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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 839
2014.02.18


昨日はポルシェクラブ六本木の理事会が18時20分から、いつもより20分遅れで開かれました。
今日は今週の中盤から開催される氷上トレーニングに参加するためドイツからジグフリード・シャラーさんが今朝成田空港着8時25分の便でに来日しました。
事前に受信したスケジュールで来日しているのは分かっていましたが、夕方突然空港でレンタルした携帯電話から連絡が入り、2時間ほどした18時過ぎに現れました。
今回の来日は一人で、いつものように浅草ビューホテルに3泊し15日(水)に先発隊と一緒に現地入りの予定です。
到着後、疲れも見せず得意のパソコンを駆使し、都内の散策を一人で楽しんで来たそうです。
明日、明後日は東京で開催されている展覧会を見に行くそうですが、詳細はドイツを発つ前に下調べを済ませて来日しています。
長年東京で生活していても分かり難い地下鉄や鉄道のフリーパスをドイツで購入して来日しています。
その緻密さに驚かされますが、シャラーさんは典型的な古いタイプのドイツ人で一言で表現すると誠実で律儀な人柄です。
そんな一例ですが沢山の荷物と一緒にわざわざドイツ製の鳩時計を土産に持って来てくれました。
そして早速、自分で組み立て壁に掛けてくれました。
彼がホテルに戻った後、一晩で30分も遅れドイツ語の説明書で機械音痴の自分には手に負えません。

村田さんが振り子に付いているウェイトを何日か掛け微調整し、今では隣の音波時計とピタリと息が合い、小窓から木彫りの鳩が出て時を告げてくれます。
思えば昔、同様の方法で柱時計を調整したことを思い出させてくれましたが、頂いた鳩時計が時を告げるたびシャラーさんの優しい心遣いを思い出させてくれます。

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昨日来日したシャラーさんは1年半で3回日本に来ていますが、緻密なプランニングで事前に調べた名所旧跡から展覧会、はたまた空港で携帯電話の調達、そして移動は地下鉄やJRを使っての単独行動を得意としています。
今回初めて来日のティモ・クルックさんは正月休み明け1週間後の3連休、13日(月)成人の日に成田空港に到着しましたが、来日前の要請で空港まで車で迎えに行きました。
先週末帰国した江原さんの搭乗機は正月直後で乗客は少なく直ぐ荷物を引き取れたようです。
今日もまだその余韻でしょうか。待つまでもなくティモさんが到着ゲートから少し緊張した面持ちで現れ、我々を見付けホットしたようでした。
安堵の笑顔で挨拶を交わし、そのまま駐車場に・・・
休日でしたから高速道路は空いていて1時間足らずで浅草ビューホテルに到着しました。
下町ブームの浅草で東京スカイツリーに近いことと連休中でもあり満室で掃除が間に合わず、部屋の用意ができ次第連絡をもらえる事となり、一旦ムラタチューンで休憩することにしました。

1年前に発行された「クリストフォーラス359号」にティモさんに関するニュルブルクリンクの走行記事が掲載されていてたのでサインをお願いしてから明日以降のスケジュールの打ち合わせを行いました。

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長旅の疲れも見せず皆さん誰もがエネルギッシュです。
今回の氷上イベントの通訳をするため江原さんはわざわざドイツから帰国してくれました。
今朝は電車で成田空港に向かい、そこで落ち合いそのままムラタチューンに同行して頂きました。
ティモさんが到着したことをシャラーさんに電話したところ展覧会を見た後、ムラタチューンに来ることになり一緒に昼食を取ることになりました。
ティモさんのリクエストは日本で本物の鮨を食べたいとのことでしたから、築地の魚河岸で鮪の仲買の店を出していて、美味しいことで評判の野口鮮魚店に行きました。
美味しい、美味しいで、たら腹、二人前目です。

