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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1024
2015.07.16

ベテランポルシェ乗りの皆さんは、今日初めてサーキットデビューした皆さんがショートコースの“カルガモつるべ走行"が終わりまで、空いているP2のスラロームにも行かずピットで見守ってくれました。

今回はドイツからウォルフガング・カウフマンさんが来日し、氷上トレーニングの夏バージョンと位置付けてのスポルトファーシューレですから、ブレーキ、アクセルの使い分けによる荷重移動を体験から覚えてもらうためのカリキュラムです。
申し出ると津々見校長先生とカウフマンさんお二人がマンツーマンで同乗走行をしてくれましたから、参加された皆さんはどなたも納得行くカリキュラムであったと思います。

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ショートコースにおける初参加車の占有走行は開始から30分で終了しました。やさしく見守りながらもショートコースがオープンになると、遅しとばかりにピットロードからコースインする各車種のポルシェですが、男ばかりではありません。
73カレラは誕生して42年、堂々の貫禄は辺りを圧倒し、排気音を残しスタートしました。

今回は993ターボが2台参加しています。
1997年の生産で既に18年経っていますが、ご覧の通り元気に走行を楽しんでいます。

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997GT3に乗り、スポルトファーシューレは毎回欠かさず必ず参加していますから、コントロールは思うままの領域に達しています。
まだ氷上トレーニングは未経験ですからその分、今回のショートコースとP2で埋め合わせをするかのように、終日走りずめのようでした。

愛車は997カブリオレターボ、小柄でもスポーツ万能、冬は八千穂レイクの氷上トレーニングとスキー、夏は小笠原でスキューダイビングとスポーツ万能の女性ポルシェ乗りで東京にいるときは合気道と剣道、そしてスポルトファーシューレには欠かさず参加してくれます。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1023
2015.07.15

先導車の直ぐ後の車以外、走行ラインとブレーキ、アクセルポイントがバラバラでカルガモ走行になっていないことを判断しピットインしてきました。

最終コーナーを立ち上がったらウォルフガング・カウフマンさんが先導する987ボクスターの後方を走っていた車は減速しイン側に待避し、2台目が先導者に追尾する“つるべ式カルガモ走行”に変更の指示が出され全車に伝えられました。

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スポルトファーシューレ1 の時100Rで蟹玉?状況になった964のドライバーは今回でサーキット走行は2回目です。
、“つるべ走行”についてカウフマンさんに再確認をしています。

全車、再び仕切り直しの再スタートです。
先導車の次の位置に付け、走行ラインと制動、加速ポイントの学習に意欲を示す前記964のドライバーです。

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4月11日(土)に開催されたスポルトファーシューレ1には参加していません。
今日が初参加です。
4月後半に入会し、今日がサーキットデビューでリアウィンドーには初心者の目印の黄色いストライブが貼付されています。
どうしたことか前夜2時頃まで寝着つけず、5時に起床し参加しましたが、昼食後耐えきれずついにダウン。1時間車内で睡眠を取り蘇生したそうです。
その後、津々見校長先生にマンツーマンで教えて頂き、凄く勉強になったと喜んで頂きました。
来週末25日(土)の隅田川花火大会にも、ぜひ出席したいとポルシェクラブ六本木への期待を述べてくれました。

初めて参加し、その映像を津々見校長先生と一緒に見ながら説明を受けるホットな師弟関係です。開校時のブリーフィングの後は一日占有して開催されるスポルトファーシューレならではの余裕のあるスナップショットです。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1022
2015.07.14

ポルシェクラブ六本木が主催するスポルトファーシューレ2で初めてサーキットデビューをする5台とその後方に2回目の参加者が続き試走が始まります。
ウォルフガング・カウフマンさんが先導する987ボクスターに続き、カルガモ走行で5周した後、ピットに戻るこになりました。

全車の準備が整い後続するポルシェの前に設置されたパイロンが取り除かれれば、等間隔で1台ずつスタートです。

ポルシェが並ぶピットロードの右がショートコースストレート、更に右は最終コーナーに向かう緩い左カーブです。
最上段は前回のブログに掲載した30度バンクがベルトのように真一文字に走り、半世紀を経た遺構の存在感を示しています。
山裾を巧みに利用して造られたショートコースは走行ラインの違いによって、ブレーキング、ハンドルリング、アクセルワークの使い分けが微妙に変化し、運転の基本である荷重移動を利用してのドライビングテクニックを習得するにはコースが短いだけにコーナーはきつく更に高低差もあり最適です。
つまり短時間で何回も反復練習をすることができるので、体感からの経験で荷重移動を覚えるには最適なコースです。

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走行開始のサインが出て、1台また1台とスタートをして行きます。
3日前に納車され初めてサーキット走行に挑戦する白の991です。

黒い997のドライバーは3日前にポルシェクラブ六本木に入会し、すっかりうち解けて一日楽しんで頂いきました。

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カウフマさんがハンドルを握る先導車987ボクスターのボンネットにはクレイマーポルシェ創設50周年を記念する大きなステッカーが貼られています。
最初の周回は後続車のレベルを見ながら最終コーナーを立ち上がってきましたから、スタート時と同様の等間隔です。
下りの直線を加速しながらアウトのゼブラに沿って奥まで突っ込み左カーブからS字へと続く、直線の加速とブレーキングポイントの違いから次ぎのカーブに入る時には既に後方車両の間隔に大きな開きが生じました。
初めて経験するサーキットの1周目で後続の3台目位になると先導車の加速の程度やブレーキポイントは分かり難くなり車間が開いてしまうのは致し方ありません。

