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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 368
2011.03.07

週末1月22日(土)晴天、早朝に家を発ち一旦ホテルに荷物を置き7時半のホテル出発時間に間に合うよう、東京や名古屋から参加された「ポルシェ乗り」の皆さんが加わりました。
昨夜は遅くまで仕事をされ参加した方が多いようです。白銀に輝く氷上トレーニング会場、八千穂レイクの広々としたリンクにたなびく幟を見て今日から参加する「ポルシェ乗り」は、昨夜の疲れも忘れ皆、活力がみなぎっています。
朝日にまぶしく輝く、真っ白い雪と氷の湖上で、はためくコンチネンタルタイヤの黄色の幟は「八千穂レイク」入口から白樺林を通り抜け、パット開けた銀世界を高見から眺めると美しいコントラストで良く目立ちます。
白銀の中でも「ポルシェクラブ六本木」の白い幟が同化せず良く目立ちます。
氷上の幟を眺めファイトのみなぎらない「ポルシェ乗り」はいないでしょう。
寒風にはためく幟は不思議な効力を持っています。この幟を見れば奮い立ち、何としても高度な運転技術のドリフトを習得て帰ろうと思うはずです。

2011年開催の「ポルシェ ウィンター トレーニング八千穂レイク」は「ポルシェクラブ六本木」が今期開催する7回目の「スポルトファーシューレ7」で、3日目朝の参加者全員の集合写真です。まぶしい程に輝く朝日に向かって幟を掲げるファイトに満ちた「ポルシェ乗り」達です。

ウィンタートレーニング
ウィンタートレーニング



ここで覚えたアクセルとハンドル操作は、ポルシェと自分の身を助けることとなるのは間違いありません。よほど無茶な運転をしない限り、高速道路や一般道で、分からぬうちに気が付いたらガードレールが横や正面にあったなどと言うことはなくなるでしょう。思ってもみなかった金銭的、精神的な後悔をしないため、突発的に発生した危険を回避する目的で「ポルシェクラブ六本木」は、年間11回の「スポルトファーシューレ」を開催し、その中で最も初歩にして最も高度な運転技術が習得できる「ポルシェ ウィンター トレーニング八千穂レイク」を年1回、4日間に亘り開催いたしました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



今回のトレーニングはドイツからの参加者を迎え「ポルシェ乗り」の皆さんを対象に開催されましたが、日本では3年前に初めて「ポルシェクラブ六本木」が女神湖で開催しました。今回の参加者の中には何人かのプロのレーサーが参加されています。何故かは参加されたプロのレーサーが良く知っています。究極のドライビングテクニックを体感から駆使できるからです。初歩にして、“究極のドライビングテクニック” のキャッチフレーズはここから誕生しました。

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そのテクニックを昇華し、スポーツカーやタイヤの開発を「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」で担当するウォルフガング・カウフマンさん、実践の裏付けを理論と数値で証明し学術論文を執筆するDr.原中
更に詳細なデータを求め理論と数値を追求し続けています。このような素晴らしいインストラクターの下で、今日から2日間運転技術を磨き込めばアクセル、ハンドル、ブレーキの微妙な操作を習得できない筈がありません。

その成果は、この後に続く「ドライビング エクスペリエンス ディ」「スポルトファーシューレ8」で確実に証明されたからです。

これから何が始まるのでしょうか。氷上に置かれた「コンチネンタルタイヤ」の黄色いネックストラップです。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 367
2011.03.06

1月20日(木)から4日間に亘り開催される「ポルシェ ウィンター トレーニング 八千穂」の氷上トレーニングは、今年で3回目を迎えました。「ポルシェクラブ六本木」が主催するドライビングスクールは、ドイツ語で「スポルトファーシューレ」という名称ですが、4年前まではポルシェAGも同一名称でした。しかし日本を除く世界各国にポルシェAGの専属インストラクターが赴き開催されるようになって、ドイツ語の名称が英語に変わったようです。

