっぱいです。

右の写真の若い二人はポルシェクラブ六本木に入会希望で今日は偵察?を兼ね初参加です。
フォトハンティングラリーの参加者とは先程の前座の飲み会が初めての顔合わせですから、右の写真のように少し引いた姿勢で写っていますが、この2時間後は10年の知己を得た盛り上がりで赤い跳ね馬のエスコート役、年齢は親子ほど違うお父さん役は、たじたじのスナップをこの後ご覧頂きます。

赤い跳ね馬の調教だけでなくエスコート役も得意です。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 803
2013.11.18

蓼科への近道が10月中旬の台風26号で通行止めのため蓼科牧場の信号から白樺湖へ来た道を約5km戻り、白樺湖のT字路の信号を左折し佐久平と諏訪盆地の郡境に向け快適なドライブを続けます。
右車窓からは八子ヶ峯の頂から柔らかな曲線がビーナスラインに弧を描くように落ち込みその裾をスズラン峠に向けた上り坂が続きます。

峠を越えるとフロントガラス一杯に八ヶ岳南端の編笠岳、西岳に続く緩やかな山裾が大パノラマで飛び込んできました。
スズラン峠を起点に左には蓼科山山頂への直登の登山道が延びています。
蓼科山から南の横岳から縞枯山、天狗岳までの夏沢峠から北の北八ヶ岳と硫黄岳から赤岳を盟主とした南は編笠岳までが八ヶ岳本峰です。

コマ地図の4枚目は雨の場合の中止を考慮しひとコマとしましたが、前夜の天気予報では晴れの予報でしたから一コマ追加で印刷をし3枚から4枚にしました。
目的地は北八ヶ岳ロープウエイで北八ヶ岳横岳(本峰にも横岳があります)と縞枯山の鞍部に架かり、標高1,771mの山麓駅から2,237mの山頂駅までの高低差466m、距離約2,150mを約7分で登ります。我々が到着した時、駐車場から見上げた山頂はガスが掛かり霞んでいました。

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ロープウェイから眺める諏訪盆地は午後の逆光で霞んでいます。
明日の天気予報では曇から雨の予報でしたから、その前触れの雲が既に山頂を覆い始めたのでしょうか。
山頂駅で屋外に出ると山麓駅より4℃は気温が低い計算となります。
風はないようですから体感温度はそれ程低くはないでしょうがコートなしでフリースだけだとさすがに寒いのか腕組をしています。

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山頂駅の直ぐ先は坪庭の名称の亜高山帯で平地では見たこともな高山植物の群生です。一周30分程で散策ができますが山頂付近は丁度ガスの中で視界が悪く残念ながら大パノラマを見ることはかないませんでした。
好天なら左から八ヶ岳、南アルプスの山々、御岳、乗鞍岳、穂高岳連峰から立山連峰まで見渡せるのですが・・・

いつもの集合写真は全員もろ手を挙げて撮すのですが・・・
曇りがちのせいでしょうか。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 802
2013.11.17

大草原とその先に続く遙かな山並み、信濃路は霧ヶ峰の晩秋です。
今年の夏は厳しい暑さのあと9月末に急激に気温が下がり10月に入って再び夏日が続きました。
その影響か本来なら今頃は目を見張る美しい紅葉を楽しめるはずですが白樺湖からスズラン峠に続く山裾の唐松の紅葉も既に終わり周辺の木々はすっかり冬支度が整ったようです。
今日は好天に恵まれ季節に逆らったようにライダーも今年最後の霧ヶ峰高原のスラロームを楽しんでいます。

眼下に拡がる白樺湖は標高1,416mで諏訪湖の約2倍の標高があります。
その先、山頂が雲に覆われた蓼科山は地元では別名諏訪富士とも呼ばれ2,350mあり北八ヶ岳と霧ヶ峰との境をなしています。

