ポルシェ整備 964 カレラ2 ウィンドウウォッシャーがの噴出トラブルの症状例 2016.09.05
ポルシェ 964 カレラ2 ウインドウウォッシャーのチェックバルブのトラブルをご紹介します。
供給・噴出するバルブのことです。写真はフロントフード側から見たチェックバルブの取り付け箇所です。
お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2はウインドウウォッシャー液が一部噴出されていないバルブがありました。ウインドウウォッシャーのチェックバルブは、複数の形状がございます。
写真のチェックバルブは、ウインドウォッシャータンクに近い側にあるチェックバルブのためT字型の形状をしており、ここでウインドウに噴出されるウォッシャー液と残りのバルブへ流れるウォッシャー液に分岐されます。
ウインドウに噴出される側には逆流を防止する装置が付いており、流れが逆流することを防止しています。
この装置になんらかの不具合が発生し、流れをせき止めてしまったため、ウインドウウォッシャー液が噴出されないトラブルが発生しておりました。
ポルシェ整備 964 カレラ2 オイルフィラーキャップの経年劣化〜修理/交換 2016.09.04
オイルフィラーキャップは、エンジンオイルの注ぎ口を閉めるキャップのことです。
ペットボトルのキャップ等と同じようにスクリュー式に回転させて、閉める形となります。
お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2を点検する中で、オイルフィラーキャップを
開け閉めを行なうとうまく閉まらないことが度々発生しておりました。
オイルフィラーキャップを外して調べてみると新品の状態に比べて口が広っていることが
確認できました。写真の左側が新品、右側がお客様のポルシェに付いていたものです。
若干ながら、大きさが異なることがご確認頂けます。
エンジンルーム内という非常に高温な環境にあること。また長年開け閉めすることで、
オイルフィラーキャップの口が広がってしまい、発生したトラブルです。
緊急性のあるトラブルではございませんが、ここからエンジンオイルが漏れる可能性もございます。
また他のパーツに比べ、安価で新品に交換できることもあり、お客様に新品への交換をお勧め致しました。
ポルシェ整備 964 カレラ2 パワーステアリングのオイル漏れ修理 2016.09.03
本日はポルシェ 964 カレラ2 パワーステアリングオイル漏れの修理をご紹介します。
ポルシェ整備 964 カレラ2 タイミングベルトの経年劣化による交換と修理 2016.09.02
本日は、ポルシェ 964 カレラ2 ベルトをご紹介します。
ポルシェ整備 993 エンジンマウントによるフィーリングの差 その2 2016.09.01
昨日に引き続き、ポルシェ 993のエンジンマウントの違いをご紹介いたします。
「ポルシェ社純正のレーシングタイプのエンジンマウント」は、鋳物で作られており、レース用車両向けに設けられたパーツです。
またレーシングタイプのエンジンマウントについてはポルシェ純正品以外にも、アルミ製の社外品エンジンマウントなどが発売されております。
なぜ、ポルシェ純正品は鋳物なのか?ここにポルシェ社のこだわりがあります。
エンジンマウントについては・・・
クッション機構の少ないものに変えることによってエンジンの軽快さや加速感は増加します。
しかしながら、クッション機構がないことによってエンジンの振動や音が直接車体に伝わってしまうため、
その分、乗り心地は悪くなります。
好みに合わせたエンジンマウントをお選びいただき、より快適にポルシェをお楽しみください。