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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 944
2014.12.18

今冬全面結氷の八千穂レイクで初乗りを果たした勇気?あるポルシェクラブ六本木会員が沖合80mまで遠征の勇姿を前回のブログに掲載しましたが、氷上キモタメシ トレーニングの様子をもう少し続けます。

午後の冬の日が長い陰を伸ばす時間になりましたが、1,500mの標高の割に今日は一日穏やかで風もなく“氷上キモタメシ” 初乗りの模様を無事カメラにおさめることができました。
半世紀以上前、学校帰りに鞄を土手に置き、張ったばかりの溜め池で初氷に良く乗って遊びました。完全に凍り付きコンクリートのように堅くなってしまうと興味は薄れ、体重を氷上に移動するとひびが入ったり、みしみし音を立てる微妙な状態の時が面白かったです。
氷の下に気泡が見える状況では乗ることができませんが、3cmまで厚くなれば乗っても大丈夫でしたから、足袋を履き下駄スケートを付け、辺りがうっすらと明ける朝6時ころから良く滑り始めました。

八千穂八千穂



上の写真を見ていると当時のことが思い浮びます。
スケートのスタート時の姿勢によく似ていますが、この写真は沖合80mの遠征から安全な岸近くに戻り、最も氷の薄い岸辺を警戒して、90kg近い体重が一気に岸に乗り移ったところです。

八千穂八千穂




雪の積もった岩の頭を見極め足を置いたとき、雪に足を取られぬよう、もし滑った時を考え、次に足を置く場所を想定して慎重な上陸を敢行しました。
そして1時間近い八千穂レイクの初乗りキモタメシを無事に終えました。

堰堤の上から眺めた2015年 ポルシェウィンタートレーニングの新手法のPRを撮影しましたが、景色が大きすぎ何が書かれているのかこの場所からは判別できませんので写真付きでブログにアップしました。
2015年1月15日(木)から4日間に亘り開催されるポルシェクラブ六本木主催の素晴らしい氷上トレーニングにぜひ参加してみませんか。
参加すれば体験が如何に大切か理解していただけます。

八千穂八千穂



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 943
2014.12.16

いつまでも電話をしていて完全結氷したての八千穂レイク、氷上初乗りをしないので、岸に向かって「オーィ~、キモタメシ、肝試し」と促しました。
それでも躊躇しているのは、自分の重量を考えてなのでしょうか。
氷が割れる可能性が最も高いのは接岸まじかの場所で、乗ってしまって写真の辺りまで来て、もし割れたら間違いなく首までどっぷり浸かることとなるでしょう。
・・・どうします。  ・・・あなたなら・・・

意を決し氷上に一歩を踏み入れましたが、岸辺から水がしみ出ることもなく氷の状態は至って安定しています。
岸からここまで離れてしまったら自前の浮き袋を備えた腹も据わるのでしょう。
少しぎこちない歩幅でなぜか両手を開き加減にして、ペンギンが歩くような姿勢で近づいて来ます。

八千穂八千穂




結氷した氷面にクラックが入り沖に向かって曲線を描いて伸びています。
クラックの左右から水が滲み出ていますが、急激に気温が低下し結氷した氷が膨張して滲み出てきたようです。

ポルシェウィンタートレーニングのPRとドイツに送信するクリスマスカードを兼ねた氷上看板の制作が開始しました。
書き手は携帯電話ではなくETCカードを取り出して筆代わりにしています。

八千穂八千穂





漢字の非を丸で囲んでいます。
そして来日するドイツ人2名の名を記し、看板書きはほぼ完成しました。
初乗りの状態に完全結氷するまでの間、溶け切らず残っている氷の上に雨が降り、その後急激に気温が低下したため積もった雪が溶けザラメ状に残ったため、今冬の氷質は前回のような油氷ではなく氷面が荒れていて看板書きには不向きです。
ご覧頂いて何が書いてあるか判読できますでしょうか。

八千穂
八千穂




ポルシェクラブ六本木主催の第7回ポルシェウィンタートレーニングのみごとな看板が完成し、自前の装備、浮き袋と体脂肪、氷厚は完全で安全が確認できたことで、いきなり沖向け歩き出した看板制作者の勇姿です。

不安定と思われる氷解域をひとまたぎ?上陸する姿勢は絶対安全な地点に辿り着くはずなのに少々腰が引けているようで、何とも矛盾しています。

今回はポスター、公報の全戸配布、新聞折り込み広告の他に氷上看板の制作とポルシェウィンタートレーニングとコンサート開催の告知に新手の宣伝企画が加わりました。

八千穂八千穂



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 942
2014.12.15

ポルシェウィンタートレーニング開催中に使われる、氷上リンクへのアプローチから眺めた全面結氷したばかりの八千穂レイクです。
湖全体で水面から岩が出ているのは、この付近だけで岸際は緩やかに水深が増していきます。湖底が浅いと結氷しても地熱の影響で氷が薄く、湖面から突出した岩の周辺は結氷しにくいです。
岩に被った雪を足ではねのけ足場を確保してから、結氷したばかりの氷を拳で叩き、音で厚さを測ってみました。

大丈夫と判断してから、右足、左足と徐々に体重を移し、万一氷が割れても膝位までと思われる辺りに立って見ました。

八千穂八千穂



岸から1m、2m、そして5mほど離れた氷上で軽く飛び跳ねて見ましたが、岸辺の氷は完全に接岸し水がしみ出すこともありませんでした。

一気に湖岸から20mほど離れた氷上まで行き、西側の堰堤を眺めました。
湖面から頭を出している岩の周辺の氷は最近結氷したばかりか、氷上に雪が積もっていません。

八千穂八千穂




今年ポルシェウィンタートレーニングを開催した際にお世話になった八千穂穂高原スキー場周辺のレストランに挨拶にお伺いし、下山途中で八千穂レイクに立ち寄り氷の張り具合を見てから帰ることにしました。

