新着情報

小粋なナンバー
2020.03.24

先日整備を完了した964のナンバーが粋でしたのでご紹介します。

陸運局に追加の料金を支払うと、希望する番号でナンバーを取得することができます。
愛車に因んだナンバーにすると、駐車で申告するとき写真を撮影する際に写真映えするほか、愛着が湧きます。
新たに車を購入する際は、希望ナンバーを取得してみてはいかがでしょうか?
 

 

930納車!
2020.03.24

930の整備が入庫から8ヶ月を経て終了しました。

エンジンのオーバーホール後には、必ず200kmの試走を行ないます。
 
今回はオーナーと共に銚子まで試走しましたが、エンジン、ミッション、ギア、足廻りまでの重整備でした。
前日、タイヤも交換していましたから、まさにシルクのような走りが披露できたことでオーナーに大変満足して頂きました。
 
お客様に「素晴らしい」と一言、感想を頂けるのが、整備をした者として無上の喜びです。
今後も、この笑顔を「燃料」に頑張って参ります。
 

 

997ターボ カーボンディスクローター
2020.03.18

今回はPCCB(ポルシェ セラミック コンポジット ブレーキ)を装着した997ターボが入庫したので紹介します。

その名前の通り、主な素材はカーボンが主体で軽量化が図られたブレーキシステムです。

ブレーキはバネ下につけられている部品ですので、軽量化すると運動性能の向上に大きく寄与します。

また、PCCBはただ軽いだけではありません。

カーボンは鋼と比較して比熱が大きいため、熱容量の大きいブレーキを作ることが可能です。

ブレーキシステムは、車の運動エネルギーを熱エネルギーに変換することで車体を減速させる装置ですので、

熱容量が大きくなることで、高速度域でのハードなブレーキングでも安定した制動力を確保することができます。

 

997 ストラットのリフレッシュ
2020.03.18

先日ご紹介したダウンサスが装着された997のストラットをリフレッシュしました。

以前行った点検で、ショックのガタやオイル漏れがないことから、

スプリングやバンプラバー、ベアリングの交換で十分と判断し、作業を行いました。

ショックを点検すると、ダウンサスの装着によりバンプラバーが損傷していることがわかりました。

バンプラバーはショックがフルストロークした際に、ショックを保護するための部品で、頻繁に底付きしていたことがうかがえます。

また分解に際して、アッパーマウント直下に取り付けられているベアリングも交換しました。

 

ダウンサスの弊害
2020.03.18

先日入庫した997にはダウンサスが組み込まれていました。

ダウンサスとは純正のスプリングより全長が短いスプリングで、手軽に車高を下げることが出来る部品です。

ドレスアップのつもりで装着する方がいますが、弊社は以下の理由でダウンサスの装着を疑問視します。

 

ダウンサスは純正と比較してショックの伸縮する部分が低い位置になります。

純正と異なるストローク位置でショックを装着するため、ポルシェ本来の減衰特性を楽しむことができなくなります。

また、車高が下がることでストラットの特性上キャンバーが余分についてしまうので、当然適正なアライメントが取れなくなります。

更に、車高が下がることでバンプラバーや、ロッドを覆うブーツなどの部品が早く消耗します。

 

トータルバランスの基にセッティングがなされているので、オリジナルのままでドライビングを楽しむことをお奨めします。

 

スポーツ志向をご希望の方には別途ご相談下さい。