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4年前マルセル・ティーマンさんが来日した時、ウニを食べさせたら、にぎりの上にのっている形状を見ただけで「ウーン」と云う表情をしましたから、自分がふたつ食べて旨いからと勧め何とかひとつだけ食べましたが、形状と舌さわりが苦手なようでした。
一方ティモさんは、にぎり鮨2人前とウニだけ更に一人前平らげました。
初めて食べたウニにすっかり魅せられたようです。

好き嫌は天地ほども差があるのを改めて実感しました。
満足したお腹を並べた3人の背後に、なぜか招き猫がいます。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 838
2014.02.17

夕べは昨年11月2日(土)に開催されたフォトハンティングラリーの第一ステージとなった諏訪大社下社秋宮境内、御神湯の先にあるホテル山王閣に投宿しました。
泉質は素晴らしく大浴場からは眼下に全面結氷したばかりの諏訪湖が見渡せる高台にあります。
温泉は勿論、ホテル名も場所も、更に宿泊料金も安く申し分ないのですが・・・
八千穂レイクを出たのが既に20時近くでしたから到着したのは21時過ぎで、食堂は20時で終わりだそうです。
国民宿舎、公共の宿は申し合わせたように、この時間で夕食は終了なのでしょうか。
同行者の健康を配慮すると最適のホテル選択でした。

翌11日(土)は10時半に下諏訪町木遣保存会の事務局長小口さんがホテルに来られ、来週の佐久穂町での公演の打ち合わせを燦々と日が差すロビーで行いました。
昼食は昨夜の夕食の件もあり、不足気味の栄養補給に諏訪と上伊那の境、辰野町近くの天竜川沿いにある「うなぎ屋」にお連れ頂きました。

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川魚専門の料理店でうなぎを主とした“観光荘”は日曜日の昼どきを迎え観光バスも入り混雑していましたが、一室しかない個室で食事が用意されるまで寛いで打ち合わせができました。
つまみにうなぎの肝や骨の唐揚げがサービスで出てきましたが、車のためつまみに合う日本酒もビールも飲めず、土瓶で出してもらったお茶で我慢しました。
小口さんと並んで座る女将さんは佐藤内閣当時首相の秘書をしていたそうです。
店が忙しくなければお話を伺いたかったのですが。
・・・何かの縁でしょうか。 この件については後日お知らせします。

ホタルの時期に再び美味しいうなぎをご馳走になりながらお訊ねしたいです。

昨夜佐久穂町から諏訪に向かう時、利用した長坂インターから眺めた日本晴れの富士山です。
ウォルフガング・カウフマン先生が同行していたなら、どうなるかご存じですか。
14時過ぎ岡谷インターから入りムラタチューンに18時迄に帰らなければなりません。時間内に今日開催される第10回ポルシェクラブ六本木理事会の資料を印刷する必要もあり、忙しい移動となったのは言うまでもありません。

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理事会開始は18時ですが仕事で遅刻や、急用で欠席者が出て目の回るような忙しさの中、定刻までに理事会の資料をギリギリ間に合わせたのですが、こんな皮肉は良くあることです。
予てから要望があった来週から開催されるウィンタートレーニング用のウィンドブレーカーが苦労の末ようやく出来上がり、昨日留守中に到着しました。
いつも通り小林会長にモデルになって頂きました。
申し分なく格好いいです。
ご覧になられた皆さん気に入って頂けるでしょうか。
デザインが良くても着る人によって大きな開きが出てしまうのは致し方ないのでしょうか。
代わる代わる理事の皆さんに試着して頂いた結論です。
上記の感想は理事に限定しています。
念のためお断りしておきます。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 837
2014.02.16