今日は「ポルシェ ウィンター トレーニング 八千穂」の開催3日目の週末ですから、参加者が最も多くなり40名を越しましたが、初日からの参加者もいますから、湖の南湖岸にあるゲストハウスに全員が集まり、スタート前のビリーフィングを行いました。昨日は深夜まで仕事に忙殺され寝不足のまま参加される熱心な「ポルシェ乗り」の方が数人いて少しでも避寒対策ができればと思いゲストハウスを使用しました。今日も朝から雲ひとつない好天ですが、そのシミかた(信州の方言/凍る・この場合寒さの度合い)は大寒を地で行くものです。

ペレットのストーブがゲストハウス全体を柔らかく暖め居心地の良さは格別です。風で声がかき消されることもなくウォルフガング・カウフマンさんの説明を通訳する声も良く通り聞きやすいです。

ウィンタートレーニング
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昨夜の夕食に1時間遅れる原因を作ったここ佐久出身の参加者も今日はポルシェボクスターで参加され八千穂レイクの氷上一杯にポルシェが散らばり、アクセル操作の練習から入ります。
今回もこのイベントのために冬用タイヤを参加者のために用意してくれた「コンチネンタルジャパン」の高橋さんからスタットレスタイヤとウィンタータイヤの相違と特徴について、今夕プレゼンテーションがある旨の簡単な挨拶がありました。
参加者の皆さんが首に掛けている黄色のネックストラップは高橋さんからのプレゼントで黒の防寒具とのコントラストが美しいです。

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「ポルシェ ウィンター トレーニング」3日目を迎えた1月22日(土)、初参加者が大半を占める今日は、まず最初にS字のスラロームから定常円のカリキュラムを受講するため、Dr.原中の下に集合しブリーフィングを受けています。
20代前半から、ポルシェを購入し今回初めて「スポルトファーシューレ」に参加した方々まで、多様なレベルの「ポルシェ乗り」が集まっています。初めて氷上に参加された方は最もふさわしいトレーニングに出会えた絶好の機会です。これが「ポルシェ乗り」の登竜門となることは間違いありません。今日から2日間充分にポルシェの挙動を楽しみながらアクセルとハンドル操作を習得されることでしょう。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 366
2011.03.02

昨日のブログで取り急ぎ、先週の24日(木)に開催された第4回の「ドライビング エクスペリエンス ディ」の開催報告のみ掲載いたしました。

引き続き「ポルシェウィンタートレーニング」の報告をいたします。2日目を迎えた今夜は21時までキャンドルトレーニングに移りました。ブリーフィングの後、1台また1台と十六夜の中、スタートポイントに移動するポルシェです。
フロントガラス越しに闇の中をテールランプを目標に移動します。ほとんど被写体が写らないレベルですので、次回のブログは菊池カメラマンの撮影した画像で掲載いたします。しばしのご辛抱を

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キャンドルトレーニングが終了した21時過ぎのブリーフィングの模様です。
ひとたびポルシェから降りるとご覧のような状態で寒さの程がうかがえます。顔は覆わなくとも何とか耐えられますが、手はズボンのポケットに入れなければたちまち指先から凍える冷え込みは素晴らしいほどです。思わず“ホーット”男同士の抱擁なのでしょうか。何となしにそんな気持ちにさせる寒さをご理解下さい。
そんな寒いさの初日のキャンドルトレーニングでした。

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LEDライトに照らし出された厳冬の十六夜、八千穂レイクに集まった「ポルシェ乗り」の皆さんです。ウォルフガング・カウフマンさんが今回の氷上トレーニングで今夜、初めて行われたキャンドルトレーニングの講評が行われています。
今夜もこの氷上に全てのポルシェを駐車しホテルからの迎えのバスで帰路につきます。
カウフマンさんは明朝早目にホテルを出発しコース整備をするためポルシェで帰路につきます。圧雪と昼間溶けた雪が凍てつきブラックアイスの下り坂を氷上同様にドリフトをして下って行きますが夜間は反対車線の車のライトで対向車が来ることを察知できるので安心してドリフト走行ができます。これがカウフマンさんの帰路の楽しみのようです。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 365
2011.03.01

