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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 595
2012.07.05

6月2日(土)終日、富士スピードウェイにおいてスポルトファーシューレ3 がP2とレーシングコースを使用して開催されました。
約1ヶ月経過した昨日7月4日(木)に筑波サーキットでやはり終日スポルトファーシューレ4 がジムカーナ場において開催されました。
その模様をお伝えいたします。

九州は集中豪雨に見舞われていますが関東地方の今年は空梅雨で今日はことのほか暑く散水車での散水と水道のカランにホースで直結し場内は常にウェット状態を維持してのトレーニングです。

筑波サーキット筑波サーキット



朝6時30分に集合し、7時30分からのブリーフィングに続きポルシェによる究極のドライビングテクニック、ドリフトレッスンがDr.原中主宰の下で開始しました。
1ヶ月の期間で終日2日間練習すればご覧の状況となります。と云うお手本です。
綺麗にカウンターを当て流した後はジワーとトランクションをかけ綺麗に立ち上がるポルシェ997GT3です。

筑波サーキット筑波サーキット



自在にコントロールしながら、直線から8の字と参加者の中で最も安定したドリフトを披露する鮮やかさです。
スタートからフィニッシュまで約1分、常時旋回回頭の連続だと2,3周までが丁度良いようです。
それ以上はこの気温の中ポルシェは問題なくともドライバーが根を上げてしまうようで全身汗が噴き出し体力的にも丁度良いようです。

筑波サーキット筑波サーキット



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 594
2012.07.04

ポルシェ930でドリフト走行を見せるトヨタTSO30のエンジン組み立てのボスの走りです。
ル・マン24時間では惜しくも戦績を残すにいたりませんでしたが、写真の走りは素晴らしいです。エンジニアとしてもドライバーとしても確かな腕を持ち軸足のぶれないシンプルな生活信条に感動を感じる人柄です。
高年式のこのポルシェを購入し全ての部品をドイツ人の友人に依頼し入手、修理はお手のもの。
ケルンのTMGでフォーミラーのエンジン開発を手がけいたのですから。
ご覧の状態に至るまで1年ほども費したでしょうか。
素晴らしい走りの腕を披露してくれました。
本当のポルシェ好きで本物のポルシェ乗りです。

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爽快な走りの後の爽やかな笑顔がまた素晴らしいです。
いつもの顔ぶれでいつもの皆さんと楽しそうに語り合っています。
ポルシェクラブ六本木が主催するスポルトファーシューレに賛同して頂く多くの皆さんの献身的ボランティア活動でイベントは開催されています。
右の写真に登場頂いている5名の方々は既にご存知のポルシェ乗りが多いと思います。 

いつものもう一人を紹介いたします。
ポルシェクラブ六本木の小林博明さんです。
今回のイベントもいつも通り受付を担当しトランスポンダーの受け渡しからゼッケンの配布、当日徴収した昼食の弁当代やグッツの販売等の集計を一手に引き受け皆さんがレーシングコースで走行を楽しんでいる間に徴収種別に分け明細を添付しイベントが終了した時点で集計がなされます。
当然これらの事務処理を消化していると参加費を払っていても自分は走ることができません。
個性の強いポルシェ乗りの皆さんはこんな状態を何と思われるか分かりませんが、こうした犠牲的精神の下でスポルトファーシューレが運営されていることを知って頂くため書き記しました。
小林さんの温厚な人柄に魅せられ本来ポルシェクラブ六本木の会長任期は2年ですが理事会の強い要望に乞われ異例の2期目を務めて頂いています。

長たる者は方向性指し示し決断が付けられなければと思います。
小林博明さんは(会)長たる者の鑑です。
スポルトファーシューレ 3 後半P2で愛車に乗り込むスナップです。

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セカンドカーとして待機するトヨタの新旧2車種です。
懐かしの86の登場です。
ウォルフガング・カウフマンさん並みの美しいドリフト走行を多くのポルシェ乗りが見守るで披露してくれました。
やはりトヨタTSO30のエンジン組み立てのボスの走りです。 
RRであろうがFRであろうが自在に操る腕の確かさが心憎いばかりです。

そして最後にいつものもう一人をご紹介します。
ポルシェクラブ六本木の会員で文武両道のDr.原中です。
慣性ドリフトの論文を書き、それを見たトヨタの役員との会食でニューモデル86誕生にも少なからぬ影響を与えた大らかでやさしく誰からも愛される人柄です。
愛車のポルシェ993Sは現在車検中でダッシュボード、コックピット は計測機器の配線が所狭しと取り回されていました。
通勤用に使うレクサス IS-F を駆っての華麗なドリフト走行です。

スポルトファーシューレ開催で P2 を使うときは、いつもインストラクターとして参加頂き一人一人丁寧にアドバイスする姿は人柄を忍ばせ初めての参加者には特に好評です。
このような皆さんのお陰でポルシェクラブ六本木は何とかすれすれの低空飛行の収支を保っています。

そんな中、今日筑波サーキットでDr.原中の主宰する定常円ドリフト走行イベント スポルトファーシューレ4 が終日に亘って開催されます。
興味をお持ちの方はぜひ直接お越し下さい。
参加費は25,000円です。


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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 593
2012.07.03