直ぐに後方車の状況を把握したカウフマンさんは3周して、ピットに戻ってきました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1021
2015.07.13

緑したたる季節、五月晴れの天候、最良のコンディションで迎えた5月最終土曜日のスポルトファーシューレ2 です。ブリーフィングも終わり、スタートを待つ間の一瞬安らぎの時です。
カメラを向けると皆さんは自然と笑顔で応えてくれます。

この後の大役?を控え、サングラス越しに思わずニンマリと笑みがこぼれるポルシェ乗りです。
愛車は水色の73カレラで、めっぽう速いです。

今日このトレーニングのため、この車を間に合わせたポルシェ仲間のシートに座り、ご機嫌の964カップのオーナーです。
930カレラ、986、964RS、993GT2と乗り継ぎ、一時寄り道をして今は964CUPの他・・・

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ゼッケンを貼っているところにレンズを向けると、笑顔で応えてくれました。
ドリフトコース、八千穂レイクの氷上トレーニング、P2で開催のパイロンスラローム等々、いつも参加し昨年の氷上トレーニングはポスターのモデルになっていただきました。

4月にレーシングコースで行われたスポルトファーシューレ1に初めて参加され、今日も愛車997で参加頂きました。
ポルシェクラブ六本木の雰囲気がすっかり気に入って、入会を申し入れて頂けました。
男は黙って・・・  ポルシェ乗りは、スカット爽やかに、こうでなくちゃ・・・
この笑顔が素晴らしいではありまさんか。

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今日開催されるスポルトファーシューレ2 をホームページで見て参加するために2日前、入会されました。
ポルシェを購入したが、基本を識ったうえで乗りたいと思いホームページで探し当てたのが “ポルシェクラブ六本木” だそうです。
何も分からないから基礎を教えてくれる、こんなところを探していたと言って頂き、正に主催者冥利に尽きます。

先月開催されたスポルトファーシューレ1でサーキットデビューを果たし、今回で2回目のサーキット走行です。
初めてポルシェクラブ六本木のスポルトファーシューレに参加されたのは、今年1月に開催された氷上トレーニングです。
ですから、初歩にして究極のトレーニングで既に半年前にデビューしています。
氷上トレーニングで基礎があったからこそ、先月のサーキットデビュー時、100Rでインに巻き込みスピンをしましたが、愛車の964は沢蟹が卵を抱えたような状態になっただけで済みました。

何事も基本が大切であることを思い知らされました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 1020
2015.07.12

スポルトファーシューレ2 開催前日の羽田空港から離日まで4日間に亘り、通訳を務めて頂きました濱田さんとウォルフガング・カウフマンさんの息のあったブリーフィングでの挨拶ぶりです。
インストラクターとして、サービス心に富んだカウフマンさんが、くりくり目玉を更に丸くして話す仕草に合わせるように、二人はごく自然と同調しています。
一方が口を吊り上げ逆 “へ" の字にすると、もう一方も正反対に吊り上げ、ピタリと合ったこの呼吸が参加した皆さんを大いにリラックスさせ、初めてサーキット走行を体験するポルシェ愛好家は心の安らぎを感じたことでしょう。

お二人の心遣いと私情を交えぬ的確な通訳が、開催されるスポルトファーシューレ2 の成功を約束をしてくれました。 

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いつも初心者を担当される津々見校長先生から、開校の挨拶を頂きました。
今回開催されるスポルトファーシューレ2の初参加者のインストラクターは、カウフマンさんが担当します。
P2で行われるカリキュラムはブレーキとアクセルを使った前後、左右の荷重移動でポルシェがどのような挙動を示し、ドライバーの想像を超えた動きをした時、どのように対処するかを初めて参加したポルシェ愛好家5名のみを対象に行われました。

津々見校長先生には、今回はショートコースでベテランポルシェ乗りの皆さんのインストラクターを久しぶりに担当して頂くことになりました。
梅雨入り前の澄み切った青空と新緑のコントラストが限りなく美しいショートコースのピットロードから眺めた富士スピードウェイ、半世紀前の遺構が真一文字、墨で書かれたように写っています。

通過する車両に働く遠心力の影響を低減するため、コース面の曲線外周側を高くして、車両を内側に傾けるることで減速せず速度が保てる様にするため造られたカントでバンクとも呼ばれ30度の勾配がついた壁です。
高度成長期、国が自動車産業育成のため1966年にオープンしましが、レース中、相次ぐ自動車事故が発生し、1974年富士GCレース第2戦で風戸裕選手と鈴木誠一選手の死亡事故以後、使用が中止され現在は遺構のみを残しています。

このレースに参戦していた津々見友彦選手(校長)の目の前でこの事故が発生し、危機一髪で難を逃れたそうです。

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ブリーフィングが終了し、ショートコースの走行が開始される前の15分間でゼッケンを貼る、その時代に生まれたポルシェ乗りの皆さんです。
そんな歴史とその生き証人である津々見校長先生の指導を受けられる素晴らしさを共有するのが “ポルシェクラブ六本木” です。

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