先週末の24日(木)朝6時に富士スピードに「ポルシェ乗り」が集合しました。今回開催の「ドライビング エクスペリエンス ディ」は、今年で4回目を迎えます。
参加者は受付をすませ、ゼッケン、トランスポンダーを受け取って愛車のポルシェに装着した後、ブリーフィングが開始しました。一昨日までの天気予報では曇り時々晴れ。ウィークディの朝6時メディアセンターに集合でしたから皆さん幾分遅れ気味です。着席後、直ちにブリーフィングが始まり今日のインストラクターの紹介がありました。
左から田中哲也さん、ミハエル・クルムさん、古谷直広さん、余郷 敦さんと「ポルシェクラブ六本木」が開催する「スポルトファーシューレ」の津々見友彦校長5名の方々です。背面のポスターは先月開催された「ポルシェ ウィンター トレーニング」のウォルフガング・カウフマンさんのサイン入りです。彼は「ドライビング エクスペリエンス ディ」開催の翌日、スウェーデンで仕事があり、帰路の航空券の手配がどうしてもできず、やむなく参加を取り止めたのはとても残念です。

津々見校長からいつも通り「スポルトファーシューレ」開校時の注意事項と掲げられたフラックの意味を参加者に質問する方式で説明がありました。フラック毎に違う参加者に質問が移るのですが、そのお陰で「スポルトファーシューレ」の参加は良く理解できるようになりました。フラックを掲げるのは車雑誌で既に皆さん良くご存知の田中さんです。この気さくさがたまらない魅力です。今後も機会あるたびにお招きして行きたい方です。

DRIVING EXPERIENCE DAY
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昨夕、モナコから来日し直接ホテルを訪ねてくれたミハエル・クルムさんです。今回開催の「ドライビング エクスペリエンス ディ」は4回目を迎えますが、一昨年の2回目の時、こんな素晴らしい内容のカリキュラムなら、ぜひ機会を得てまた参加したいと「スポルトファーシューレ」の雰囲気を絶賛し、今回このためにわざわざ来日してくれました。これはお互いの信頼関係から成長し成り立つたことで、賛同し協力してくれたクルムさんに心から感謝いたします。因みに翌日午前中の便で帰国しました。

古谷直広さんは前回の「ポルシェ ウィンター トレーニング」から来て頂いています。控え目ですがとれも意志の強い方で先に紹介した田中さんや余郷さんと共に日本のレース界で活躍されています。
ここにご紹介した方々のお陰で「ポルシェクラブ六本木」が主催する「スポルトファーシューレ」は開催されています。期末、厳冬期の1月と近年顕著な天候不順の2月に開催される、これら二大イベントに参加頂きました「ポルシェ乗り」の皆さんに代わり心からお礼を述べさせて頂きます。

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第4回「ドライビング エクスペリエンス ディ」で「ポルシェ乗り」の経費節減に多大な貢献を成した“コンチネンタルタイヤ”が開発した“フォースコンタクト”について簡単な説明がありました。
「ポルシェ乗り」の経費節減に多大な貢献とは何なのか。
大きな特徴はふたつで“Sタイヤ”特性を活かしながら、今までのタイヤよりライフサイクルが長いことが挙げられます。次ぎは現存の同規格に比べウェット路面に強いことです。
今日この日は“コンチネンタルタイヤ”が開発した“フォースコンタクト”試走のために準備された最良の日となりました。
そして“フォースコンタクト”の開発コンセプトは「ポルシェ乗り」の我々にとって何ものにも代え難い素晴らしい“Sタイヤ”であることが証明さたのです。詳しくは後日掲載します。

午後から開催される4時間耐久レースについて「マンタイレーシング」のウーヴェ・フルークさんからレースに臨んでの注意事項の説明がありました。常勝チームの監督として、体験から得た内容で今回行われる規模に適した参加者に向けたメッセージでした。

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講師陣の紹介は全て終わりました。一人だけ漏れた方がいます。今まで開催されてきた「ポルシェクラブ六本木」の記録を撮り続けて頂いた菊池一仁カメラマンです。ポルシェ専門誌と車誌の取材カメラマンに場所を空け待機する菊池さんです。いつも幻想的芸術写真を提供頂いています。世界を飛び歩き車とレースを撮り続けてきた実績は追従を許さないでしょう。

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次回に続く