正月休み中の週末に降った雪が校庭に残る佐久南小学校から眺めた茂来山1,718mの頂です。
山稜は日没前の弱々しい冬の夕日で鴇色に、にじんでいます。
一週間後の18日(土)に演奏会が開催される佐久穂町生涯学習館“茂来館”の館名は美しい山容をしたこの山の名が付けられています。
地図を開くと佐久穂町は平仮名の“へ”に似た地形を成し東西に約23km、南北は極端に短く5km程で千曲川に寄り沿うように国道141号佐久甲州街道と小海線が串刺しをしたように中心を貫き北寄りに持ち上がった地形は千曲川を中心に東西にバランス良く、ほぼ均等の距離と面積を有しています。
西は北八ヶ岳の稜線で諏訪と接し、東は国道299号武州街道から十石峠を県境に群馬県です。
2005年に八千穂村と佐久町が合併し町名は佐久穂町となり人口は約11,500人で風光明媚な、そして飛びきり空気が美味しい地です。

佐久中央小学校を訪問すると丁度下校時の生徒が玄関に集まっていて皆さんとても元気な声で挨拶をしてくれました。
本当に気持ちが良かったです。
女性の校長先生にお会いし演奏会への参加の要請をしました。

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正月休みが明け、新学期に新しい校舎に移ったばかりの佐久中学校を訪ねました。
暮れまで使っていた古い校舎は取り壊し、2年後に全ての小中学校を統合するそうです。校舎の躯体は鉄筋コンクリートで内部は木造で今まで見てきた校舎のイメージは佐久中学校を訪ね一新しました。
広い廊下、扉も幅広くホテルか病院のようです。
職員室と受付を兼ねた事務室は一体で書庫で簡単に区切られている広い部屋でした。

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ホールのように広い廊下に面し職員室があります。
室内から廊下を眺めた写真です。
生徒はほとんど下校し校内の巡回を終えた男女の生徒5、6名が職員室へ報告に訪れました。皆さんの礼儀正しさに襟を正した次第です。
最後に訪ねた八千穂中学校は既に生徒は下校した後で、気持ちの良い挨拶を聞くことができなかったのは残念です。
教頭先生に応対して頂き、学校訪問はこれで全て終了しました。
14時から小学校3校、中学校2校を訪問し演奏会への参加要請の案内と挨拶をすることができました。

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教育委員会訪問から、全校訪問まで同行して頂きましたレストラン ハーモナイズのオーナーに心から感謝とお礼を申し上げます。
店に戻ると食事に来られたお客様とオーナーの会話から、そのお客様から提案がなされました。こうした協力を頂けるめぐり合わせが、和を拡げることとなり、つくづく人との出会いの素晴らしさを実感する訪問となりました。
この方のお陰で佐久穂町全域で演奏会開催の案内放送をして頂けることとなりました。
こうした地元の皆様のご協力の下でポルシェウィンタートレーニングが開催できるのは、この上ない幸せです。

最後はとっぷり日が暮れた八千穂レイクを訪ね氷上の事務局長、市川 泰さんをお訊ねしました。
今冬の氷上リンクの営業開始は明日11日(土)からだそうです。
カメラ嫌いの市川さんを無理に写した写真ですが、バックの暗闇が氷上リンクです。
今日の訪問予定を全て消化したのは19時30分です。
これから小海、清里を経由し、長坂インターから下諏訪に向かいます。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 836
2014.02.15

2014年1月10日(金)正月休みが空けた2週目の週末、軽井沢から佐久に向かう高速道路から眺めた信州の冬景色です。
一週間後に6回目を迎えるポルシェウィンタートレーニングの最終打ち合わせで佐久穂町を訪ねました。
昨夜の淡雪は霧氷のように木々を装い、北西の風に吹き払われた冬の青空と見事なコントラストを見せています。
2,568mの浅間山の風下にあたるこの辺り一体から東側の軽井沢にかけ冬は北西からの風が独立峰の浅間山で気流が乱れ、その影響を受け同じ佐久平の中でも霧氷のような雪の降ることが多く、夏を挟んだ季節の変わり目には南からの風の影響で軽井沢では霧が頻繁に発生します。

高速道路の右に浅間山を見て、少し先の佐久ジャンクションから佐久南インターに向かう道中から眺めた北八ヶ岳と2,530mの蓼科山ですが雪はなく東側に僅かに雲がたなびいています。