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山岳道路ビーナスラインと国道152号線の交差点大門峠を通過し更に蓼科牧場方面に向けひた走ると昼食を用意し待ちかねていて下さるレストラン“たんぽぽ”があります。
店内中央のストーブを囲みテーブルが設えてあり、西側の窓越しに秋のひ弱な午後の陽が紅葉した楓の葉越しに望まれる落ち着いた雰囲気のレストランです。
斜面を利用して建つ店は1階がレザークラフトの工房で2階がレストランとなっていますがオーナーの花岡さんは掛け持ちで両方の仕事を器用にこなしています。

ポルシェでの氷上トレーニングを日本で初めてポルシェクラブ六本木が開催したのは2009年ですが、その時会場のセッティングからホテルの世話まで全てのコーディネイトをして下さったのが、ここにご紹介するレストラン“たんぽぽ”のオーナーの花岡比佐雄さんです。
厳冬期に農業用貯水池女神湖の結氷を利用し氷上競技を開催し地域興しをされましたが、開催に辿り着くまでに県や地元農業委員会への働きかけに苦心され実現した経験をお持ちで多岐に亘るアドバイスを頂きポルシェウィンタートレーニングを開催することができました。
花岡さんから教授頂き培った貴重な経験と信頼関係が、来年2014年1月16日(木)~19日(日)まで4日間開催されるスポルトファーシューレ 6 として6回目を迎える氷上トレーニングとして結実しました。

ツーリングツーリング



晩秋の午後の陽が暖かくレストランの全景を包み込んでいます。
周辺のクヌギは枯れ葉を残していますが木々が短い秋の陽に長い陰を伸ばしています。
6台の車に分乗した10名の皆さんが花岡さんを囲み記念撮影です。
13時丁度に到着し1時間30分の休憩の後、後半2セクションを残すのみとなった撮影場所に向け、さぁこれからスタートです。

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コマ地図には最終目的地のみ記載され、そこに至る途中の通行止めはコマ地図には敢えて、ナビは勿論表示されません。
一斉にスタートしたので先頭車両がこの先通行止めの標識を発見してしまい交差点を右折後に引き返してきました。
コマ地図3頁目最後に“急がば回れ 交通規制のおじさんと記念撮影”となっているにも関わらず後続車は先頭車両に付いて引き返して来ましたから全車が減点対象となります。

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再度コマ地図の指示に従い目的場所で全員が下車し、下見の時親しく挨拶を交わした交通規制のおじさんと再会をしました。
最高の笑顔です。
今日全ての舗装を完了し後は、ガードレールの設置と白線を引けば全てが完成だそうです。
大島が痛めつけられた台風の爪痕は白樺湖にも及んでいました。
ポルシェクラブ六本木のいつもの雄叫びで警備のおじさんの健康を祝しました。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 801
2013.11.16

フォトハンティングラリー最終走車のベンツを送り出した後、昨日アップした動画の木落坂上部での宮坂明宏さんの木遣り唄を聞き、動画撮影のため最後まで残った菊池カメラマンと大鹿さんが同乗し12時少し前に和田峠に向けスタートしました。
旧国道142号線の中間で幅員を一杯使ってゆっくりと走る大型トラックに追いつき和田峠のトンネル手前の赤信号でようやくパスしました。
トンネルを抜けそのまま直進し、T字路でビーナスラインと交差した左脇の食堂でコマ地図の指示に従いコーヒー代わりに一杯200円の茸汁を飲んで出てきたところです。
その後は先行車両を追いかける形で先を急ぎます。

七島八島の湿原地帯は先月の下見では霧が掛かっていましたが、今日は遠くまで見渡せます。しかし今は季節の変わり目でもあり正午を過ぎ少し雲が出始めました。
七島八島は太古からの植物の堆積が火山湖を埋め尽くし高地のためあまり腐食が進行せず形成された世界に類を見ない亜高山地帯の大湿原だそうです。
標高は1630mでこの時期は好天でもコートなしでは寒さで縮み上がる気温で長時間の滞留は肌着の下に着込んでいる大鹿さんでも無理なようです。

