新着情報

ポルシェ整備 928 スロットルセンサー不良によるエンジントラブル その2 
2016.02.19

本日も引き続き、ポルシェ 928 エンジン不調のトラブルをご紹介します。
ポルシェ 928のエンジンルームです。今回、問題があった「スロットルセンサー」は写真のインテークマニホールドの下にあります。したがいましてスロットルセンサーを取り外すためにはインテークマニホールドを取り外す必要があります。


ポルシェ 整備


インテークマニホールドやスロットルセンサーなどを取り外した状態の写真です。

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ムラタチューンではトラブルに直接関係ない箇所であっても、
一旦車体から取り外したパーツは必ず分解・洗浄を行っております。

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明日に続きます。

ポルシェ整備 928 スロットルセンサー不良によるエンジントラブル その1 
2016.02.18

ポルシェ 928 エンジン不調のトラブルをご紹介します。
お客様が持ち込まれたポルシェ 928は走行時は問題ないものの、
停車時などでアイドリング状態が維持できず、エンジンが止まってしまう症状が発生しておりました。

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調べてみるとアクセルがどれだけ開いているかをコンピューターに送る
「スロットルセンサー」に問題があることがわかりました。

ポルシェ 928のスロットルセンサーはアクセルが全開か全閉の2つの状況で、
コンピューターに信号を送る仕組みになっています。

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ですが、今回のスロットルセンサーは全閉時にコンピューターに送るべき信号を出しておらず、
その結果エンジンが止まってしまう症状が発生しておりました。

明日に続きます。

ポルシェ 整備 993ターボ ターボ特有のトラブルの予防整備  
2016.02.17

本日は、ポルシェ 993 ターボのプレッシャーホースの予防整備をご紹介いたします。

プレッシャーホースはインタークラーからタービンまでを繋ぐ、
ターボ搭載車には欠かすことのできないパーツで、走行中常時、高い圧力がかかっているパーツです。

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プレッシャーホースは、ゴム製パーツのため、
経年劣化や熱による疲労によってひび割れや切れてしまうことがあります。

特にインタークーラーとタービンとの接続部分にひび割れが多く発生します。
ひび割れが発生してりまうとその箇所から圧力が抜けてしまい、ターボ本来のパワーが発揮されません。

そこで、ムラタチューンでは、プレッシャーホースの接続部分の上に
熱に強いオレンジ用のホースを巻き付けてる予防整備を行っております。

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加えて固定するためのホースバンドを幅9mmから幅12mmに変更し、
接地面の面積を増やし力を分散させるようにしております。

ポルシェ整備 多くの車種 走行中のドアミラー振動原因 
2016.02.16

ドアミラーの固定ボルトをご紹介いたします。
ドアミラーはこの固定ボルト1本で固定されているため、ゆるみが発生しますと走行中ミラーが振動を起こし、
後方確認に支障をきたす場合がございます。

ポルシェ 整備

ムラタチューンへ入庫されたポルシェは必ずドアミラーがガタガタしないか必ず確認を行っております。

ポルシェ 整備


また、固定ボルトのサビを防止するために本来は黒い樹脂のキャップがついているのですが、キャップが無くなっているポルシェを非常に多く見かけます。

ポルシェ 整備


お乗りのポルシェをチェックして頂いて、キャップが付いているか確認されてみてはいかがでしょうか。

ポルシェ整備 993・足回り 純正スポーツタイプへのチューニング 
2016.02.14

ポルシェ 993の足回りのショックアブソーバーの交換をご紹介します。

このショックアブソーバーは、「オプションコード M-030」と呼ばれるスペシャルシャーシに
搭載されるもので、ポルシェ純正スポーツタイプとなります。

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写真はノーマルと並べたところです。性能・目的別に色で区別されていて、
一目でどのショックアブソーバーなのか区別がつくようになっております。

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またショックアブソーバーに取り付けられるコイルスプリングは車高落とすために上部が細く、
下部が太くなっています。

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これはコイルスプリングの遊びを減らすために長さを保ちつつも、車高を落とすためのポルシェ社の工夫です。