新着情報

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 829
2014.02.08

安定したドリフト走行でコース際の雪の壁に沿ってリアフェンダーがなぜるように流れて行きます。
同じポルシェでもFRとRRの違いでしょうか。
ドリフト走行のためのアクセルとハンドル操作はFRでもRRでも突き詰めると同じでミューが特に低い氷上では滑り出した直後に感覚で察知し素早く滑り出した角度と速度に応じ逆ハンドルを切り微妙にアクセルと同調させることで車種は違ってもタイミングの測り方は同じでスピンを防ぎます。

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FRとRRの中間に位置するミッドシップのボクスターが登場しました。
写真の参加者はご婦人でフィンランドのロバニエミで開催されているアウディのトレーニングにも参加している実力でポルシェクラブ六本木が開催する氷上トレーニングの参加は4回目で、一昨年ニュルブルクリンクで行われたスポルトファーシューレにも参加して居ますから只のポルシェ乗りではありません。
カウンターを当て素晴らしいドライビングテクニックを菊池カメラマンのレンズの前で披露し通り過ぎて行きました。
実践派です。

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同じボクスターでドライバーは男性です。
リアを滑らせ弧を描くように回頭していきます。
ナビの悪戯で冬期通行止めの野麦峠に諏訪インターから挑戦し、目的のホテルへ15km程の手前で振り出しの諏訪インターに戻りイベント開催日の丑三つ時をオーバー頃にホテルに到着しました。既に雪道で充分鍛えて来たのでしょうか、丁寧なハンドルさばきでコーナーを攻めています。幾ら滑ってもノーリスクの氷上リンクでは常にオーバースピードで雪の壁に乗り上げた時は脱出のため常に10人の助っ人が出動していました。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 828
2014.02.07

ウォルフガング・カウフマン先生の964での模範走行です。
オンボードカメラを装着しコースの状況とルーフ964の走りを記録しています。
見て華麗、走って正確、そして迅速にして的確、コースを一杯に使って菊池カメラマンに見せ場を提供する演出もしてくれます。
迫って来る車にカメラを向けると参加者であるドライバーは菊池さんのカメラを意識し過ぎ、その先でスタックすることがままありますが大先生にそんなミスはありません。
堰堤沿いの直線コースに向かう最終コーナーを超絶技巧のハンドルさばきで立ち上がって行きますが、これを真似て同じ走りをイメージしても実技となったなら理論と大きな隔たりが生じるのは素人であれば致し方ありません。

カウフマン先生
997カレラで参加したドライバーが20名の大動員を掛けての脱出劇で入会勧誘にご協力頂きましてありがとうございました。

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左右の写真を比較してご覧下さい。
カウフマン先生と964ルーフのオーナーで未入会の参加者です。
もうここまで横になると極限状態ですが、さすがは毎年参加の大ベテラン、
ギリギリのところで抜けて行きましたので残念ながら入会の勧誘は叶いませんでした。

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その後もコースを一杯・・・???

いや更にその外側の雪の壁にリアフェンダーをすり寄せての激走を見せるRRの996ターボです。
同じポルシェでもFRとは全く異なるおしとなやかなドリフトを披露する928です。
違いを比較してご覧下さい。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 827
2014.02.06

福島から家族3人3台で参加した996GT3です。
父親がパッセンジャーシートでインストラクターの代役を務めています。
氷上トレーニング参加の初日の走り初めです。
後続車両のタイヤの向きと比較しドリフト体勢の違いがよく分かります。
二日目には大きく変化し、格段に上達したことが右の写真で良く分かります。
小学生の頃からカートに乗っていたことと若さも手伝ってドライビング感覚は抜群です。

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日が西の山裾に傾いた夕暮れ気温はぐんぐん低下し固く締まった油氷でミューの低いリンクを見事な逆ハンドルを駆使し華麗なドリフトで抜けていく2台ですが、左は昨日のブログに登場した997カレラです。
右の996GT3との違いは速度の相違でしょうか? ・・・ それとも参加日数の違いが、そのまま舵角の違いとなっているのでしょうか。
ポルシェウィンタートレーニングは4日間に亘り開催されますが、初日から参加の997カレラと都合で3日目から参加の996GT3との違いなのでしょう。

初めて氷上トレーニングに参加した場合、タイヤが滑り出す予兆を体感で感知しアクセルとハンドル操作を連動させドリフトのコツを掴む迄にどうしても3日間の経験を要します。
なかでも964は特に滑り出しの予兆が掴み難く急激に走行姿勢が変化するため対応が遅れ気味になります。
氷上トレーニングで964をコントロールしドリフト走行をマスターしたなら、その後生産されたポルシェを乗りこなすのは964を乗りこなすよりも容易で、それはサーキットでも同じことが言えるのではないでしょうか。
反面新しいモデルは速度域が格段に上がっていますから別の意味でコントロールが難しいでしょうが、基本操作は超ミュー路の氷上トレーニングでのアクセルとハンドル操作の体験がレーシングサーキットの高速走行時の安全運転に役立つていることは確かです。

明日は964の走りをご紹介します。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 826
2014.02.05

先月中旬の1月16日(木)から4日間に亘り信州佐久平の佐久穂町八千穂レイクにおいて、第6回ポルシェウィンタートレーニングが開催されました。
イベント開催前に下記のブログを掲載する予定でしたが、開催準備に追われたのとその後は残務整理と最後まで一人残ったインストラクターの帰国が27日(月)だったこともあり、なかなかブログをアップすることができませんでした。
遅ればせながら今日掲載いたしますのでお読み頂けましたなら、嬉しく思います。

八千穂レイクにおけるドリフト百景です。
昨年行われた氷上トレーニングの模様ですが、このトレーニングに初めて参加し4日目の成果です。
確実に氷面の状態を掴み楽しんでいますが、更に上を目指し猛特訓中の模様です。
“はえば立て、立てば歩め”の諺どおり、歩みは早足から駆け足に変わりました。自信がついてくるこの時期が最も危うい時でしょうか。
案の定、右回の最終コーナーから立ち上がり堰堤に沿った直線でアウト側の雪の壁に勢いよく乗り上げ停止しました。
脱出するまでに約20分、総勢20名程が助っ人に加わりました。
大動員を招いた脱出前の条件は未入会のポルシェクラブ六本木に加入することが助っ人全員の合意の下で民主的?に決まりましたから、今年のトレーニングには会員として参加し大いに楽しんで頂きました。

昨年の八千穂レイクでの素晴らしいハンドルさばきをご覧下さい。

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