新着情報

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 568
2012.03.20

5年前から女神湖で開催されたアウディの氷上トレーニングに参加して以来の友人で、その頃、既に女神湖の氷上でポルシェGT2が走っているとホームページに紹介された日本の氷上走行の草分けの地元のポルシェ乗りです。
現在も多忙な仕事の合間を利用して、良く女神湖に単独で出掛け楽しんでいるそうです。
今日は小学生の息子さんと二人で参加頂きましたが、生憎の事情でご迷惑をお掛けしました
先年、ニュルブルクリンクノルドシュライフェで偶然お会いし食事を共にしました。別れ際に互いの健闘を誓いました。

ブロッケンが出そうな雰囲気の霧です(実際は霧に中で太陽を背にした時できる現象)。
朝日が濃い霧に反射し幻想的な八千穂レイクの湖上です。 
まだバギーの試乗が続行しています。 

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




3時間近くポルシェなしの遊びに興じれば次のリクエストは時間からみて昼食です。
全てのあと片付けを終え全員で八千穂レイクを後にし、3日間ケータリングと昼食をお世話になったレストランハーモナイズに集合しました。
今日もウォルフガング・カウフマンさんの昼食はいつも通り大盛のサラダとひと腕のご飯のみで食後に紅茶を一杯ですませます。

間食はせず口が綺麗ですから、どこにそんなエネルギーが潜んでいるのかと思わせる不思議さを秘めています。
集まっている誰よりもタフで笑うといつも笑顔がはじけています。
この明るさと茶目っ気ぶりが何にも勝り、誰にでも好かれる人柄はポルシェを自在に操るテクニックと共にトレードマークとなっています。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




ニコ・カストラップさんとすっかりうち解け、ついでにハーモナイズのオーナーともスクラムを組んで記念撮影です。

何十人もの昼食を何十食も、いつも暖かい状態で用意して頂いた上に食材も吟味する気遣いは、食べる者の心に伝わるランチでした。
心から感謝して頂きました。
国道141号線、清里を通る須玉、佐久を結ぶ八千穂町清水町の交差点から山手に700m国道299号線(コスモス街道)に入った左手にレストラン ハーモナイズがあります。
美味しさは食べ比べたなら、どなたも納得いくリーズナブルなレストランです。
機会があったなら立ち寄られることをお薦めいたします。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 567
2012.03.19

明るく元気な女子高校生達です。
箸が落ちても笑う屈託ない楽しい青春時代なのかもしれません。
毎晩パーティーを担当し、いつもにこやかで明るい応対をする彼女に興味があったなら八千穂レイクに来るよう話しかけたところ、ボーイフレンドに車を運転させ友達の女学生と3人で突然訪ねてくれました。
素直さと底抜けの明るさで連れの友達に向かってVサインを送っています。
好奇心に満ちた満面の笑顔をご覧下さい。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



氷上コースのさわりを一巡した後、今度はニコ・カストラップさんの後部席に乗りました。
ハンドルを握るニコさんは伊達男ぶりを発揮し格好良く、ここぞとばかり前傾姿勢でぐんぐん加速していきます。
最終日の楽しいハプニングは、はち切れんばかりの笑顔と笑い声が霧に包まれた八千穂レイクの氷上に響き渡りました。

晴れては立ち込める霧の中、女子高校生を乗せたニコさんからバトンタッチしたバギーが忽然と現れました。
20m位先はご覧のように濃い霧が支配しています。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




通常ではバギーに乗る機会など皆無ですから、なかなかの人気で次々と乗り手が現れ、なかなかの盛況ぶりです。
大きめなシートに腰を下ろし、ひとたびアクセルを吹かしたなら胃の腑ごと揺さぶられ、とてもサドルに腰など落ち着けていられる乗り物ではありません。
自然と中腰になってきますから、その状態でバランスを取りカーブを曲がる体勢を取るようになります。全身を使っての運転ですから足腰が強靱でないと長時間乗り続けることは困難な乗り物です。

雪原を思わせる八千穂レイクで雪仏の和やかな表情を写しました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 566
2012.03.18

強者どもの夢の跡 というのでしょうか。
特に昨日後半から今朝にかけて亜高山地帯とは思えぬ暖かさと雪に見舞われ写真で見る限り異常は見受けられませんが、八千穂レイクの北と東の堰堤周辺と西の山裾及び南の取水口付近、四方全てが冠水し、極端な表現をするなら厚い氷が湖水に浮いている状態です。
積雪量は過去の氷上イベントで最高を記録し、氷上に積もった雪の重量だけでどの位に達するのでしょう。
ウォルフガング・カウフマンさんが4日がかりで造り上げた氷上コースが遺構のように残りました。

参加者は二手に分かれ幟を片付けるグループともう一方のグループは南の丘の上にある管理棟を清掃するため氷上を徒歩で移動して行きます。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




東の堰堤の上から眺めた氷上コーススタート地点の幟の撤去作業です。
賑々しく、はためいていたコース上の何本もの幟は、ほとんどなくなり残るのはコース入口付近のみで氷上にはパイロンが残っているだけです。

昨日までポルシェでドリフトを繰り返しながら走りに走ったコースを徒歩で管理棟から戻るポルシェ乗りとシェパードです。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




八千穂レイク入口付近、県道沿いの30本近い幟も全て撤去され、幟を掲げていたポールは収縮した上で収納し、幟は折り目正しくたたみ片付けを終えた皆さんが氷上のスタート地点に戻って来ました。