コマ地図はここでも知恵と工夫と少しの勇気を持たなければ出題の消化が難しいように仕上げられていました。

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手前の湖には幾つもの島が見えますが、五、六、七、八 ・・・あるでしょうか。

七島八島を出て10分ほどで再びT字路に突き当たりました。
正面乗馬クラブの先はゲエロッパラ(蛙原)と呼ばれ現在はグライダー用滑走路が設けられていますが終戦で一時期グラーダーすら飛ばすことが禁じられ昭和26年に復活しました。
本題のツーリングのコマ地図では来年の干支を出来る限り多く写すと記されています。
誰が一番でしょうか。

ツーリングツーリング



強清水の交差点から程なくビーナスラインは右に大きく弧を描きこれから辿る先まで見渡せる素晴らしい景色です。その手前の右手の景観はドイツや北欧を思わせる霧ヶ峰ならではの素晴らしい眺めが続きます。
コマ地図には下の写真が掲載され、この場所を見付け撮影するよう指示されています。
フォトハンティングラリーで大切なのはスタート前に次の目的地と目標物をしっかり記憶してからスタートすることです。それを怠ると走行途中で忘れたり、見落としたりと云うことになり減点の対象となります。
単独走行車は特にそれが重要ですが理由はコマ地図に距離が記載されていないためです。
目的地に到着したら撮影対象物をコマ地図で再確認することです。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 800
2013.11.15

フォトハンティングラリー参加車、最後の1台ベンツAMGの到着を待つうちに御柱街道に御柱祭になくてはならない木遣り装束の一団が出現しました。
この行列に気付いた時、何故かこの先で楽しいことが起きそうな予感がしました。
御柱街道の木落坂上はヘアピンカーブとなっていて、カーブの先端は未舗装の小さいロータリーで御柱街道寄りに松の古木があり、その周辺を囲むように低い石垣が積まれ、ここは天下の木落坂と刻まれた大きな石碑が建っています。

木遣り装束の列と前後しフォトハンティング参加の最後の車、3人が乗るベンツが木落坂上に到着しました。

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イベント参加者で会員歴最長の理事山田さんが御柱に馬乗りの姿勢で撮影しているところにタイミングに良く来合わせたのは諏訪大社下社下諏訪町木遣保存会の皆さんです。
木遣り唄に合わせまさに木落逆落としの体勢の山田さんですが、馬と御柱では乗る姿勢が逆だと思うのですが、どうでしょうか。
この姿勢だと御柱が落ちる時は御柱より先に山田さんはもんどり打って落ちてしまうのではないでしょうか。

ポルシェクラブ六本木の動画をご覧頂き参考にして下さい。

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御柱見学会に参加の皆さんを引率した下諏訪町木遣保存会の皆さんによる木遣り唄が御柱祭 “山出し”最大の難所木落坂の上で披露されました。
晩秋の透き通った青空に凜として響き渡る木遣りに合わせ一斉に御幣(オンベ)が上下に揺れるのは、見ていてなかなか勇壮です。
PRESSのタバードを着用した菊池さんがその模様を動画と静止画像で映してくれました。
少し離れた場所で木遣り唄に聴き入る我々の居る所に木遣保存会の小口 典久さんが来て声を掛けて下さいました。
この出会いがこの後、意外な展開となって発展していく事となります。

木遣保存会の皆さんは全員鉢巻き、法被、腹掛、手甲、腰帯、股引、地下足袋姿の揃いの装束です。名刺交換を済ませお互いに資料を交換し合いました。
木遣装束左が最初に声を掛けて下さった事務局長小口 典久さん、会長の濱 章吉さん、副会長の小松 直人さんです。

ツーリングツーリング




当日木落坂中腹での木遣唄を動画で掲載いたしました。
ご覧下さい。





次回に続く