今期開催の3回目のスポルトファーシューレは開催の経緯はブログ№581にも書きましたが、今までP2を使用してのトレーニングはDr.原中が担当でショートコースと対で開催してきました。
今回は新緑の富士に行きたいというウォルフガング・カウフマンさんのたって要望を叶えるべく本来レーシングコースだけで開催の予定でしたが、忙しいレースの合間をぬって来日するならば終日イベントとすべくP2を加えての企画案とし富士スピードウェイにも無理をお願いし実現の運びに到りました。

会話が弾む2人です。
このスペースにこれだけ多彩な変化に富んだコースを直感で短時間に作り上げるカウフマンさんの才能はニュルブルクリンクでの公式インストラクターをしての豊富な経験に裏付けされた実力です。

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カウフマンさんの愛車の1台にポルシェ993カレラがあります。
彼がポルシェの中で最も愛する車種だそうで短時間での長距離移動にもっぱら使用しています。
上段の写真のポルシェ996カレラ同様ハンドルはカウフマンさんが握りポルシェクラブ六本木の理事をパッセンジャーシートに華麗なドリフト走行を披露するポルシェ993カレラです。

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無理のないドリフトのラインは見ていても美しく楽しいです。
これがプロでスペシャリストのハンドリングの証でしょう。
無理がなければ当然タイヤへの負担も少なく写真を見つめているとポルシェのシルエットが右にひしゃいでいるような錯覚すら覚えます。
富士スピードウェイP2におけるウォルフガング・カウフマンさんのハンドリングによるポルシェの華麗なるドリフトをご覧頂きました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 592
2012.07.02

14時少し前から降った滝のような雨で富士スピードウェイ場内で最も大きくレーシングコースにも近い駐車場P2は300Rの南東に位置しているためか降り止んで1時間以上ドリフトの練習をするには最適なコンディションを保ち続けています。2台のケイマンが水しぶきを巻き上げ右旋回に入ります。
シルバーのケイマンSはマンタイKWのサスペンションを装着しもっぱら休日のサーキットを楽しんでいます。
今日は奥さんがユーノスロードスターで同伴し午前中乗り比べていましたが午後のウェットではポルシェケイマンでハンドリングを楽しんでいます。

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ボクスターを操りポルシェの腕を磨いていますがポルシェ歴は2年を超え一昨年の氷上トレーニングにも参加し10月のニュルブルクリンク週間にも参加を希望しています。
今年3月、国家試験が終わったその足でムラタチューンに遊びに来てくれました。世に言うガリ勉型でなく試験終了後の感想を聞いたところ勿論バッチリの一言。
言葉通り難なくパスしポルシェの運転より2年遅れでドクターの修行をスタートしました。
約1年間全てを自粛し試験に備えてきましたから雨上がり直後オープンにして走りを楽しんでいる気持ちが良くうかがえ爽快です。

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カウンターを当てドリフトするポルシェ964カレラです。
スポルトファーシューレの参加は今回で2回目です。
ドライバーズシートにはウォルフガング・カウフマンさんが見えますがパッセンジャーシートに座る姿勢は見るからにぎこちなく見えるのは強烈な横Gのせいでしょうか。
横からの走行を捉えてました。
右に大きく傾きながらドリフトによる走りを続けて行きます。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 591
2012.07.01

今日開催されているスポルトファーシューレ3の2回目のレーシングコース走行が13時にスタートしチェッカーフラックが出た13時53分前の時点で雨は降っていませんでした。
ピットロードが濡れ出したのが13時58分頃でしたからピットロードと300R付近の高低差は40m位はあるのでしょうが距離は400、500mでしょう。
ピット付近は薄日が差していましたがダンロップコーナー付近は滝のような雨でした。
400、500mの距離とほんの一瞬の時間差で接触事故が発生したのはとても残念です。

今年は例年と異なり5月のニュルブルクリンク24時間耐久レース前に雪が降ったり、本来梅雨のこの時期、降水は九州に集中し関東地方は薄日の日が続いていますが、やはり異常気象なのでしょうか。

ピット付近は30分程で雨は上がりました。
前回のスポルトファーシューレで実証したゼロワイパーの効果を見せるため津々見校長がウォルフガング・カウフマンさんを同行し説明しています。

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フロントガラスに付着している油膜を完全に除去しゼロワィパーを塗布したなら水は全く寄せ付けない状態になりますから、30分前に塗布していたなら滝のような雨でどのような効果を立証したか大いに興味をもつところです。

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15時頃にウェットで最高のコンディションのP2に移動しブレーキとアクセル操作の復習に励むポルシェ乗りの皆さんです。
このP2のトレーニングに用意されたような雨でダンロップコーナーで何事もなければ天佑でした。

多くのポルシェに混じって唯一ダッチバイパーがスケーティングを楽しんでいます。

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3台のポルシェのドライバーは全員がリアウィンドウに黄色のテープを貼付し思い思いにそれぞれの走りを楽しんでいます。
こうしたカリキュラムを組み初めてレーシングコースにデビューしたポルシェ乗りでも安全に安心してポルシェの走りを体験から学んで頂けるようにポルシェクラブ六本木が開催するスポルトファーシューレは最善の努力をしています。

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