カウフマンさんとカメラに収まっている、にこやかな笑顔の女性にポルシェクラブ六本木のホームページ、氷上トレーニングに参加する意義と重要性について数回に亘り “氷上トレーニングのススメ" と題し寄稿して頂くことになりました。
今年で2回、ポルシェウィンタートレーニングに参加し素晴らしい運転技量をもつ、しとやかなポルシェ乗りです。
5年前にフィンランドのウィンター トレーニングに初参加してから、現在に至るまでの経緯と運転技術向上の過程、参加後の感想を書いて頂きます。
勇躍、参加しその後壁にぶつかり思い悩んだ時期、思うこと(理論)と行うこと(実技)との隔たりに自問自答し開眼するまでの記録です。
氷上トレーニングはなぜ4日間行われるのか。
ポルシェクラブ六本木の氷上トレーニングが、なぜ面白いかについて書いて頂きますが、進歩の記録をお読み頂くと、その理由をご理解頂けます。

春の装いでバギーに乗る女性は3日間、毎晩パーティー会場でお世話なった高校生です。友達3名と連れだって見学を兼ね参加してくれたのですがカウフマンさんの運転するポルシェに同乗することはかないませんでした。
代わりにバギーを楽しんでいます。はち切れんばかりの笑いと若さは周囲を和ませてくれました。
管理棟から引き上げてきた段ボール箱を手に重さを忘れ過ぎし昔に思いをはせるポルシェ乗りです。
その服装で寒くないか心配したところ、いつもはもっと寒いので今日は寒くないそうです。 
この笑顔と元気は今日最高のプレゼントです。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 565
2012.03.17

解団式の後は思い思いの遊びに興じ、先頭を切っていつも明るいウォルフガング・カウフマンさんがこんな遊びを始めました。
人の頭よりも大きい雪ダルマをつくりボーリングボールの指を入れるような指穴をうがっています。
ウィンタートレーニングに参加された皆さんこの雪ダルマが何を意味するかお解り頂けますか。
昨日前半の午前中まで降り積もった雪は完全なパウダースノーで固めることは全くできませんでした。
今朝は昨日後半から夜半に掛けての暖かな気候の影響で容易にこんな大きさの雪ダルマができてしまうほど雪が湿気を帯びています。
菜食主義なのに何故か素晴らしい肉体美のカウフマンさんが全力投球をしたところです。
足を使ったスポーツ サッカーが得意なドイツですが、手で投げる野球はドイツ国内で見かけません。綺麗な投球フォームで雪ダルマが投げられました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




仕事の都合で今日1日だけ参加するために原産国ドイツのシェパードを同乗し昨夜駆け付けてくれました。車が1台もいない雪原に躍り出たシェパードは都会生まれの都会育ちで雪上走行は初めてです。スリップすることなく上手に走り回っていますが、こちらのインストラクターも引き受けて活躍するカウフマンさんです。シェパードも心得ているのか上手にコントロールし双方の意気はぴったり合っています。
見事なまでの投合ぶりに感心します。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




周囲の見学者はポルシェのみならず警察犬のトレーニング?までするカウフマンさんに関心しています。この意気の合った投合ぶりはポルシェに乗ったポルシェ乗りをコントロールするより遙かに上手です。

一方では既に後片付けに率先して励む地元から参加したポルシェ乗りと他の皆さんです。
今年で4回目の氷上トレーニングが終わり、声を掛け協力を要請しなくとも自然発生的に協力頂くことで参加費を抑え、質の高いトレーニングをポルシェ乗りの皆さんに提供するポルシェクラブ六本木の手作りのイベントです。

先程まで辺り一面被われていたガスが晴れ、山裾の唐松林の樹氷は自然の織りなす見事な造形美を見せています。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 564
2012.03.16

積もった雪の中に衝立のように立つベニヤ板と右側のパイロンを結んだ辺りの上が、土手を利用したコースへの導入路でウォルフガング・カウフマンさんが立っているところは氷上です。
轍に沿って陥没した箇所は冠水し表面にガラスの様に薄い氷が張っています。

問題は一点で、もしそうなった場合の対策がたたなければ中止やむなしの決断を迫られていましたが、それはコースへの出入口は唯一ここだけで、ここの氷が更に大きく陥没し冠水したならコース上のポルシェの退避は不可能となる危険性があり、その対策がたたない状況での今日の開催は無理と判断し、今年で4回目を迎えた4日目のウィンタートレーニングは中止と決定しました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




中止決定の断が下されたなら、皆さん思い思いの遊びに興じ持って行き場のない気持ちを発散しています。
自然相手では如何とも、し難く“神のみぞ知る”天候は1年前から知る術はありません。
素手でハンドルを握っていても寒さに耐えられない程でなく、ご覧の様に防寒具なしの服装でもいられます。
この温かな気温を肌で感じているからこそ、中止のやむなきに至った事情をスポーツマンのポルシェ乗りの皆さんは理解頂けたのではと今にして思います。
回を重ねると、このような状態を経験することにもなり、来年の対策を今からたてられる良い機会とプラス思考に考えています。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



霧のコースを一巡しスタート地点に戻ってきた Dr.原中とボクスターで初参加した若きポルシェ乗り2人です。防寒具なしで肌着に上着を着用しただけです。この服装だとやはり少し寒いのかと感じられるスナップです。

再び全員が集まったところで 「第4回ポルシェウィンタートレーニングat 八千穂 2012」 の解団式を兼ねて集合写真を写しました。
掲げたポルシェクラブ六本木の幟も心なし寂しげです。


ウィンタートレーニングウィンタートレーニング



次回に続く