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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 344
2011.02.01

4日間に亘り開催の第3回「ポルシェ ウィンター トレーニング」が長野県南佐久郡佐久穂町八千穂高原、八千穂レイクで初日を迎えました。快晴、今日は大寒、朝のうち北西の風が強く八千穂レイクに到着した直後は昨夜設営をした氷上コースのそこかしこで雪煙が舞い上がり、暦の大寒をそのまま感じさせる厳冬の趣です。8時45分から全員で、まず3種類の幟の組み立てから初めました。ドイツから参加したゲオルグ・フォルムバウムさんも手袋を外し皆さんと協力してくれました。

まず、こうした手作りのイベントそのものがドイツではありませんから参加費は4倍以上になります。ポルシェで氷上を走ると言う発想が一般で認知されてない日本では、このような高額の参加費を払って氷上のドライビングスクールに参加することの主旨を理解するまでは、まだ相当時間がかるかるでしょう。

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サーキットの1/10以下の極端にミューの低い氷上をウィンタータイヤで走る。それが何になるのかとの疑問が生じるのは当然のことと思います。雪道を針鼠のようなタイヤでドリフトをして走るWCCやラリーとは違う走りを体得するのが今回で3回目を迎える「ポルシェ ウィンター トレーニング」の重要な目的です。このことについては後に説明する機会があると思います。

寒風の中、参加者全員の協力で幟は次々と組み立てられていきます。白樺林が一面に広がる道路両側と「八千穂レイク」への導入路、そして氷上は除雪した雪山に白と黄色の幟が立ち並びそれらが寒風に、はためき一斉に華やぎました。

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昨夕は遅くまで、そして今朝は早朝から4日間使用する氷上コースの最終チェックに余念のないウォルフガング・カウフマンさんです。タイヤはコンチウィンターコンタクト TS810Sで名称はウィンタータイヤですが、スタットレスタイヤとは性能を異にします。ヨーロッパ、特にドイツでは冬でも雪のないアウトバーンでは200km以上の高速で連続走行をするため4年前にコンチネンタルタイヤがこのウィンタータイヤを開発しました。

そのタイヤを装着したポルシェ993カレラで微妙なアクセル操作を駆使しコーナーを華麗に通過するカウフマンさんの一連の写真をご覧下さい。

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次回に続く