新着情報

ポルシェ整備 993から取り付けられているエアコンフィルター 
2014.05.12

 ポルシェ 993のエアコンフィルターをご紹介いたします。

エアコンフィルターはパーティクルフィルター/ポーレンフィルターとも呼ばれ、ポルシェ 993から取り付けられました。

ポルシェ 整備

エアコンフィルターは、フロントフード内、フロントウインドウ前の左右のスペースに収められております。

 ポルシェ 整備 ポルシェ 整備

冷たい空気は青い矢印の方向から、暖かい空気は赤い矢印の方からフィルターを通って車内に送られます。

ポルシェ 整備

ポルシェ整備 964エンジン エンジンをバランス良くスムーズに回すための加工
2014.05.11

 ポルシェ 964エンジンの個々のピストンの重量合わせをご紹介いたします。


ピストンの重量は、エンジンをバランスよくスムーズに回すためには、
すべてのピストンが同じ重量であることが望まれます。

そのため、予め定められたピストンの重さを基準にして、その他のピストンを削ります。
写真は、ピストンの裏面を削っているところです。

ポルシェ 整備


ただピストンのどこを削ってもよいというわけではありません。

ピストンの燃焼室側を削るとエンジンの圧縮比が変わってしまうため、
ピストンの裏側など、機能や性能に影響のない部分を削っていきます。

ポルシェ 整備

ポルシェ整備 964エンジン オーバーホールからエンジンチューンへ 
2014.05.10

本日は、ポルシェ964のエンジンのチューニングをご紹介いたします。


写真はオイル落としとバリ取りを行った状態のエンジンブロックです。
エンジンオーバーホールと言われる作業は、通常このオイル落としとバリ取りまで行うことをです。

ポルシェ 整備 ポルシェ 整備


しかしながら今回のポルシェ964のエンジンはブロックを加工してエンジンオイルの流れを改善し、
駄肉を落とす等、エンジン内部の更なる機能効率向上を図る為の加工を施しています。

ポルシェ 整備 ポルシェ 整備


エンジン内部の加工は、長年に渡ってポルシェエンジンを加工し培われた経験が不可欠になります。
ムラタチューンこだわりのチューニング方法のひとつです。

ポルシェ整備 993 エンジンの遮熱版の錆止加工 
2014.05.09

ポルシェ 993のエンジンのキャタライザーをカバーする遮熱版です。

表面に付いた錆を落としていきます。シルバーのキャタライザー遮熱版表面の薄ら黒ずんでいる部分が腐食箇所となります。

ポルシェ 整備


チェーンハウジングと同様に遮熱版の表面を磨いて錆を落とし、錆止めを塗ってから塗装を行います。修理と同時に、錆の侵攻を防いで今後もキレイに乗っていただけるよう丁寧に作業を行います。

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ポルシェ整備 993 ターボ 深刻なトラブルに繋がる恐れのあるドライブシャフトの破損
2014.05.08


本日は、ポルシェ 993 ターボのドライブシャフト破損の修理をご紹介いたします。


ドライブシャフトは、エンジン・トランスミッションからの動力をタイヤに伝える重要なパーツです。
走行中は常に大きな力を受けているため、消耗品のひとつとなります。

ポルシェ 整備

メンテナンスせず、使用し続けると最悪の場合、シャフトが折れ重大なトラブルにつながります。

ポルシェ 整備 ポルシェ 整備

ドライブシャフトは、デフ側(写真左・トランスミッション側)は分解・交換することができますが、ハブ側(写真右・ホイール側)は分解することができないため、ドライブシャフトごとアッセンブリー交換となります。