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お昼前に佐久穂町分庁舎産業振興課観光係をお訪ねしました。
午後佐久穂町役場内の教育委員会を訪問し18日(土)に茂来館で開催される演奏会への小、中学生の参加要請に伺いました。                                                                                                                                                                                               佐久穂町5校の校長先生に演奏会の主旨を説明し、生の音楽を楽しんで頂くためです。
玄関を入った正面の壁に八千穂レイクで開催されるポルシェウィンタートレーニングと演奏会“和と洋の伝統に親しむ夕べ”と題したA2の大型ポスターが2種類、既に貼られていました。
教育委員長にお会いし学校訪問について快諾を頂きました。
生徒が両親や祖父母を同行し、生の演奏を聞きに来てもらえたなら、伝統文化にも触れることで感動を一緒のものとすることができるのではとの思いでした。

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毎年大寒のこの時期4日間に亘り国定公園内の会場を優先的に使わせて頂いてきた佐久穂町の皆さんへのお礼も兼ねての演奏会の開催です。
佐久平の東、臼田から小海、南牧、北相木、南相木まで旧7町村の朝刊に演奏会の案内を入れるため週初めに依頼した印刷所を訪問し、このあと訪問する学校への配布用に300枚を頂きました。

ポスター持参で最初に訪ねたのは佐久南小学校です。
玄関には100号の立派な油絵が掲げられていましたが、海のない長野県ですから浜の漁船と背景の民家が、なぜか強く印象に残りました。
画家は長野県出身の正木 茂氏です。

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校長先生にお会いし、主旨を説明して学童向けにポスターの掲載をお願いしました。
お渡しした演奏会のポスターの木遣り装束を見た校長先生から本物が来るのですかとの質問がありました。
北八ヶ岳の麦草峠を越えれば、すぐ諏訪ですから御柱は知れ渡っていても木遣り唄を直に聞いたことがないそうで公演の開催を大変喜んで頂きました。
峠ひとつ越した近くにいても御柱を直接見聞する機会がないのが実情でしょう。

2、3年の小学生数名が玄関の階段に腰掛け宿題を片付けていました。
子供は風の子と良く言ったものです。
夕日を浴びていますが、気温は7℃で一心に宿題に取り組んでいたのが印象的でした。



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 835
2014.02.14

インプレッサが2台参加しました。
四駆の特徴を遺憾なく発揮し、右フロントフェンダーをインの雪壁にピタリと接近させる寸止めの際どい走りを披露しています。
氷上イベントに参加するため直前に購入したそうですが、思い切りも走り同様に素早いです。スポルトファーシューレに初めて参加したのは3年前、八千穂レイクで開催されたウィンタートレーニングからでボクスターを駆って高崎から参加しました。

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もう1台のインプレッサは浜松から親子でポルシェと2台で参加しています。
このクラスで参加している皆さんは“やんちゃ坊主”のような走りをしていますが、決して無謀さはなく保たれた秩序の中、十分に安全を確保し思い切り走りを楽しんでいます。
念のため次回参加しようと思っている方、どうぞご安心下さい。

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写真のようにスタック寸前の状態でも、そこは四駆の強みでアクセルをひと吹かしして横向きのまま雪の山を飛び越えるような体勢でクリアーして行きます。
ドライバーにとって、この走りが面白いと云えば面白いでしょうが、ポルシェと比べてしまうと奥の深い面白さに欠けるかもしれません・・・ !! と
批判じみたことを書いたら・・・
この有様でダッシュ時にカウフマン先生のスコップ10杯分に相当する雪を吹き掛けられてしまいました。


今日まで掲載しましたブログは本来今年のポルシェウィンタートレーニング開催前にアップする予定でいましたが、氷上トレーニング同様、雑用でスピン後スタックをしたため掲載が遅れてしまいました。
お読み頂けましたなら幸甚です。

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