八千穂レイクまで移動中の車内で、万一の時は自前の浮き輪も備わっていることだし、皮下脂肪も充分だから結氷していたら、試しに氷に乗ってみてくれない。
いや、いや体重があるから、私よりあなたが乗った方が安全では、などと会話を交わす間もなく、いつも停める道路際の駐車場に到着しました。

ここまでが昨日と今日のブログの内容です。

さて、いよいよ本番となったら岸辺に佇み湖面を背に電話をし始めました。
おい、おいそれはないでしょうと嘆いてみても、岸辺の巨漢と氷上のスタントマン?の間に意志の疎通はありません。
スタントマン?こと、私も携帯電話をポケットから出してみましたが、掛ける相手もいないので氷面にうっすらとつもった粉雪をかき分け、ポルシェクラブ六本木の略、POCET と携帯電話を筆?代わりに記しました。
それだけでは何か物足りないのでカタカナで岸辺の巨漢に向け“キモタメシ”と記しました。
まだ関心を示さず、ならばとぐっと具体的に“氷上”と付け加えました。

八千穂八千穂



次回に続く


ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 941
2014.12.12

福島県田村市都路で開催されたポルシェクラブ六本木秋のツーリングのブログを一旦中止して、舞台を信州佐久平、北八ヶ岳東麓の八千穂高原に移動します。

先週初めの気温は11月初旬並の暖かさでしたが、水曜日は一気に気温が下がり翌木曜日、関東地方は暖かく雨でしたが、西日本は寒波の影響で四国徳島は未聞の大雪の影響で大型トラックを含む130台が立ち往生する事態に見舞われました。

そんなことを知らぬかのように年末のこの時期に休暇を取り、常夏のハワイでサーフィンに嵩じるポルシェ乗りがいたりするのは不思議です。そんな羨ましいポルシェ乗りのために昨日撮影した新雪に輝く八千穂レイクの堰堤の写真をアップしました。雪でなく波であればこんなイメージなのでしょうか。


八千穂八千穂




微かな風で雪紋ができるほどのパウダースノーが午後の日を浴びキラキラと光っています。
第8回ポルシェクラブ六本木の理事会が開催日された6日(土)と翌7日(日)の気温は-10° C以下だったでしょう。
先週4日(木)に佐久穂町役場の方が確認した時は雨で全面結氷後、溶けていたと話していましたから、終末の寒さで完全に結氷したのでしょう。
灰色がかった山並みと結氷した銀色の湖面が西日に映えています。

八千穂八千穂



北からの強風に吹き払われた湖面は僅かな数ミリの積雪しかありません。
北側は佐久平に面し、遠く北アルプスを越えて吹く北風、海抜1,500mの八千穂高原に積もった雪はドライアイスから立ち上る蒸気のようで息を吹きかけると
四方に舞い飛び散ってしまう完全なパウダースノーです。

堰堤の南側、氷上トレーニング時の入場スロープは丁度、風下に当たり湖水に浸りきらなかった岩が頭を出し、氷りの張り具合を調べる飛び石代わりになりそうです。

八千穂八千穂


次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 940
2014.12.09

今週末12月13日(土)ポルシェクラブ六本木主催のスポルトファーシューレ4が富士スピードウェイレーシングコースで開催されます。
インストラクターはいつも津々見友彦校長先生と余郷さんをお迎えしています。

11月15日(土)に開催した年1回のツーリングは、今までと指向を大きく変え福島県田村市都路で農業体験です。
インストラクターは満91才を迎え益々元気な渡辺金吾さんをお迎えしての稲刈り実習です。現在は専業農家で先の大戦に出征後、農業に従事し町会議員を務められた方です。
作業に入る前、まずスポルトファーシューレ同様にブリーフィングです。始めに鎌の持ち方と稲の苅り方、そして苅った稲の置き方、藁を使った束ね方からハゼかけ迄、一連の指導を受けました。
教えてもらい、取りかかる迄は簡単に感じますが、手本のように中腰で稲をサクサクとは、実際なかなかいきません。中腰の姿勢で半日、一日、そして翌日もとなったらどうでしょう。棚田で機械が入れませんから、こんな棚田が30枚以上だそうです。

12月2週、つまり今週放映の映像を3週間前に収録しています。
大型のビデオカメラと三脚を肩にあちこちに移動し撮影しています。
因みに使用しているカメラの価格を聞いてびっくりしました。何と新車のボクスター1台分以上と云うことを初めて知りました。
 
福島福島




晩秋の稲田の中に一輪、都路の原種だそうです。
四季咲きの菖蒲が可憐な花を咲かせています。本来は稲刈り前に田の水を抜いて苅った稲が濡れない状態にしてから稲刈りを始めますが、晩秋に咲く菖蒲をいとおしむようにまだ水が残してあります。

鎌より口が動き過ぎなどと言われるくらい和気藹々と初めて体験する稲刈りを楽しむポルシェ乗りの皆さんです。

福島福島





朝の寒さは嘘のようで、好天の下何枚かの棚田の稲刈りは、1時間半ほどで切り上げました。農業体験稲刈り編は生徒12名で先生が3名、3枚の棚田の稲刈りはたちまちのうちに片つきました。
ビデオカメラは所を変え、時には見下ろすように、また中腰で稲を刈る主演の遠藤富美さんの目線にレンズを向け撮影を続けています。
さあ、どんなシーンがテレビで放映されるのでしょう。
今から楽しみです。

福島
福島


次回に続く